Day3: オスロでホームシック

 

Day3、夜も明けぬ公海上からはじまります。ステガット海峡というらしいです。

 

昨夜は食事後に日記用の写真を整理しているうちにストンと落ちまして、気づけば深夜。

 

そして今度は寝むれない。旅日記を書こうにも、ネット環境があるのはＤｅｃｋ７のインフォメーションのある階で無料。でも夕方は混んでて無理でした。チェックに向かいます

 

客はさすがに誰もいないけど、お掃除の真っ最中

 

先ほどオフラインで書いたＤａｙ１をアップ中

 

結構写真が多いので、アップに時間がかかります。このエリアはすでに普通の携帯の電波はありませんので、船舶用の電波のようです。でも今はほぼ僕専用です。暇なので、関東も雪降るってんだから、もうすこし北欧がんばれよ。雨はないだろ、雨は

 

船の位置はこの辺りになり、少し揺れだしました。北海とバルト海の接点のあたりだからでしょうか？ブログアップを完了して部屋へ帰還して寝ました

 

また起きました。北海なんでしょうか。荒れ気味ですが、この船はそんなに揺れません。さすが。

 

８時前か、、暗いな。まあ朝飯でも食いに行くか

 

部屋にはこんな時刻表が、何時ごろ船がどこにいるのかがわかります。もうそうろそろオスロフィヨルドですね

 

朝食もバイキング。というか、これって日本語なんだけどね

 

昨夜と同じレストラン

 

まだオスロじゃありませんが、フィヨルドの狭い部分です。ただしここはポスターに出てくるような深い谷ではありません

 

こんなところです

 

さて船のフロアですが、全部で１１フロアです。７階以上がレスストラン施設や１等船室（コモドールクラス）。６と５階が２等（シーウェーズクラス）、４と３は車両甲板。そしてこの２階ってのは、、、３等があるのか？なぞです？

 

だいぶ明るくなり景色が見えだしました

 

もうオスロは近いです。ご存知とは思いますが、オスロはノルウェーの首都です

 

港の入口にあった灯台。ここに住みたくはないな

 

あれはもうオスロっぽいです

 

左手の建物がフェリーターミナル

 

出口のレベル５は大混雑

 

下船です。僕の部屋は１番下の白い部屋

 

客船としては小さいんでしょうが、フェリーとしては大きいですね。なにせ青函連絡船とかとちがい優雅でした

 

それにしてもレベル２の部屋が気になる。トラック運転手の部屋とかかな。見に行けばよかった。でもすごい海賊みたいな人だらけだったら怖いから、、、ほらバイキングでしょ、この辺。（調べましたら、2等の窓なし個室でした。料金がもっと安かったです）

 

まずは中央駅へ向かいます

 

徒歩、バス、タクシーから選べますが、オスロパスが使えるバスで。交通機関と多くの観光施設が無料です（または割引）。

 

たぶんコペンハーゲン・カードとの戦いも、船内のバイキングも負けたから、オスロパスには勝つぞ！戦いは始まったのです。ちなみに徒歩でも１５分だそうです

 

バスに揺られること５分ほどで到着。１０分以上待ったから、歩いてたらついてたね（本当に１５分なら、、、）

 

オスロ中央駅です

 

まずはロッカーを探します

 

あ、そのまえにノルウェー・クローネを入手しなくっちゃ。無一文だった

 

ＡＴＭで引き出しました。まあ便利。おいらはシティバンクなので、特に申し込まなくても使えました。

 

えっと、、、、ロッカーの前に鉄道関係の切符を受け取ります

 

窓口待ち。ここでこの後のノルウェーの移動の切符を入手して、やっと一安心。

 

そうそうロッカー。ロッカーは下のレベル。黄色い人は警備員です。と言うことは、それなりにあるんだな

 

サイズによりますが、中サイズは24時間あたり５０クローネ。１０００円弱ぐらい。カードも使えます

 

さて次は携帯ね。SＩＭロックフリーの携帯さえあれば、普通はキオスクやコンビニでプリペイドのＳＩＭ買ってさすだけなのに、ノルウェーは違います。外国人はお店で店員さんに開通させてもらう必要があります。要パスポートです。このキャリアはＳＩＭが３０クローネぐらいで、データーがたしか１００ＭＢ・４００ＭＢ・８００ＭＢから選べました（うろ覚え）。「でも今はキャンペーンで、８００ＭＢを買うと、３ＧＢ使えるよ」という店員の助言に従い、それを購入。たしか２００クローネ

