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これは登山初級者の筆者がベテラン山男に山へ連れて行ってもらう旅日記です。データーに不正確な部分があったり表現に大げさな部分がありますので、山行計画の参考にはしないでください。あくまでの旅日記としてお楽しみください。とくに初心者の方だけでの山行はご注意ください。なお山は自己責任ですので、そのあたりをご理解ください。
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最終日ですが、朝4時起きです。よ~~くみると、そらにはまだ星が。地平線には富士山が。オリオン座と富士山です
4時にはもう遠くへ向かう人は出発していますが、われわれは下山だけなのでのんびりです
すこしずつ夜が明けていきます。肉眼ではまだ暗いですよ
出発準備の登山者が最後の準備中。暗いのでヘッドランプがついてるでしょ
それでも徐々にあかるくなって
やがて東の空に朝焼けが
富士山の横からは登ってくれないようです。小屋の人によると9月と10月にはダイヤモンド富士だそうです
日の出です
ちょうどいい感じで飛行機が雲を作ってくれました
ここで5時、ご飯の時間
日の出の方が気になります。ダウンジャケットきてますが、夜の外は寒いのです
ご飯をあわてて食べて外に出ると、もう完全に昇ってました
日が昇ればそれはそれで絶景
おいら、おいら、朝日
さて、時刻は間もなく6時です。出発の時間。今日は下界におります。コースタイムは5時間とか
今年も来た千枚小屋、富士山の絶景小屋です
6時出発
椹島までおりるのに、タイムリミットがあります。椹島発のバスの採集が14時です。それを超えると今日は脚止めです
まだタイムリミットまで8時間あります
ゆっくり行きましょう。下りは脚に負担がかかりますから
駒鳥池つうか
木馬道(きんまみち)の跡。かつて切り出した材木を馬で運んだ道です
いまは管理以外での伐採はないそうです
このあたりから下りがきつくなります
6/7きました、、、いえ登る人にとっては。下る人には1/7だけ
下る
下る
ガンガン下る
やっと眺望が
赤石小屋です
稜線なのですが、森なので眺望はごくごく稀
部分的に道が心もとないのが、南アルプス
一応見晴らし台もありますが、この上には実は林道が走っていて、興ざめです
2/7きました。ゴールの標高は1100mなので、あと1000m下りorz
あと3時間
繭段と言う場所です
やすまず下ります
ここから清水平までは急な下り
でも歩きやすい道です
暑いので、けっこう水を消費しました
8時半、ほぼ中間の清水平到着。ここは唯一の水場です。
清水平の下はなが~~い斜面の下り
歩きやすいようで、そうでもない所もあったり
とにかくえ景色が変わらない
去年登った時は一番つらく感じた区間でした
9時半、やっと林道をまたぎ林間の歩きやすい道へ
下りで1時間です。やや遅めのペース
ここからの区間は歩きやすい、風も抜ける、素敵な区間
ベンチもあります
昼食のおにぎりをむさぼります
なんかおどとどろどしい倒木。夜見たら化け物に見えるね~~
「ど~こ~か~ら~~きた~~~、、、南アルプスの夜はこわいぞ~~~」
あまり画像加工は好きじゃないんだけど、、、きっと夜の森はこんなだ。明るいうちに小屋やテント場に着きましょうね。3時着ってのが理想だそうです。
10時すぎ、4時間歩いてきました。やっと小石下です。あと1時間半で下界とな
あと2/7
小石下より急な下りになります。登りはつらかったのを覚えていますが、くだりもつらいっす、、、、
いっそころがったほうがいいかも、、、
最後は階段で林道へ降ります
林道ちょっとあるけと
ちょっと林道です
ここから再び谷底への登山道。急です
転がったら怪我じゃすまないよ
南アルプスは下が急なので、登山道もこうなります
軟弱者返しとなずけたい
下りの場合は膝に来るっす
かつての谷の登山道が崖崩れのためつけ代っています
よって一度登り返して尾根線を歩きます
去年も登ったな、、、
意外にきつい
短いのが救い
岩の上から見ると、悪沢岳が良く見えました
気のせいか、去年より荒れてるな
あ、鉄塔
この鉄塔で、のぼりかえしは終わり
長く休憩したいのですが、Fジイが「もう脚が限界なので、止まったら歩けなくなるのですぐ行きましょう」と。たしかに休みすぎると筋肉固まるしね。
鉄塔を超えると歩きにくい下り
標高も下がってきて、、、暑い~~
こういう時はフリスクね。ユーカリミントじゃないのが残念
このプラスチックの階段からさきは急激に下ります。
写真で見るよりずっと急。下るのは怖いし、登るのはつらい。そこを昇ってきたご夫婦によると、今朝はバスが激混みで乗れるまで2時間待ったそうです。それでもまだ乗りきれない人がいたとか。そうか、今日は山の日だ。
転べば奈落の底まで落ちちゃいます。
