これは旅日記です。表現に不正確な部分がありますので、登山計画の参考のにはしないでください。山は自己責任ですのでよろしく。
---
Day2です。昨夜の星空に青空を期待をしていたのに、この曇りっぷり。雨だったら下山も考えておりましたが、まだ降っておりません。あと気になるのは台風13号の影響。
それでも室堂は見えております
雄山(立山)方面は、まあなんとか
こちらは黒部川方面。見えているのは後立山連峰
雲海が滝になって下りてきてます
幸いにも立山登山道は大丈夫そう
この後、部屋に戻りFジイと本日の行動予定を協議です
考えているボス。とりあえず雄山までは登って考えることに
機能性タイツを履きました。登ります
本日の朝飯は6時。遠くまで行く方や、日の出を見られる方はすでに出発済み
自分で焼く卵焼きがおしゃれ
なんか少しずつ雲が取れてきました
さあ今日も元気よく。6:30出発。歩数計はここまでで微妙に動いてますので、昨夜の13072歩からということで。
なんか元気がないFジイ。食欲がないようです
本調子ではないようですが登ります
一ノ越山荘は標高2700mですので、あと300mの登り。コースタイムは1時間です
ここからは急になり、ぐんぐん高度を上げる道
ここからは石畳のハイキングコースではありません。ハイキングの方はお断りです
みるみる小さくなる山荘。日は少しさしていますが、正面の龍王岳は雲の中ですね
空は晴れていませんが、ガスってはいないようです
早くも酸欠
のぼったな~~
室堂側は晴れています
手前に祠が。信仰の山ですので
行く手も晴れだしました。これは眺望が期待できます
よく見ると小屋が見えています
山頂にある雄山神社の建物です
でも現実には見えてからが遠いのです。Fジイもペースが上がりません
だいたいですが、一ノ越から雄山への道はは3セクションに分かれています。ここで2/3は登った感じです。ここまで35分
この平らな部分で小休止。もう息が続かないのは、かんたんにきちゃってるけど標高2900mだから。
遠くにそびえるのは剣岳。一般登山では一番の難関ともいわれてます。我々は行きません
室堂平の雷鳥沢です。キャンプ場とロッジが見えます。今日ははここまで行く予定です
もう一ノ越は見えません。見えるのは左が龍王岳、右が浄土山
さあ最後の一登り
晴れてきたのでわくわくの写真部と、
遠くの雲と台風の影響を気にしている山岳部
確かに朝なのに雲は厚い
なんか雲が沸いてきました
先ほどの龍王岳方面があっという間に雲間に消えました
もう一つの不安はFジイ、どうも体調がいまいちのようです
それでも頂上が近づくと足は進みます。太陽がまぶしい
その態様と逆側には、ちょっと岩で見えにくいですがブロッケン現象が。僕の影に虹の輪ができているのがわかりますでしょうか。見たのは2度目
アップです。欧州ではブロッケンの妖怪と不吉なあつかいですが、日本では阿弥陀如来が現れたとか後光がさしたとか幸運のあつかい。さすが霊山立山ですな。昔の修験者は、山でブロッケン現象を見て修行の成果と感銘したのでしょう。僕は、、、ラッキー、シャッターチャーーンス!って感じ。でもすぐ消えちゃいました。う~む、まだ修行が足りないのかな。
神秘の現象に後押しされて山頂に到着です。7:35分ですので、ほぼコースタイムどおり。手前が見えていた社務所
そしてあちらにそびえるのは雄山の本当の頂上である峰本社です。ミニサイズにみえますが、人が入れるサイズです。標高は3003m
信仰の山でご神体なので、頂上は神職の方に神事をしていただいて参拝する事になります。実に神々しいですが、500円かかります。
ですがわれわれは素通り。ややこしいのですが立山という山は実は無くて、この雄山、大汝山、富士の折立の3つの山群のことを立山というのです。そして一番高いの次の大汝山なので、我々の真の目的地はこの先です。曇る前に、雨が来る前に、大汝山に行きたいのです
ここから大汝山は20分のコースタイム。写真部が大好きな3000m級の稜線歩き。一気に人が減ります。
室堂平の絶景を見ながらの稜線歩き、最高です
大汝山、急に高山の風景
朝なのに雲が多いです。このあたりだけが雲がない感じ
見えているうちに写真を撮る
前にも雲が登ってきています
ふとみえた黒部湖
やっと大汝山の山頂が迫ってきました
山頂直下に大汝休憩所もあります
山頂はこちら
この岩をよじ登ります
大汝山(おおなんじやま)3015m、ついた~~。立山だけでなく立山連峰の最高峰です。申し訳ないぐらい楽に来れる3000m峰です
記念写真。