 

最初に飛び込んだのが構内のこのお店ＮＥＴＣＯＭ。結構時間がかかってますが、無事開通作業終了。日本の住所も登録されました。厳しいですが、日本もそうだね。

 

店員が「１５分ぐらいでショートメッセージが届くから。読めないだろうけど、３０って書いてあったら開通。そのあとこの番号にかけて、インストラクションの後にこの番号を入れてデーターが開通するよ。コーヒーでものんで待って、わかんなかったら帰っておいで。やってやるから」ということでした。

 

ちなみに１５分は有料トイレで座っておりました。１０クローネでしたが、係員もいてきれいです。駅と隣のモールは有料しかないようです。

 

なぜか不思議なブルーなお手洗い。お通じによろしいのか？？

 

結局はデーターの開通もスムースにできました。でもよく考えたら３ＧＢもいらねーよ。４００ＭＢで十分じゃないかな、１週間なら。ノルウェーでは店に行くしかありませんので。なお、僕の使ってるAUだとノルウェーは海外パケット定額対象です。１日１９８０円か２９８０円で打ち止めですから、短期ならあまり現地で買う意味はないかもしれません。（デンマークは４Gのみ定額対象＝AUの場合）

 

とりあえずコンビニに入ります

 

あるじゃん、、、、２０クローネ。３５０円ぐらい、、、髙いけど、、、

 

気を取り直して出かけます。きっとスーパーは安いはず、、、あればですが

 

地下鉄で移動です

 

どこに向かっているかと言うと市役所ね

 

 

ナショナルシアター駅

 

でたところ。方角がわからん！

 

カンにしたがい歩いてきたら、ツーリストインフォの前だった。案内所がこんなにわかりにくくていいのか

 

オスロ市役所もすぐそばでした

 

市役所、立派ですよね

 

そしてここが大広間

 

こういうことをするところです。そうノーベル平和賞の授与はここで行われます。オバマの時の写真です

 

今年はつい先週１２月１０日でした。椅子が片付いてないのはリアリティーがありますね

 

あ、ここにきて荷物の整理。これが先ほど駅で受け取ったフィヨルド関係の周遊券です。ネットで購入済みでした。これ大切

 

窓の外はハーバーです

 

ま、ノーベル賞は多分もらえないな、俺は。平和賞以外の賞は、ストックホルムです

 

外に出たら雨が強まりました

 

オスロの人も傘さし始めてます

 

でも僕の次の目的地はすぐ向かい

 

ここね

 

ノーベル平和賞記念館とでもいうのでしょうか

 

平和賞関係の展示をしています

 

さっそくネルソン・マンデラの展示がありました。すごいよね、マンデラ

 

過去の受賞者がここに揃ってます

 

マーティンルーサーキングとか、、

 

佐藤何とかとか

 

まあ、これはいちおう大切なとこだな、オスロの

 

短距離フェリー乗り場だけど、フェリーはもういいや

 

むしろこっち。路面電車のある街っていいよね

 

でもすぐおりました

 

これが気になった。なんだ、このトマソン

腹が減った！でも次へ向かいます

 

カールヨハン通り

 

王宮まで続きます

 

さて地下鉄はこのへんだが、、、

 

あった。乗ります

 

なんか不思議なんですが、改札を作ろうとしていますがまだ途中みたい。オスロパスは素通り

 

地下鉄はすべてが市の中心部の同じ線路を走っています

 

ムンク美術館のある駅もどれでも行きます

 

雨の中を5分ほど歩きます

 

ここだ

 

潜入～～

 

なお入場はオスロカードで無料ですが、「荷物はロッカーへ」と言われます。また空港並みのセキュリティがあります。金属探知機も、Ｘ線検査機も通ります

 

そしてさらに改札。２重になっています

 

で、守っているのは『叫び』です。5枚あるうち3枚がここにあります。上がリトグラフ、したがパステル。ここにはあと1点テンペラですが展示してませんでした。一番メジャーなやつは、同じくオスロのナショナルギャラリーにあります

 

とりあえず足早に見てから昼食です

 

