2009/10/22

Day1: 出発からNYのジャズクラブへ

これが出てきたと言うことは行くのね、、、とネコが言う。


そう、たった7日だけどね。1年ぶりにニューヨークに行ってきます。


ネコを預けて実家を出るとまだ朝焼けだった


ってなわけで成田へ向かいます。新型です。


中は新品なのもあってきれいです。


荷物置き場に鍵が出来ました。
盗難が多発していたと言うことですね。


鉄橋のすき間からスカイツリーが見えました。
こいつがタケノコのようにグングン伸びるようです。
先週に『上海が高さを上げたので世界一になれなくなった』ので計画を変更して高くすると発表がありました。だめだね、そういうのは最後になって『高くしちゃった』って言わないと、あっというまにあちらに抜かれます。


風景がのどかになると、、、もうすぐ到着


成田空港駅です。駅を下りたところの検査、いつまでやるんだろう。
そんな空港は先進国じゃここだけじゃないか?


1918歩でチェックイン。


新型のエアバスの模型。まだ未体験。


早い時間なので、ターミナルはANAだらけ。
夕方来るとUNITEDだらけになります。


それにしても出国審査場の外のここだ、問題は。香水のサンプルで臭すぎ。もはやどの香水がにおっているのか不明。というか悪臭。


ゲートに到着しました。搭乗までは1時間あるので、、、、


今日はここへ。エコノミーだけど特別にラウンジ券もらったので使えます。


とりあえず無料で朝飯にありつきました。感謝。


これに乗ります。どうも事前に乗る機体を下見したいんだよな。自分なりに目視点検。


本来の位置へ戻ってきました。


搭乗


毎度おなじみB777


このエンジンの渦巻きはなんなんだ?


そして毎度おなじみ足元チェック。UAより狭いのは承知の上です。残念なことにユナイテッドがNY線を休止中なので、提携先のANAを使うしかないですから。


エンターテインメントの充実ぶりには感心します。全部見れます。


そして食事。ユナイテッドには申し訳ないが、ANAの圧勝。


ただし、この毎度おなじみのポテトサラダだけは何とかならないのか!マヨ嫌いな僕は、マヨ汁だらけのこの皿が食えません。えらいマイナスポイント。


食後のアイスはプラスです


自画像@トイレ。鏡だらけ。


順調に飛んでます。


でも順調じゃないのが映画システム。後半はシステムトラブルで映画が見れません。こんなエラー画面。おいおい、多くても見れなきゃだめだろ。機長の前の画面がこうならないことを祈ります。


仕方がないのでiPod。早くもネコシック。おみあげかうからね。


朝飯。問題なし。


つきました。朝の11時ぐらいです。
機内からいきなり写真がターミナルになるのは、この間は撮影が禁止なので。携帯も禁止ですが、みんな使ってました。規則上は「没収」されますが、、、、ご注意を。


昼飯の約束があるので急いでタクシーへ。ところがだ、昼あう友人に会うと既にNYにいない。勘違いしてたらしい。どちらにせよ、昼飯はフリーになる。さらに夕飯を食べる予定の友人からもメールが。月曜に変更。今になって一日フリー