慎重に行きましょう
ここが崩落したので谷沿いの旧道は閉鎖になったようです。
ここは崖のわきなのに歩きにくい。こわいっす。
ここさえ乗り切れば後は長い比較的傾斜の緩い道
遠くにFジイが歩いてます。もう写真撮ってても待ってくれません。「止まると歩けなくなる」と言ってますし、マイペースで進んでいきます。写真部は写真撮って止まったり歩いたりのペース
山はすごい、年々道が荒れてくる。整備も大変だと思います。南アルプス南部はメインルートでも最低限の整備しかないので覚悟してきましょう
桟道が見ればもうすぐ吊橋
吊橋~~~。渡ればもうすぐおわり~~~
渡りながらセルフィー
こうやってみると際どいね。幸い僕は高所大好き病なので
橋を渡ると高低差のほぼない道
ここも去年より荒れたな
150kg制限。それ以上の人はダイエットしましょう
林道の橋が見えました。あそこが登山道のゴールです
急に笑顔の私
先行するFジイはあんなに先だ
げげ
壊れかけてるじゃん。でもいまさら慣れっこ
ここを登れば終点。林道に出ます
さすがにここで待っててくれました。12時27分です。千枚小屋を出て6時間半。標準コースタイムは5~6時間ですので、1時間ほど遅い感じ。
さらに10分程林道を歩きます
椹島入口まで登り返すのが嫌だな
そして下る
Fジイのペースが上がっているのは、13時のバスに間に合いそうだから。最終の14時でもいいですが、間に合うなら早く娑婆へ出たいです。
マラソンでいうところの競技場に入るあたり
あのテントがゴールです
ここまで来ると足取りも階調
ゴ~~ル!ただ今の記録、6時間43分。、、、、遅いけど無事着いたからOK。ぐるっと縦走して85232歩。本日はここまで24862歩でした。
それに13時のバスにも間に合いました
ここまでくるバスが超満員と聞いたのでビビってましたが、椹島ロッジ発はそうでもありません。1台のみ。乗客が多いと何台も増発しますし、たりなければピストン輸送になります。
出発
ほぼ満員
ザックは膝の上。帽子を脱いだら髪はベトベトです
髭も伸びたな、、、、さわやかなのが売りなのに
赤石ダムかな、、ダム湖です
トランスジャパンアルプスレースの応援の旗がありました。そういえば数日前に富山の海岸を選手が出発したそうです。北、中央、南アルプスを縦断して静岡の海岸まで何日もかけて走るそうです。マイクロバスの運転手さんによると、先頭はもうさっき通過したそうです。早!
路線バスの方は畑薙ダムの堰堤で降ります。自家用車は夏季臨時駐車場へ。約1時間の凸凹道のバス旅。このエリアの山小屋利用者は、レシート提示で乗れます。泊まってない人は乗せてくれませんので、最低1泊はしましょうね。
まだ満車。通路にもあふれてました
ここで下山届を出すように言われます。かなりしっかり管理してくれているようです
娑婆に出たらまずしなければならない事。それは四日分の垢を落とし、社会的に容認される姿になること。白樺荘と言う宿で、日帰り入浴。
山の日なので、なんと入浴無料。さっぱりしました。Fジイの車に置いておいた着替えを着て、身なりもすっきり
あ、そうそう、この望月選手が1位の選手だそうです
途中、井川で大井川のかわらに出てみました。あの山の彼方に四日もこもってました
川原に木が1っ本。増水時は大丈夫なんだろうか、、、
井川から、今度は井川ダムの堰堤を超えて新静岡インターへむかいます。ここがまた1車線部分のある道。これでも1番ましで、大型バスも走ります。
例のレースの選手を車で抜きました。端に小さく写っています。ゼッケン13番、先頭の望月選手らしいです
峠の展望台にはスタッフやNHK取材が待っていました。今抜いたよって言ったら、みなさん身構えてました。大変なレースだ。山3つでヘロヘロの僕には考えられないっす
やがて安部川をわたり最初のコンビニへ。
例によって悪しき食べ物を、、、、なぜか山を下りるとこれが食べたくなるんです
山へ向かう人に、まじでここが最後のコンビニ。ご注意を
あとは新東名で一直線に帰ります。この後、運転を代ったので写真がありませんが、、、
とりあえず渋滞が発生する前に地元まで帰ってきて夕食
疲れた筋肉に、アミノサプリです
そしてただーいま~~~、と同時に荷物検査のウーさん
21時17分、おうちに到着。遠足無事終了。
「どこいってたんだよ~~」と不機嫌な留守番ウーさん
ちゃんとお土産もあるからさ、ゆるしてね
お土産捜索中
これだよ。中岳山頂で捕獲した山ネズミ(本当は赤石岳でやろうとして、忘れてた)
証拠写真
「くさ~~~」
それは洗濯物の匂いですから、、、
でも臭いのが気に入ったのか、しばらくお遊び
あれ、、、
無反応?
もう飽きたようです、、、苦労したのに
今日はもう疲れたので、山のお話は明日ね。おやすみ~~~
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