シュリンプのオープンサンド。マヨネーズはかけないでもらい、かわりにアイオリソースを付けてくれました。

 

食後はゆっくりとムンクの伝記みたいな映像を見て、、

 

ゆっくりと展示をみてまわりました

 

さいごに子供が書いた叫びも展示中

 

とっぷり暗くなりましたが、まだ３時すぎ

 

雨もやまないので足早に駅へ

 

再び地下鉄。オスロ地下鉄は丸ノ内線のように3本目のレールから集電します

 

さまざまな路線が中心部では同じ線路に来ます。ここでは４～５分ごとに来ます。

 

この扉開ボタンを押さないと、乗れないし降りれないよ。

 

ふたたびナショナルシアター駅。こちらは王宮。ぼくは別の方角へ

 

路面電車のある街って、なんか絵になるわ~~

 

目的地まで5分ほど

 

とうちゃく。もう一枚の「叫び」とほかのムンクの有名作品がそろっております

 

あ、ナショナルギャラリーです

 

こちらがエドワードムンク専用の展示室。もうこの美術館と言うか、オスロの観光をムンクが一人でになってる感じです、まじで。この美術館にはほかの多くのノルウェーの作家の美術品もたくさん展示されてます

 

表に出るとこちらでもクリスマス市

 

エルクが通るから注意って、、、エルクの肉を売ってました

 

さすがにつかれたんで、スタバみたいな店で休息中。マフィンとカフェラテで１５００円！高いんだよね、この国は

 

ここでも。いったい肉はいくらするんだ??

 

雨なんです。これがせめて雪だったら、『北欧のクリスマス』ってかんじなのにね

 

スケートリンクもビチャビチャ

 

でも雨だと夜の街はきれいです。

 

このあたりが銀座です

 

 

カールヨハン通りを駅へ向かいます

 

デパートかな??

 

クリスマスのリースなども道端で売っておりました

 

駅へ帰還

 

駅に融合してるモールへ入ります

 

このなかのミニスーパー、12.90クローネ。約232円か。買いだ。

 

ひと箱24個入りを買いました。レジのおばちゃんが「全部かうの？」って。そうなんです。とりあえず、この後の街でも買いますよ。

 

ロッカーに戻ろうとしたら、何やら準備中。クリスマスソングのコンサートが始まりました。いいタイミングです

 

よくわかんないんですが、どうもオスロの鉄道員の楽団のようです。（となりのおばちゃん談）

 

”I’ll be home for Christmas, You can plan on me…”

よく知ったアメリカのスタンダードナンバーのクリスマス曲をいろいろ演奏してくれます。なんかすごくいいんだけどさ、ちょっぴりホームシックです。クリスマスソングって、ほら家とか家族とかでしょ。

 

クリスマスには家に帰るからね。ウーちゃん待っててね。（ほら、家族って猫だけだから） ひまだったので、ここで1時間も聞いてました。ちなみに2階はフードコートみたいになってます

 

時間を有意義につぶして、夕食時間です

 

窓の外に海が見えたので、人について歩いてきました

 

付いたのはオペラ座

 

すごく立派な建築です。奥にレストランがあったのですが、なんかマジで正装した人が多いので、気後れしてやめました。

 

別にドレスコードもなくダウンジャケットの人もいるんだけどね、でもなんかお呼びでない感じで撤退。あとさ、おひとりさまだからね

 

対岸側から見たオペラ。ジャケットの1枚ぐらい持って旅に出ないと、なんか気後れするな。

 

再び街へ戻ります

 

駅前は路面電車が集合してくるので、けっこう忙しいです

 

あっちから来たかとおもうと

 

背後から来たり

 

雨がまた強くなったのでモールに逃げ込みました。オスロシティーという、駅からは道一本はさんだほうです

 

「なんかノルウェーっぽい料理の店ないの?」ってインフォメーションで聞いたら、B1に『アルデンテ』って店があるからって。どうもイタリアンな響きなんだが、、、

 

それにしても１００％英語しゃべるな、この国も。しかも結構うまいぞ。

 

アルデンテに到着

 

たしかにノルウェーのクリスマスメニューをやってました。お値段も手ごろ。

 

先ほどかった宝物を見てにやにやする私。まだ２４個

 

