100,000 Steps to Somewhere

* 万歩計の旅日記 * 旅行中のみ更新
My Step by Step Travel Diary

2011/10/23

Day1: まずはヒザの痛い母をアリゾナへ連れて行く、それが問題だ

おことわり
これはあくまでも旅日記です。治療に関する手記ではありません。また日記内の医療行為に関して、私はまったく知識を持ち合わせておりません。不明瞭や正確でない記述などもございますがご容赦ください。また同様の理由で、治療に関しましてはコメントやご質問をいただきましてもお答えできませんので、ご了承の上でお読みください。


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ネコが飼い主の旅立ちの気配を察するのはかなり早い。もう1週間以上前から気付いていたようだ。そして図星だ。今回は母のヒザの治療を受けるために、アリゾナに行きます(!)。遊びの旅行ではありませんので、悪いが留守番頼んだぞ

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事の起こりは当然だが母がヒザが悪いこと。変形性膝関節炎というやつだそうだ。そしてそれが悪化したこと。主治医が人工関節の手術を話題に出してきたこと。そしてそれを前回の旅行で、このブログによく登場する医者になったマリーに言ったことだった。

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「それなら連れてくれば、手術なしで直すよ」とDr.マリーが言った。しばし「??」だったが、そういえばそんな治療をスポーツ選手たちにやってると、ずいぶん前から言ってたな。一般人にもやるんだ。あれから数ヶ月の間に、MRIをマリーに送り「治療可能」との答えをもらった。これで渡米が決定。2週間で3回の治療をする。もう日本だと痛み止めと両膝人工関節しかないのだから、、まあ藁をも掴むわけですが、、掴めと言ってきたのはワラの方。たまたまボクが留学し、その頃からの親しい友人が妙なことに医者になり、そしてたまたまPRPとかRITとかという治療を専門にやっていた。つまり偶然の産物で、ボクが探しまくり連絡を取りまくり治療を受けるのではありません。それに費用は父が払ってます。だから孝行息子ではありませんよ。念のため。

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0歩です。10時過ぎに出発!いざアリゾナであるが、時としてを歩くこともままならない母を、地球の裏側まで連れていく、それが問題だ。ネコの世話も問題だ。いつも旅行中は母が面倒を見てくれていたので、今回は父と叔母がウインスローの世話をしてくれるそうだ。そしてウインスローが家の番。家族総動員です

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いつもと同じようにタクシーが来た、、、、が、今回は近所の駅じゃなく成田空港まで直行

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よたよた歩きの母を連れて行くのは、、当然言い出しっぺのボクだ

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お見送りの方。留守は頼んだぞ、ウインスロー!

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タクシーはそのまま空港へ

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父が脚を上げられる車を呼んでたので、快適

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道はガラガラで、予定よりかなり早くつきそうです

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成田空港第一ターミナル到着

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母は杖がないと外は歩けません。空港まで電車で来るのだって大変だったと思います。

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セグウェーの警備員さん。これがあれば歩かないじゃん

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そんなわけで、ココまで650歩。タクシーのおかげ。

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早いけどチェックインします

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完了。

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そして昼食。牛タンカレーにひかれて入った

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でもけっきょく普通のビーフカレー

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さてさて食後は手荷物検査と出国審査の先のラウンジへ向かいます。航空会社のアシストサービスがつきます。空港はむちゃくちゃ広いですからね

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いつもなら買い物をするであろうターミナルのデューティーフリーも通過

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そしてついたのはラウンジ。今回はビジネスクラスです。

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いつもの搭乗口付近とは雲泥の差

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ゆっくり座って待ちます

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ボクだけラウンジを抜け出して本屋へ

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こういう装飾や

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こういうディスプレー。すばらしんだけど、、、江戸時代から進んでないのか、、この国は

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これはモダンと伝統をあわせた感じでいいですね

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ラウンジに戻りました。さあ時間ですので、出発です。いざ搭乗口へ

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搭乗口へもアシスト

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ボクは5222歩ですが、母は多分500歩ぐらい

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登場も優先登場

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本日の機体

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ここまでアシストがつきました。本当に歩けない場合は機内でも専用の車いすがアシストするそうですが、母は歩きます。杖は持ち込めました。アシストの方、ありがとうございました。

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いつもとちがい巨大なテレビ

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いつも違い、飛ぶ前のドリンク

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飛んだ後は、急須でサービス

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シートも電動で変幻自在。空の上だけに、まさに雲泥の差

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食事もすごいね。こんなことでいちいち興奮してるのは、新しいエコノミークラス症候群なんでしょうか。

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ちなみにボクは洋食

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メインは肉+クリーミーなソース

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そして寝ます

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完全に180度のフルフラット。つまりベッドです。

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不思議なもので、夜中に起きてふと思いました。「幅が狭いな」って。贅沢はしちゃいかんな、いかん。ま、自腹じゃないのと、母にはこれが必要だったけど。

