唐突ですが、やはり北国に向かう事にしました
というわけだから、ウーさんは実家に預かってもらいます
良い子にしててな
そして一旦自宅に帰り出発です
今回は日程も短いので、荷物はこれだけ。パンパンですけどね
荷物が軽いので電車で空港へ向かいます
電車を乗り継いで到着。羽田は近い
近いのはいいんだけど、乗り換えの都合で電車の後ろよりに乗っちゃったもんで、おりてからえらく歩く羽目に。モノレールだったらターミナルごとに駅があるからいいんだけどね
あ、北国って北海道ですので、国内線ですよ。目的地はとりあえず女満別空港へ行きます。でもだ、、、なんか時刻が黄色文字。
天候調査中だとか、、、一瞬北海道新幹線乗車が頭によぎる
今回の旅の目的は氷上ワカサギ釣り。最近ワカサギブームが僕の中で起きていて、おいしいワカサギを求めてきちゃいました。それに氷上釣り、あれ夢だったんだ。
とりあえず機体の遅れで30分遅れは決定。ちなみに目的地まではもう新幹線と特急ではつけませんな。
仕方がないのでコンコースを無駄にうろうろ
稚内行は欠航に。僕の乗る女満別便は飛びようですが、安全に着陸できない場合は引き返すという条件付き運行だそうです。
カウンターで聞いても、それ以上の情報はなし。もし旅行を中止するなり予定を変更するなら手数料や制限に関係なく応じるそうです。
自分の弁当と友人へのお土産を買う。
そうそう北海道の友人にいろいろ手配を頼んであるのです。
飛ぶことは飛ぶので、搭乗口へ。もう2時間早ければ新幹線でも行けたが、高い!飛行機の正規運賃とほぼ同額だけど、早割とくらべると値段が倍もする。時間は倍以上。旅情以外にこれといって意味を感じないが、残念ながら新幹線も旅情はないと思う。身をもって北海道新幹線の意義が良くわからなくなった。
条件付き運行はあいかわらず。降りるまであてにならないが、天候のせいだから仕方ない。
もうすぐ当初の出発時間だが、機体が到着してない
あ、来た。あれだ
ただいま絶賛折り返し作業中
なんだかんだで30分遅れのまま搭乗です。北海道向けの防寒してるので暑いです
ほぼ満席ですが、一番後ろの席なのでまっさきに乗れました
B767です。ローカル線なのに観光シーズンらしくけっこう大きいです
白クマさんだな。でも北海道にシロクマいないだろ
B767はワイドボディー機。これが満席です。流氷観光シーズンですんで
エアードゥ初搭乗なのです。LCCだから仕方ないのかたまたまなのか、石鹸がない。石鹸だけはケチならないでほしかった。人生初の石鹸なし飛行機トイレでした。
「条件付き」ウンコで出発
シートは古いけど、ポケットに入れてこれなら足元は十分
整備のANAに見送られる。これって日本だけだよね
自機は撮れないので、先行機の離陸など撮ってみた。
このあとすぐこちらも離陸
ディズニーランド上空を通過
遠くには富士山
まさに頭を雲の上に出し
本日のランチは牛タン明太弁当
機体が古いと書いたけど、プロジェクターだったり
ブラウン管だったり。もう外した方が重量コスト的によろしいのでじゃ、、、。ひょっとしたら導入の古い機種だったのかもしれない
機内誌にて情報を得る。北見ハッカ記念館、、ミントだな。行くか
ただいまの機内気圧。やや低めの800ヘクトパスカル。というか飛行機としては普通
標高でいうと2000mぐらいの気圧。そのせいか頭が少し重いです。
実際の高度は1万メートルぐらいですので、これでも十分与圧されているわけです。
えっと、、豚ホルモンが有名だと
このあたりから海の上に出ました。岩手あたりかと
エアドゥはLCCですが、荷物預けもドリンクも無料です。ANAとほぼ連携してますし、LCC的なのは機体ぐらいでしょうか。白クマのカップでコーヒー。もちろん無料。でもシロクマいないだろ、北海道