大盛りのと小盛りのがあると聞いて、小盛りにしておきました。ちょうどいい感じ

 

食後はこちらのモールのスーパーへ

 

お～～我が家の愛猫に似てるじゃないか~~。ホームシック・アゲイン。

肝心のフリスクは高かったので買いませんでした。やっぱさっきのミニスーパーだな。

 

モールを出るとき見上げれば、猫用のタワーのディスプレイ。お～～猫好きなんだな、ノルウェーは。そして三度ホームシック

 

駅に隣接したモールに戻ってきました。とりあえずもうひと箱買っとくか

店員が同じ人で「あ、またお前か！」って笑ってました。

 

買った！これで４８個

 

そしてスーツケースを出します。今夜は夜行列車に乗るのですよ。

 

さっきのスーパーで買ったミニキャロット。そういえば、野菜食べてなかったんだよね。２００ｇほどで８００円ぐらい。高い! 全部残さず食べちゃいます

 

もう店の多くが閉まってますので、駅の待合コーナーでブログのアップ中。無料のWIFIがありました。前の席のアメリカ人がスカイプで家族に電話をしていまして、「ノルウェーは水が４ドル（４００円）、ホットドックが８ドル（８００円）もするの。東京より高いわ」と言ってました。僕もそう思います。ただし水はさっきのスーパーは２００円でしたけどね

 

あとですね夜が更けてきて、旅客が減るとわかるんですが、やぱり怪しい人がベンチにけっこういますね。酔いつぶれてる人とか、たむろってる人とか。警備員ともめてるホームレス風の人とか。まあ危ないってわけじゃないんですが、やっぱり北欧でも暗部はある。あと「スリに注意」って書いてありましたよ。

 

２３：２３のベルゲン行きが入線したようです

 

３番線から

 

本日の機関車さん

 

 

そしてそのすぐ次が僕の車両です

 

寝台です。犬猫はだめって、、、OKの車両もあるんだろうな

 

鍵は２両先の食堂というか売店でもらえます。それにしてもこの列車の車掌さん、劇団ひとりにそっくりなんだけど。英語だけど話し方も似てるし。笑顔で歓迎されたけど、、、、何か不安。

 

こちらが僕の寝台。この国では個室の相部屋はないらしいです。でもつまり一人旅は倍額ってこと

 

幅のせいで、足はテーブルの下に

 

へやに荷物を置いて、さっきの食堂車へコーヒーを買いに、ついでに探検

 

トイレ。きれいで広い。ま、まだ誰も使ってないからね

 

このあとやや不快なことがありました。インド人らしき男性が、僕の後ろをついてきて

男「きみの部屋はどんな部屋なんだ?」と英語聞くんです。

私「２段の寝台だよ」

男「一人旅なのか？」

私「そう」

男「だったら私に空いているベッドを使わせてくれないか、マイフレンド」

私「は？」

男「イス席を買ったんだが、寝られない。どうせベッドがあいてるんだから、私に使わせてくれ」

私「No.」

男「You have nothing to loose.（）」

私「Nooop.」

ちょうど車掌が通りかかったので

私「車掌に言って空いてる部屋を買えよ。じゃ、おやすみ」

と言って逃げてまいりました。っていうかさ、乗車券はたった３５００円なんだよ。個室が１８０００円。なんで赤の他人に。本当の友達だって半額もらうぜ。不快だ。常識が違うわ、俺とは。

 

ケチと言われようともプライバシーは守る。それが大人の一人旅。ツ~か、バックパッカーじゃねーんだから

 

 

昨夜の船中泊はビジネスホテル級、今夜の寝台はカプセルホテル級。この間には大きな差があるんですな。シャワーがないけどまあ、１泊ぐらいいっか。

 

この列車、コンセントがあるんですが、一番上のあそこ。たこ足配線で携帯とPCを充電です。現代の旅行は充電とWIFIが大変に重要です。WIFIはありませんよ。おかげでブログをリアルタイムにあげられません。スマホだと、フェイスブックぐらいしかアップできないから

 

そんなあわただしいオスロ０泊な一日でした。万歩計は５４９９８歩、本日だけで２２１０７歩。雨なのに歩くよね、旅ってのは。

明日の朝めざめればベルゲンです

本日のユーカリミント：
繰越６ 購入４８ 消費１ 残５３

この旅の目次へ