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朝飯も餌じゃありません。食事です

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母はフルーツプレート

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もうすぐサンフランシスコです。

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まえだとエンジンの中が見えるな

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サンフランシスコにつきました。ここでもドアで事前に頼んでおいたアシストがつきます。写真は税関を出てすぐの、荷物の再チェックインのライン。荷物はボクが押しているので、車いすは先で待っています。飛行機がやや遅れたので、乗り継ぎがぎりぎり。しかも、一番遠いゲートについて、隣のターミナルの一番遠くのゲートから出発です。我々は早足で急いでます

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なのになのに、再び通った手荷物検査で母の手荷物が引っかかりました。羊羹だか菓子だか菓子パンが、水分として引っかかり、開けたりしての再検査。そういうものは手荷物に入れるのは覚悟の上でどうぞ。

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まもなくゲートです。車いすは動く歩道を走れないので、随行員は大変です。

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到着と同時に搭乗開始。ご苦労様でした。ちなみにがんばってくれた彼にはチップをたっぷりあげました。(チップはつねに必要です)

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ここで8188歩。

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普通搭乗の方が乗る間、席で休息。うっすらと汗をかきました

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左手のジャンボが僕らの乗ってきた飛行機です。あそこから歩いてきました

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離陸後。サンフランシスコ

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金門橋です。船旅時代はあれをくぐるとアメリカ到着を実感したらしいです

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国内線はビジネスがないのでファーストです。

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運動した後はバナナとコーヒー

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2時間ほどフェニックスにつきます。もうすぐ到着ですが、砂漠です

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フェニックス到着。アリゾナのは秋は、、夏です。

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こちらでもアシストが。ユナイテッドのターミナルは小振りなので、移動距離はらくです

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まもなくバッゲージクレームです。

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荷物を受け取り、レンタカーセンターへのシャトルバスへ。車いすはココまで。

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9163歩。2人分の荷物の積み込みも係員が。チップさえ払えば、アメリカは何でもやってもらえます。もちろん普通の人も手伝ってくれたりします。

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レンタカー各社が入る建物へ着きました。バス乗車時にアレンジさえすれば、ここでも車いすのアシストがあるそうです。でも少しは歩かないとと言うことで、なしです。

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車を借ります。なぜかいつもひつこくアップグレードとか追加の保険(携行品などで旅行保険とかぶるので不要なもの)とかカーナビなどのオプションを勧めます。今回はフルサイズなのに「もっとラグジュアリーなのがある」とかいいます。母と2人なので、ムードはいりません!!!

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手慣れたフェニックスを走りホテルへ。いつもはマリーの家へ向かうので、やや不思議な気分

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ホテル到着。全室スイートの中級のホテルです。

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ボクが今回の随行の条件にだしたのは、「部屋は別室」です。ボクにとってはいつもの数倍ですが、母にとってはレベルを下げた部屋になりました。ひろくていいよ。

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長期滞在ですから、広い方がいいって。ここまで11805歩。多分母は2000歩ぐらいか??

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遅いですが昼食へ。マリーに教えてもらったレストランへ

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Chelsea’s Kitchenです

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さすがにつかれた。

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サウスウェスト料理。美味。

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レシートがのってきたお皿。おしゃれ

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食後はスーパーへ買い物に

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スーパーで借りた電動カートでご機嫌

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ホテルへ帰りました

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入り口が吹き抜けに面しています。入り口側に小さなリビング、外に面して寝室という作りです

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今回このホテルにした一番の理由はこれ。わかりにくい縦パノラマですが、ホテルから駐車場を横切るともうモールです。

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到着

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こじんまりしたモールですが、そこそこ高めの店が

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不思議な幼児用品の店

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歩く母

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デパートは日曜なので早じまいしちゃってます

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砂漠なので水は加湿の意味でも重要

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「3回きちんと食事します」と母が言うので夕食へ

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いっぺんホテルに帰ります

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そういえばもうすぐハロウィンですね

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悩んだあげくに夕食はさっきのモールのヘルスフードの店へ、、、しかも車でです

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店内

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疲れた、食欲ない、お袋むかつくの顔

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そのせいで、ドレッシング嫌いなのにサラダを頼み、ドレッシング抜きというのを忘れてました。最悪。

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母のピザを半分もらいました

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ホテルで母をおろし、(やっと)僕一人でマリーに会いに行きます

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夜中に疾走する路面電車。いいね~~

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やっとマリーに再会。よろしく!って言っておきました

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そいえばこのコーヒー店、移動して大きくなりましたね。おちつきます。

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少し復活

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先月引っ越したマリーの家へ

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扉の向こうには

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こいつ。ベランダのシュレーディンガー。笹を食べてました

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パンダか、君は。

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慌ただしくホテルへ帰ります。

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裏口から帰宅

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長いDay1は19893歩でした。歩いたし、疲れたけど、それ以上に精神的に疲れました。胃がイタいぜ。

明日からは単調な日々が続きます

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