略図ですが、ただいま洋上部分を飛行中。このあたりで機長が引き返さずに女満別に着陸しますと宣言。やっと旅が始まった気分
雲の切れ間に陸が見えてきました
襟裳岬だと思います
船も見えました。釧路行かな。大学の頃にフェリーで東京から釧路まで2晩かかったかな
ほどなくして雲が増えてきて高度を下げ雲中へ
次に見えたのはもう女満別
条件付きだったけど、無事到着。最近は着陸すぐにネットがつかえるので、友人に着いたことを報告
雪国だ、北国だ、
思ったより立派な空港に到着。
ちゃんとボーディングブリッジあるし。それよりさっき初めて気づいたこと。「ねまんべつ」じゃなくて「めまんべつ」なのね。ローマ字見て知りました。長年誤解してた
北海道地名って難読だから、耳からおぼえてたもので。女満別到着だ。あぶなく『ねまんべつ』って町に行くところだった、、ないけど。
30分遅れのため、ここから僕の予定は大きく変わりました。友人は夜まで仕事なので、それまで網走で砕氷船で流氷でも見ようかと思ってたけど、時間的に間に合わない。よってまっすぐ北見へ向かう事にする
飛行機が送れると、バスが送れた時間に合わせて運行します。これは地方ならでは。北見行きと網走行きが待ってました。満席の乗客の割には空港バスに乗る人は少なく、みなさんツアー客なので観光バスのようです
あまり雪の多いエリアではないはずですが、結構降ってます
条件付きの理由はこれですね。そういえば東南アジアの観光客は、吹雪を見ると大喜びだそうです。たぶん喜んでるな、今日は
40分もかからずに北見バスターミナルに到着。雪は小降りに。どうも北見はそんなに振ってないようだ。とりあえずロッカーに荷物を預けて身軽になって散策に出発
となりはすぐに北見駅
観光案内があったので入って聞いたが、あんまり観光する場所はない。ハッカ記念館と何とか邸ぐらい。北見は商売で栄えた街で、観光地ではないのでね
網走湖のわかさぎ釣りの案内。ふふふふ
アトラクションがないので、ぼくはここらで3時間以上つぶす必要が。列車でも乗って網走でも行くか
じゃーーん、時刻表。18時に待ち合わせなので、いろいろ考えたが乗ってくと網走18分滞在で折り返し列車に乗らないとだめ。あっちは吹雪いてるから車窓も期待できないし、、、、、
列車はあきらめ、散策モードに
こちらは明日の夜泊まる予定の宿。その前を右折したら跨線橋があった
北見駅一望
15:08の網走行きがちょうど発車していきました
ぼくは北見ハッカ記念館へ
ミント好きの僕には、実は来るべくしてきた場所かもしれない
そもそもミントとハッカってなんだよ?的な疑問に答えてくれた記念館。簡単言えば、薄荷(ハッカ)はミントの一種で国産品種。そういえばミントにもペパーミントとかいろいろあるもんね。
案内の人が、蒸留館の実演はおわっちゃったけどまだ香りがあるというので、先にこちらへ
このあたりでただようミント臭、、、
おっと、これはここから来たのか
昔の機会です。ハッカは葉なのでそれを乾燥してから水蒸気蒸しし蒸留してハッカ油をとってたと。最後に中にできる塊が『ハッカ脳』という何ともグロい名前の結晶。でもこれがメントールで、効能があり高価で全盛期には世界の70%が北海道から輸出されてたそうですわ。今はなんと安価に化学合成できちゃうんだそうです。そうして薄荷は衰退したと。
記念館の展示。色々なミント。ペパーミントやらいろいろ
そうか、草の種類だったのか。でも僕の愛するユーカリミントがないです。(あれはユーカリーオイルと他のミントを混ぜたものですので、ユーカリ自体にはメントール成分はないです)
和製種もいろいろあるようです
世界のハッカ(ミント)の展示
やっぱりユーカリミントは見当たらなかった。邪道なのか。ずっとほのかなミントの香りがあるのがうれしい私でした
