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これは登山初級者の筆者がベテラン山男に山へ連れて行ってもらう旅日記です。データーに不正確な部分があったり表現に大げさな部分がありますので、山行計画の参考にはしないでください。あくまでの、旅日記としてお楽しみください。なお山は自己責任ですので、そのあたりをご理解ください。
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Day3、、早出の山屋の出発の喧騒で目覚めたのが朝4時過ぎ
大学生くん、残念ながら納得いく写真は撮れなかったようです。カメラの買い替えを検討するそうです
4:30 朝ごはんです
雲はあるものの、赤石岳はよく見えています
このあと、僕らの朝のお勤め待ちやら、飲料水の補給待ちやらで若干時間をとられました
5:25 さあ出発
歩数は山小屋内で若干動いて16889歩から
『夏山の危険 落雷、熱中症、脱水症、低体温症、日焼け、どうぞご注意を』だそうです。
天気が曇りなので、暑くない
そうそう、朝にはコーヒーを飲まないとダメな僕ですが、コーヒー味のカフェインmアミノ酸入りのドーピング。
今日は天気が期待できないかな、、、
山男Fジイの懸念は午後の天候。午後からは天気が悪くなりやすいです
3000mの稜線で悪天候に巻き込まれるとヤバいですので
でもまずは赤石岳の登頂です。しばらくは樹林帯の道
この道が富士見平まで続きます
朝は体が重くてきついです
開けた場所に出ました。富士見平です。標高はだいたい2700m
読んで名の如し
こちらは中岳、悪沢岳。雲が多いね
そしてFジイが見つめるのは
赤石岳。ちなみに山頂は左側。右は小赤石岳で、赤石岳の一部です。この暗部の部分へ道は続いています
道はいったん樹林帯へ下ります
そして桟道を多く超えて横へ横へトラバース
岩を超えへ
また桟道
なんか頼りない、、、
赤石岳が見えてます
遠くに見えるは赤石岳山頂
かなり朝っぱらから大変な道
まあ南アルプス南部ですので、、、これでも安全な登山道
赤い石と僕
眺めが良いんですよ、このあたりからは
どこをどお降りろと言うのか???
岩場にへばりつくような道が、だんだんと谷間へ近づきます
そして出たのが沢筋
このあたりからは九十九折れでグングン登りますよ
富士と、いま巻いてきた山
たぶんトリカブトです
沢筋なのでお花畑。みんな高山植物
なんでしょう
う~ん、わからん
これはトリカブト
これもトリカブト
きれい、知識なくてすみません
標高差約300mをいっきに登ります
見えてるだけに辛いのだ。そして、、暑い!
樹林帯では東斜面なので暑い。しかも風が西から吹いているようで、ここは無風
ウスユキソウの仲間?
山男Fじいはモクモクと登ります
写真部は忙しい
登っても登っても終わんないし、、
花は無数にあり、写真には写ってませんが群れる虫もすごいです。
振り返れば赤石小屋
そして絶景、、、でも暑い
のぼるFジイ
登ってきたな~~
一歩一歩登ればいつかは着く。まさに人生の如し
だんだん足元が岩だらけに
標高は3000mに達しました。小屋を出てから3時間半です
イワヒバリかな
そして長い登りの末に、Fジイが道標が見えたと叫びました
稜線だ
ついに主稜線に登ってきました
南アルプスこと、赤石山脈の主稜線。そしてあれに見えるは赤石岳。これから登りますよ
中央アルプス、そして遥か彼方には北アルプスも見えます
東には富士の雄姿も
稜線上は飯田側からの風で寒いぐらいです。
雨具をウインドブレーカー代わりに来ました。
ここへ戻って来るので、ザックを置いていきます
ザックを降ろして脚も軽く登ります
ひだりの彼方に山頂が見えてきました
赤石岳の山頂だ!