プレートもありました
あ、立山ネズミ発見。愛猫ウーちゃんのお土産にしよ!(やらせね)
雲上の世界です
Fジイも記念写真。山岳部はここは大縦走で通ってるそうです。でも彼は今日は調子悪いようで、食欲もないそうです。なんか例年に比べてさえないでしょ
振り返るとさきほどの雄山
氷河らしいですよ、小ぶりだけど。御前沢氷河
山頂直下の大汝休憩所です。山小屋ではありませんが、小屋番の方もいて、食事も提供しています。Fジイが食欲ないので食べませんでしたが、いろいろメニューがありましたよ。中にあるチップトイレを借りましたが、超きれいでした。次回があれば、ここで食べたいです。またルートのことも教えていただきました
みわすれてましたが17348歩で山頂に到着です
さてここで運命の選択です。Fジイと協議の結果、明日は台風が関東を直撃しそうなので今日中に帰りたいという話に。
選択肢1:予定のルート通り、このまま稜線を2時間先に進み別山乗越から雷鳥沢に降りるコース。弱ってるけど急げばなんとか今日中に帰れるかな~。所要4時間半+
選択肢2:40分ほど稜線を進み、とちゅうで大走りから雷鳥沢に下山して室堂にむかう。大走りは整備されていなく荒れているらしい。現実的だけど、あんまりのんびりしていると今日中には帰れません。所要3時間+
選択肢3:来た道を室堂ターミナルまで引き返して一気に自宅まで今日中に帰る。ゆっくり歩いてもOK。所要2時間弱
この先はちょっとガスっているし、、Fジイがパッとしないし今日中に帰りたいので、余裕をもって引き返します。
そうと決まったら、Fジイはさっさといっちゃいました。たしかに高度を下げれば体調が回復するかもしれませんしね。
行きたかったな、この先の稜線。でも最高地点には登ったし、こういう時って引き返すのが正解。またそのうち来よう
はるか眼下にミクリガ池などが見えています。室堂の周りって、けっこう起伏あるのね
写真を撮っている間にFジイがずいぶん先に行っちゃったので、追いつかねば
行き来た道を帰っております
まもなく再び雄山です
雄山まで帰ってきました
山頂拝観もあきらめです
でも社務所内の分社でお参りしました
3003m雄山山頂にはいかずに下山です
黒部川には雲がびっちり。やっぱり雨が来るのかな、、。予報では6時から12時が小雨だったけど、、
下山路へ向かいます
こちら一等三角点2991.8mです
下ります!
龍王岳・浄土山を前に見ながら一気に一ノ越まで下ります
Fジイ、早い。元気だな
ここで例の小学生集団が登ってきました。すれ違うのが大変だし、落石落としたりしないように気を付けないといけないし大変
で、すれ違ったらすれ違ったで、今度は落石の恐怖におびえる小心者の私です。万全のサポート体制で登っていて、マナーもよかったですよ。
遠くに次の小学生グループが見えるので、どんどん下りれるうちにおりましょう
小学生かと思ったら今度は大人の登山隊が。グループは多すぎると正直迷惑ですが、まあ仕方ない
ここいらでカロリーとカフェインを補給
ルートは一部で登山路と下山路にわかれていました。でも小学生の集団を抜こうと下山路を登ってくるバカが多くて困る。
一ノ越が見えてきました
我々は一ノ越山荘からスタートしているので関係ないですが、室堂から朝スタートするとずっとこのグループと登る羽目になります
結構な高度感ですが。あと少しです。次の小学生集団が山荘前で休んでいて焦りましたが、かれらは浄土山へ向かいました。レベル分けされているのかな
ここまでおりてくれば、道もひろいので安心
天気はまだ大丈夫そう
雲間に槍ヶ岳が見えるとFジイがいうのでアップに
画像加工してハッキリ見えました。あそこらまで歩いていく人がいると言うのだからびっくりですわ
僕はここで昼食に。朝山荘で持たせてもらったお弁当を山荘の脇で食べるという、位置エネルギーを無駄にしているな~~。Fジイは何も食べずにゼリー系飲料でエネルギーを補給してます。かなり調子悪いようです。僕はしっかり食べました。山歩きはシャリバテしますから。
ここでまだ10時です。下山開始は9時でしたが、渋滞してたのでコースタイムよりかかっています。
メシも食ったし、いっきに室堂まで下りましょう
ここからは整備された道で、すれ違いにも難はありません
一つ目の雪渓。祓堂のところです
溶けだした水が小川になっています
雪渓の上には一ノ越山荘
前方には予定通りだと通っていた稜線と
下山路です。中央に道が見えます
雄山の社務所が見えています
雪渓をいくつも抜けていきます
滑らないように注意ですよ