ちいさな記念館なので、あっという間に1周しちゃいました。もう一つの観光スポットのピアソン記念館も16時半閉館なので、急いで向かいます
なんか妙な道だなと思ったら、、、
」
廃線後の遊歩道でした。池北線という長い長いローカル線の夢のあと
さてピアソン記念館へ街中を向います
北見は飲み屋が多いですね。生きた街な感じです
ぶらぶら15分程でとうちゃく
友人が「絵になりますよ」と言ってましたが、、、、パイロンで台無し
宣教師の方のようです。あまり僕は宣教師とか宗教とかにうといので、いまいちピンとこないですな。
そして早くも退散。雪のない季節は前に公園があってきれいなようです。ハッカ記念館の方が僕向き。気づけば夕日が雲から顔を出てました
まだ18時には時間があるのに、見どころが終了してしまった。とりさえず街へ向かいます。カフェインも切れたし
なんかファンキーなカラオケ。どちらかというと、喫茶店を求むぞ
パンクな飲み屋。大丈夫か、この街?? アルコールはいらない、、、、、カフェイン
気になるお店だが、、、
すごく気になったバル。タン専門店かな。でも喫茶店じゃない。
喫茶店を探してたのに、飲み屋街なのでかみあたらず。モスバーガーの目の前から友人にメッセをしたら、このエリアにはモスぐらいしかないとのこと。
ちょうど目の前でしたので、はいって暖を取ります。日が陰ったので、急に冷えてきました。
そろそろ時間が来たのでバスターミナルへ移動します
本当にモスぐらいしかこーひ飲める場所ないな、この辺は
夕方は閑散としてましたが、週末の夜にはどっと栄えるのではないかと
バスターミナルの入るビルまで来ました。この信号機、傾いてるでしょ?これ新型です。電球の信号は熱で雪が解けたんだけど、LEDは雪解けないんです。そこで着雪防止で角度をつけてるんだと。
レストラン街。なんだよその7時ラストオーダーって
バスターミナルの待合室で荷物を出しました。友人の連絡待ち中
そろそろ行くとの連絡が来て、北見駅のロータリーへ向かいます。夜になるとまた別の風景
そして寒い。。。って昼間も氷点下だったんですけどね
友人参上! IとSの夫婦。二人とも大学の後輩です。
大学の後輩のIです。こっちに就職しました
そしてブレブレなのは、今夜の宿の夕食時間に遅れているので。後部座席には同じく後輩のSと、二人の愛娘ムーちゃんがすわっております
車は一路宿へ。今夜は秘湯に泊まります
北見から車で1時間少々。熊さんんが寝ているような山奥を疾走中
そしてオンネトーそばの宿に到着。ってなにも見えませんな、暗くて
遅くなって申し訳ない。ロビーです
「19時までに来てもらわないと困りますよ」と受付のネコさん
「そうお願いしたでしょ」と茶トラさん。なんだ、なんだ、、山猫亭?
でも大丈夫、僕はネコ語ができます
遅くなりましたが19:30に到着です
何はともあれ、飯だな。やっとお顔が見えた後輩Sとムーちゃん
会ったのは2度目ですが、仲良しです。プレゼントもくれました
飯を食っているのに、、、
ネックレスをかけてくれました、、もっとも鼻で引っかかってますが
お手紙つき。幼稚園なのにちゃんと字を書くんだな、最近の子たちは
ちなみに山の夕食
そして食後はなんといっても、、、
風呂!
入るぞ!
大変に濃い感じの源泉かけ流しっぱなし。給湯もシャワーもない秘湯
外もあるよ
なんか不思議なお風呂です。すごくあったまった。そして湯あがりに一拭いしたら、もう乾いてる。なんかみんなそうだったって。不思議な湯です
再開を喜びつつ、もう今日はえらく疲れました。
長い一日はここにて終了。明日はいよいよ。ワカサギ釣りです
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