遠くにエンパイアが見えてきました。1年ぶりのNYです。


1年ぶりのマンハッタンの渋滞。べつにもう急いでないからいいよ、ゆっくりでも。


ここでおろされました。なぜかというと、ホテルの前の道で映画の撮影で、車両通行止。仕方ないので歩きます。



今回、僕が予約ミスをしたためにいつものホテルに泊まれなくなりました。シーズンなので既に売り切れで取り直せず、売れ残ってた場所に泊まります。


それにしても2台もクレーン出して、何の映画だ?
野次馬がサミエルエルがどうのこうのいってたな、、、


ダミーがぶら下がってました。


道は撮影機材車でいっぱい。
おまけに早すぎてホテルにチャックインできず。


3時に帰ってこいと言われ、荷物だけ預けました。これは折り済み。


フラットアイロンビルは世界最初の高層ビルだそうです。


かつてこのエリアは写真業界のスタジオや店が多くありました。今はよそへいったみたいです。


この列はバスケの選手かなにかのイベント待ち。僕は関係ないです。


とりあえずプリペイド携帯に金を入れたり、銀行へ行ったり。

そんなこんなでバナナです。何でここにいるかというと、今日の予定がキャンセルになったのでジャケットが必要な場所に行こうかと思っています(持って来てないんです)。ジャズクラブに気に入ってるアーティストが出ているので、それをおひとりさまで聴きに行こうかと。そのアップタウンのジャズクラブが要ジャケットだったのです。しかもだ、予約が取れない。でもバーカウンターの6席だけは当日売り。早い者勝ち。微妙だ~~、見れるかどうかわからないのにジャケット買うの、、、


昼食を食べながら悩むことに。このアンバランスシューズだのだが、NYCは舗装が悪いんで危なくないか?


とりあえず3時に帰ればいいので、どんどんダウンタウンへ。11STからブロードウェーの眺め。

一風堂?ラーメンなのに高すぎです。パス。


母校の横をすり抜けます。改めて見ると非常階段がなんか不思議。一番下は人が乗ると重みで下に下がります。


いつものウクライナレストランへ到着。

ここここ。


そしていつものメニュー。今日はチキンスープ。


メインはミートデラックスコンビネーション。初回はこれに決まってます。


食後の買い物開始。ショーウインドウはハロウィンでいっぱいです。


ちなみに今のはペット用品や。イーストビレッジらしく、ペット用のヘルスフードの店。僕はおもちゃだけ買います。


このイーストビレッジは再開発が盛んで、こんな曲面ビルがいくつも建ってます。下町には場違いだろ。


NYUの前にあった広告。『極度乾燥(しなさい)』ってなんだよ。痛いな。

まずは、ここ。NYUグッズが置いてあります。

今日の目的は帽子。実家で自転車乗る時とか用。結局オーソドックスにスクールカラーのパープルにしました。そう、ここではスクールカラーのパープルが基本です。


逆に白地に紫も基本です。


ワシントンスクエアにて。出発から13088歩。いまだチャックインできず。


アーチの向こうに、WTCがよく見えたものです。このアングルはやや悲しいです。

この公園は五番街(5thアベニュー)の始点でもあります。


歩道に宗教画が書いてありました。通りかかった子供が「歩道にタトゥーがある」といってました。そういう考え方もあるんですね。


NYは見上げると退屈なビルの上に結構工夫があります。住人だけが入れる空中庭園です。


なんだなんだこの線は。走れってのか??


とりあえずジャケット購入。わりと流行っぽいのを買いました。ジャズクラブに行く気満々。入れるかどうかは運次第。


ホテルのそばでハロウィンフェアーをやってます。あとでまた行こう!


撮影快調??


ホテル到着。ハッキリ言ってしょぼい。これが250ドル/日以上します。いつものホテルも同じ値段。逆に言うと、いまだにこの値段以下はまともじゃないと言うこと。


部屋はかなりベーシック。眺望なし、日差しなし、調度なし。
もともともモーテル系のチェーンホテルだからしかたないです。いつものホテルが例外的にまともなだけです。でもそういうホテルはハイシーズンはすぐに満室。それを予約ミスで失ったのは僕のせいです。ホテルに不満はありません。


不満なのはこのジャケット。店では良かったのに、部屋出来たら変だ。洒落てて他の服に合わない。もうすこし普通のジャケットに返品交換に行きます。返品の理由は「気に入らないから」という実にアメリカ的な我儘な理由。もちろんこの国では普通のこと。


夕日のエンパイアビルの間から見えました。きれいだけど、クライスラービルの方が好きです。その2つは、かつて高さ比べで世界一を狙っていました。勝ったのはエンパイア。理由は完成直前に屋上に設したこと。情報戦でした。スカイツリーもそうしなきゃ。