はるか彼方に真砂岳
人歩いてるし
なんか好天になってよかったわ
高山植物も沢山咲いています
名前は知りませんが
絵になりますが~
立山、楽しかったぞ(割と楽だったし)
室堂小屋まで下りてまいりました
文化財になっている旧館。
でもゆっくりは致しません。それにしても室堂ですでに暑いな~~
Fジイは一目散に室堂ターミナルへ
11時に帰ってきました
昼にはちょっと早いけど、実はもう昼飯はもう食っているので同じ建物内のホテル立山のティーラウンジへ
いや~~、なんだかんだで暑いです。2450mでこれですから、下界はよっぽど暑いんだと思います
ケーキセットにしてみました
窓の外にはハイカーが見えます。
コーヒー2杯目を飲んで帰路につきます。ゆっくりしたいのですが、帰りのアルペンルートが混む前に下界におりたいということで
まじで帰り時刻は行列しますからね
駅にあった天気予報は、このあとずっと曇りで14-16時は雨だそうです。予定切り上げて正解かも
行き来た道をどんどん下ります
まずトロリーバス
座れたけど、混んでます
つづいて大観峰駅からロープウェー乗り場から。デジカメがダイナミックモードになっていたのでこのダイナミックさ
現実的はこんな感じ
もう展望台なんか寄らせてもらえません
あっというまに宙ぶらりん
ぼくらも宙ぶらりん
混んでるな。ピーク時は整理券制ですからね、このあたりは
黒部平で次のケーブルへ。ちょうどいったばかりで少し待ちました
のるよ
先頭の前展望に陣取りました。後ろのほうで子供が見えないよと駄々こねてますが、大人げなくゆずりません!!
結構な迫力
すれ違いもなかなか
黒部湖駅にとうちゃく
登りも下りも所要時間は同じはずなのに、なんか早く感じるのは登山してきたから?
ここからは徒歩でダムをわたります
これはコンパクトカメラの絵
ここから一眼にワイドをつけて往路のリベンジです。Fジイにもここは時間をとると宣言しております
すごい~~、ワイド足りた~~、虹も写ってる
観光放水なのにすごい量
わすれそうですが、黒部湖です
なんでも霧状にして放水しているんで多く見えるそうです。そうしないとしたが削れちゃうから
今度は階段を百数十段おりて下から。
すごい迫力だけど、、、気になるのは手前の物体
かあさん あのぼくの帽子 どうしたでしょうね
黒部川、下流方向の『下ノ廊下』には道が続いております。日電歩道や水平歩道でググってね。恐ろしい道が出ますので
さて黒部を後にしますか
駅へのトンネルですが、実は関電トンネルから堰堤への道路です
途中左に折れて階段を上るとトロリーバスの駅です
割とすいていました
さらば黒部ダム。多分また来る
おっと貫通点。ここで石原裕次郎が喜んでたのだな
あっという間に扇沢、長野県です
なんか路面がぬれているのは雨が降っているから。天気予報当たってますね
この駐車場で僕らのアルペンルートは終了
参考までに29350歩だ
自家用車でない方は、ここからさらにバスで信濃大町駅や長野駅へと連絡です
小雨の中、車へと向かいます。駐車料金は駐車場によって違います
雨だよ、雨。
その後ふもとの大町温泉で山の垢を落とし、、
高速へと向かいます。空はドンヨリ。
毎年恒例、塩分補給中。Fジイ、高地を脱して食欲が少しもどったようです
このドンヨリ空の下、関東へと向かいます
高速を東へと走るうちも、天気はなんか怪しいです
降るなら降れよ!もう降っていいぞ!下山したから
富士山当たりの雲も怪しいです。台風が迫っているんですね。そして雨がぱらつく中を走り、近所で夕食を食べ帰宅です。
「なんだよ、帰宅はあしたじゃなかったのかよ??」
家に帰ればウーの出迎え
ウーの検閲
Fジイ、ウーを触ってエネルギー充填中
というわけで、無事に帰ったぞ。
32987歩の山行でした
「おみやげは?」
あるよあるよ
ほれ。立山で捕獲した野生の鼠だ
くんくん
「家から持ってったやつじゃん」
「これだけ??」
あとこれね
トロリーバスちょろQ
気になるか??
動くんだぞ
プルバックです
GO!
走る~~~、架線ないけど、、、、
あれ、、、とまっちゃった
準備運動中のウー
GO!
曲がった~~
進む~~
。。。。
キャッチ!
もう一つ、、、
なに??
雷鳥らしいです
「、、、、、」
「本物知らないから、わからんわ~~」byウー
というわけで、今回は予定を短縮しての帰宅になりました。まあそれでも目標の大汝山には登ってきたし、大成功ですわ。室堂平を散策できなかったので、ブラタモリでも見るか。
あとはあとがきだな
0 件のコメント:
コメントを投稿