とうちゃく~~。裏に見えるのは赤石岳避難小屋です
9時50分、日本で7番目に高い山、赤石岳に無事登頂。小屋から4時間20分、標準よりちょいと遅いですね
富士山もよく見えてよかった
今朝は曇り気味だったけど、よく晴れました
右手前に見えるのが今朝出発した赤石小屋です
さて、これからこの方向へ向かいます
Fジイのオレンジはマントではありません、雨具です
かなり究極のオープンエアー席発見
ザックを置いてきた、赤石岳と小赤石岳の鞍部へ降ります
あっというまに降りてきました。しばし休憩
振り返ればさきほどいた赤石岳の雄姿
そして今日はこの荒川小屋、あるいは元気なら中岳避難小屋へ向かいます
前方にそびえる小赤石岳を乗り越えてゆきます
空を飛べる鳥がうらやましい
小赤石岳はあくまで赤石岳の一部ですが、それでも3081mもあります
飯田側には道はありません。そしてここはもう長野県。この稜線は県境です。
小赤石岳の山頂にて
前方に立ちふさがる荒川中岳。あの頂上までいけるかな、、、とこの時は少しだけ思ってました。そうすると旅程が1日減らせます
でもスローなわれわれには、この先が長かった
いっけん稜線がなだらかに続いているように見てますが、それはこの先まで。そこから一度2600mほどの樹林帯まで下るんです
イワヒバリさん、よくみかけます
振り返った小赤石岳。赤石岳は陰で見えていません
3000mの稜線をゆきますが、、、
それはここまで
ここから左手の方へと一度おります
そして前方の荒川中岳の懐に、荒川小屋が見えています
この時で正午、6時間半もかかっています
中岳小屋は遠いな~~
まあ荒川小屋泊だな~~と、すでにここで確定してましたね
さて道は大聖寺平へ一気に下ります
上から見ていると威圧感はありませんが、、
ふりかえるとこういうザレザレの岩石地帯の道です
ところどころ赤い石です。チャートと言う海底で形成された石だそうです
大聖寺平~~
ここで昼飯です
お花が咲いていました。またしても名前がわかりません。
食後はまた下ります。我々の場合、とにかく下りは苦手です。登りも得意じゃないんだけど、、、
道標はここにありました。ここが大聖寺平だね。こやまで30分の表記に勇気づけられる
ここは長野側への道が分岐するところ。けっこうな悪路らしいです。我々は荒川方面へ
悪沢岳の上には雲がかかり始めてきました
まだまだこちらは晴れてますよ
標高を下げてきたせいか、それとも風の具合か、暑い
そして下からの照り返しがつらい
この区間は荒川中岳の斜面を平行移動中で、ほんらいきつくないはずなのですが、、、つらい
なんか雲がふえたな~~、、、荒川小屋まだかな~~~
って思ったら、樹林の間に見えました
急に元気になる二人
荒川小屋についた~~~
もうね、ここから先までなんか行けません。元気な人は先の中岳避難小屋、あるいは千枚小屋まで行っちゃうらしいです
椹島から38864歩。赤石小屋から21975歩でたどり着きました。でも登り下りがあるんで相当きついっす。赤石小屋を出てから8時間45分かかって荒川小屋につきました
この小屋、素敵な小屋ですが水場が小屋内にはありません
3分ほど下った先にあります
きれいで量の多い湧水です
ホースに引水されています
本日の寝床。昨日よりも幅が広いので快適そうです
セルフサービスのインスタントコーヒーでカフェイン補給、100円
本当はドリップコーヒー、あるんですよ
この時間は夕食準備が始まっていてドリップコーヒーは飲めませんでした
実は自炊道具もってきてるんで、自分でコーヒーいれられるんですけどね
リーダーに、「つかれた、面倒」と却下されました
それにしても虫が多い。
ちょっとよこになって時間つぶし
中岳も雲の中のようです
荒川小屋のもう一つの欠点、それはトイレが遠い事。まあ歩きに来てて、ちょっとトイレが遠いって文句言ってちゃいけないね
テント場は小屋の下段、水場のそばにあります
ちょっと水浴び。頭と顔と足を湧水で洗いました。水で洗っただけですが、ずいぶんとすっきりしました。他の部分はビオレ汗ふきシートで我慢
水は沢になって草花の間を流れていきます。なるべく汚さないようにしないとね
水が多いせいか、虫が多い
小屋マップがありました。水場がちょっと遠いでしょ
たべなかったけど、いろいろあるようです
小屋前は登山道の一部です。ここで通過する人に警告がありました。南アルプスは小屋間が長いので、早め早めに泊まれという事です。われわれは5時半に出て14時半に着いたので、、、、欄外ですが中岳避難小屋にすらたどり着けないゾーンですか。わかってるけどね。
17時、ディナータイム。ここの名物カレーです。それもシェフの特性カレーです
なんとお代わり自由。サラサラ系でスパイスの効いたカレーでした。美味
それにしても夕食を食べちゃうとやることがない
雲は増えてきたし、こりゃ星空も朝日も無理かな、、、晴れれば富士山が見えるらしいが、、、、
トイレもガスってきた。これで小屋も霧の中か、、
この場所は、ドコモは使えるらしいですが、ボクのAUはギリギリ。通信はできるんですが、不安定でした。
ま、疲れたしガスってるし、スマホも不安定だから、、、寝るか、、、、
手作り感のある枕でした
夜にトイレに起きました。
ヘッドランプを持って外に出ると、月が見えました
明日も晴れるといいな、、、
星空は無理っぽいね
ふたたび、、おやすみなさい、、、zzzzz
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