さてホテルで着替えます。撮影は終了したようです。


それにしてもこのエレベーター、、、


PULLですよ、扉が。外ドア手動。


いくよ、ジョン・ピッザレリのライブ。もっとも入れるかどうかはわかりません。


タクシーー、タクシー


急いでいるのにラッシュでタクシーがつかまりません。仕方ないので地下鉄で。


あ、いっちゃった。6:30開店で8席早い者勝ちなのに、、

あと14分しかない、、すでに本日2万歩超え


地下鉄もラッシュだ~~


久々のアッパー・イーストサイド。駅から歩きます。すでに6:30を過ぎてます、、、、ジャケット2万したのに、、、、、


ジャズクラブのあるホテル到着


あっけなく入れました。5人目でした。バーカウンターはチャージが半額。予約は出来ないけど、得です。ここはウディアレンが毎週演奏するので有名な高級ジャズクラブです。


開演は8:30、、、あと2時間バーで何をしろと、、おれ下戸なのに。ディナーを食べるしかなさそうだ。

こんな料理でした。大変に美味。お値段は高いですけどね、、


ちなみに席はまだがらがら。全席予約だから、そりゃ2時間前にはこないよな。僕の方はディナーも終わり、ペリエをチビチビやりながらネット&読書中。


そろそろ人が入り始めました。バーカウンターで手持ち無沙汰な飲めない私。
開演後は撮影しませんでしたので写真はここまで。

さてここでJohn Pizzarelliですが、ジャズギターとボーカルの名手。軽い感じのジャズです。ステージにはピアノ・ドラム・ベースが登場しているので、いつ何処から登場するのかと思ったら、ギター片手に1mぐらい先のバーの横にいました。僕のすぐ前の客と親しげに話をしていました。バーの客達がじっと見てたら「Don't worry. I will move soon.」なんてジョークいってきました。親しげだな~などと思ったら目が合い何となく挨拶。「今朝、君のショーの為に飛んできたんだよ。」なんて言ったら、「どこから来たの?」「東京。先月の東京公演行けなかったから」「あ、コットンクラブのね。ありがとうね」なんて気さくに握手してくれました。となりのバーの2人客とも雑談。隣は誕生日だそうだ。

ライブが始まると、舞台ではジョークを共演者の夫人と言う言う。コメディークラブ?ってぐらい、面白い。もちろん、演奏もすばらしい。生ってのはいいね、やっぱり。彼のHPはこちら。

http://www.johnpizzarelli.com/

最後の方で共演の奥様の「そんなに人は聴きにこないわよ」みたいなジョークに答えて「なにいてるんだ、バーのカップルは誕生日だし、東京からわざわざ聴きに来た人も来てる、、、それぐらいのもんだよ。そしてなによりあそこのカップルは僕の両親だ」なんていう、ジョークの導入にされました。で、実はまじでご両親でした。お父さんのバッキー・ピザレリも有名なジャズ・ギタリスト。80歳以上なのに飛び入りで2曲弾いてました。最後は小さな会場なので全員で合唱しました。すごいね、小さなライブって

退場時に僕の所を通る時に「I used your story. Thank you!」なんて肩をたたいていきました。すごいな、NYのライブは。


中央がジョン。ちなみに今日の出費。

ジャケット代、200ドル。ライブ&ディナー代130ドル。
(バーはチャージ半額)
高いのだけが玉に傷だけど、それだけの価値があります。

お一人様でジャズクラブ、しかもジャケットまで買ってまで飛び込みの大冒険。
冒険してよかった。


クラブをあとにします。帰りは流石に疲れたのでタクシー。


自分のホテルへ帰ってきました。瀟洒なアッパーイーストとは違いますね。


ホテルをミスったり友人2人の当日キャンセルで始まった旅でしたが、ジャズライブのおかげで終わってみれば幸せな一日でした。旅ブログがなかったら散歩してだらだら過ごしたかもしれないけど、日記があるので一人旅に意義が出る。別にプロじゃないけど、「今日はだらだらしてました。終わり」とは書けない。そういうものです。

本日は22355歩。異常に長い一日でした。

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