2016/08/07

Day1: 何はともあれ椹島へ

 

これは登山初級者の筆者がベテラン山男に山へ連れて行ってもらう旅日記です。データーに不正確な部分があったり表現に大げさな部分がありますので、山行計画の参考にはしないでください。あくまでの、旅日記としてお楽しみください。なお山は自己責任ですので、そのあたりをご理解ください。

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今年も登山の時期が来ました。目的地は南アルプスの南部、赤石岳と悪沢岳の縦走です。出発日なのに荷造り中。今回はいつもより旅程が長めなので、お荷物を絞らないと

 

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あ、だからウー君(7kg)は連れてけないから。

 

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なんとか絞り込んで、これにて就寝です

 

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そして朝5時、ことしも山男のFジイが迎えにやってきた

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いってくるので留守番を頼んだぞ、ウー

 

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「はいはい」byウー

 

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では後は頼んだぞ!いってきます

 

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あれ、玄関出たらまたネコがいた

 

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最近よく見る白猫くん

 

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早朝から絶賛のびのび中

 

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かるく朝飯をして、早速高速に

 

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富士山を見ながら東名をガンガンと進み、新静岡インターを目指します

 

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あっというまにインターを降り、最初のコンビニで最後の食料調達。今日の昼飯も買い込みます。ちなみにコンビニは、この直後のサークルKで終わりです。ご注意を。

 

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安部川沿いをすすみ

 

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あれれれ、カメラがおかしい

 

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途中で安部川をわたり大井川の奥へ

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井川という集落を目指します

 

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ここでなんとカメラが壊れた

 

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ご臨終だ。幸いにも、これは山へ持って行かない予備カメラ。修理だな

 

 

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カメラを取り替えて、富士見峠よりの展望。中央の雲のあたりが今回の目的地です。

 

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遠くに霞んでいるのが悪沢岳。そう、ここで賢明な人は気づいていると思うけど、今年も去年と同じ場所です

 

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大井川鉄道の終点、井川駅通過。ここが既に秘境ですが、井川を超えてさらに奥へ

 

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到着したのは畑薙第一ダム手前の臨時バス停&駐車場

 

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ここから送迎の林道バスに乗り換えます。

 

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5時に出てついたのが11時前。遠いぞ。でも登山口は更に先です

 

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バス停にザックを置いて予約完了

 

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ここに地元の方がいて、入山届けの受理をしています

 

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さっき1台故障した矢先なのに、今度はザックから別のカメラが落下。耐衝撃ですので、作動は問題なし

 

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蓋が閉じていたので、幸いレンズも無事。

 

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新しいザックにつけたカメラポーチ。このベルクロが開いてたのだ。気をつけねば。ちなみに今回は壊れた1台を除いて3台のカメラを持って登ります。

 

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写りも正常だな

 

 

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などとやっていたら山小屋への送迎バス到着。このバスは山小屋1泊以上宿泊する人への無料送迎です。乗車時に3000円を払い、その分の宿泊割引券をもらいます。帰路は山小屋のレシートがあれば乗れます。

 

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11:30の便が空いているとの読み的中。ゆったりです。しかも助手席

 

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畑薙ダムの堰堤を越えていきます

 

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こちらがダム湖

 

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そして一般車通行禁止のゲートがあります

 

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有人でかなり厳格に規制してます

 

 

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もちろんここを歩くことはできますが、、17kmは遠いよ。歩いている人の多くは手前の茶臼岳への登山者の方です

 

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正直いきなりの悪路です。そこをノーマルのマイクロバスが走ってます。運転手さん達、たいへんだ。どこでどうすれ違う気だよ

 

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こちらが茶臼岳への登山道へつながる長い長い吊り橋

 

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われわれは椹島ロッジへ。1時間もかかります

 

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橋を渡り

 

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これ、大井川です

 

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再び別のダムを越え

 

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別のマイクロバスとすれ違い、、、

 

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やっと椹島の入り口へ

 

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とうちゃ~~く

 

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1時間はすし詰めで膝上にザックを乗せた状態だときついよ。でも今回は楽勝

 

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Fジイが宿泊申込書を記入中

 

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カウンターで3000円の割引券と一緒に出せばOK。今回も追加料金を払い個室を選択

 

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まだこここは山小屋ではありません

 

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あくまでも登山基地の宿泊施設。ちょっとした宿屋です

 

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トイレはなんと水洗でウォシュレット

 

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部屋にいてもなんなので、外へ出ます。まだ13時前です

 

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売店です。昼食も食べられます

 

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そしてその先は広い芝生

 

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ここでコンビニで買ってきたおにぎりで昼食です

 

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ちなみに携帯の電波はソフトバンクのみ。AUのボクは使えませんが、先ほどの受付周辺で無料のWIFIが利用できます

 

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秘境のさらに先の先にてコーヒータイム

 

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明日は秘境というか山中です。でもここからは今回登る山は見えません

 

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コーヒーでカフェイン満タンにした後は散歩です。林間を抜けると、、、

 

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越すに越されぬ大井川です。いえ、ここでは簡単に越せます

 

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今年は特に雨が少なく、水量も少ないそうです

 

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岸には流れから取り残された水たまりが

 

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でもまあオタマジャクシには天国だ

 

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そしておそらくヤゴ達にも

 

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トンボが多いです

 

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トンボに限らず、虫は多いですよ、大自然のまっただ中ですから

 

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ずっとこんな好天だといいな

 

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何という花でしょうか、、、きれいです

 

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ちなみに椹島は約1100m。谷間なのですが、高原です

 

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ここには様々な建物があります

 

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こちらはコインロッカーと素泊まりの登山小屋

 

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南アルプス白簱史朗写真館、、、ただし1度も入ったことないです

 

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そういう感じで良い場所です

 

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昼間はシャワーも外来でも使えます。もちろん宿泊者には夕方から大浴場が

 

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このエリアにいる動物の剥製が

 

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まあいるよね、クマさん。もっともこんな子グマならかわいいんだけど

 

 

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いろんな意味で現代人の命綱の携帯ですが、ドコモなら稜線上はだいたい使えるようです。AUは、、、、あまり情報が無いっす

 

 

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朝も早かったので部屋でゴロゴロ。ただいま15時です,,,

 

 

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、、、、、気づいたら17時です、、、寝てました、、、メシの時間だ

 

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食堂へ1番乗り

 

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本日の夕飯。いろいろこってます。まあまだ車で物を運べる場所ですから

 

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食後に入浴し、、、、やることないや

 

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寝る前にWIFIの届く場所でメールチェック&ニュースチェック

 

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谷間なので早く暗くなります

 

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でもほら山の上や空はまだまだ明るいんです

 

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そしてとっぷり日が暮れて、、、

 

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闇がやってまいりました

 

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本日の歩数、、、、これ実はずっとザックについていたので車の震動の一部を加算しているんじゃないでしょうか。登山開始前にリセットしますので、参考記録です。20時、就寝です。さあ明日はいよいよ登山開始。明日の目的地は、大倉尾根を登って赤石小屋です

 

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