2010/08/07

北岳Day3: 天空散歩(間ノ岳~下山)

おはようございます。3日目は2900mの北岳山荘から。まだ暗いが朝である。日の出の写真を撮りたい。カメラとフリースは枕元にあるが、困っ たことにウインドブレーカーがわりの雨具がザックの中。この雑魚寝では動き出すのもままならない。ましてや荷物を開けたりはできない。ところが1人2人と 出発の用意を始めたので、それに乗じてとりあえず雨具なしで廊下へ飛び出た。振り返ると、、、無理だな。フリースだけで我慢。




実は今回はコンパクトだけじゃなく、デジタル1眼と交換レンズ2本を持ってきた。ここで使うためだ。でも、三脚はない。昨日下見しておいたベンチで撮影開始。



念願の北岳からの富士山。ベンチとベンチの間に挟まるようになって風をよけて撮影。



雲海だよ。幸いにも風は弱い。



手前にはテントもあります

そらにはオリオン座も見えてます!


かなり明るくなりました。
ここで大きめの写真も見れます。


寒さに耐えかねて小屋へ引き返します。日の出はまだ。


すでに入り口は出発の人々でごった返している


部屋の窓からご来光を見た。


今日はあの中白根山を超えて、間ノ岳(あいのだけ)へ登ります。一応、日本で4位の山です。



トイレからも富士とウン海


部屋の人々は相棒をのぞいてすべて起床。相棒をたたきおこす。お疲れのようだ。


食事は入れ替え制。僕らは2回目。



またしてもまともな食事。普段の食生活が貧しいと、すべてがおいしい。


28225歩で間ノ岳へ出発。すでに6時半。


間ノ岳へはここから往復して、そのあと下山します。ですので荷物は小屋に置いて、小さなリュックで往復。


今日は富士山、見放題。


そして振り向けば北岳も見放題。


何とも言えぬ絶景。これを見ながら天空散歩ですよ、本当に。あとでギャラリーで大きな写真を見てね。


ただし3000mの散歩は空気が薄く気圧が低い。高山病の症状がでます。


鼻の悪い僕は、気圧により頭痛に苦しんでおります。荷物が軽いのだけが幸い。


不機嫌な僕に悩まされるF。Fも軽装。


北岳と、午後に歩く方面


3000mの稜線ってのは、雄大ですばらしいの一言。



中白根山に到着。ここは間ノ岳の一部で、ここからさらに登ります。


中年二人


富士山の方が高いけど、富士山からは富士山が見れない!

ここ最高。


この緑色が今日の道案内。霧が出たらこれが頼り。


「かるいよ」って聞いてた割には時々絶壁にへばりつく道があります


でもまあ恐怖感はない程度


先発隊に追いつきそうです。彼らはフル装備で、この先の南アルプス縦走のようです。


あれが間ノ岳山頂だ


到着。2900mから軽装だと、標高3189mも楽勝。


あちらが縦走される方々が向かう峰々。ここからが本当の意味で登山らしい。ここまでは観光地に毛が生えた感じらしい。


ちなみにこの山頂は山梨と静岡の県境。多分僕がいる場所は静岡県静岡市葵区。都会的な響きなのにね。


そしてここから静岡側へ流れた水は、大井川になります。


大井川の源流のその奥にて、記念撮影。


正面の悪沢岳は日本で6番目の高峰です。


それにしてもいいね~、富士と雲海を3189mから見ると。昨日は北岳からは見えなかったのですが、これでよしとしようかね。ちなみに標高差はたった4m。


あれ、、、カメラも高山病?


やや頭痛の私。自分撮りも絶妙。



山男Fにとっては4回目(?)の間ノ岳山頂。


どうも塩が足りない。ここでサラミを注入。


8時過ぎに、33811歩にて間ノ岳に無酸素(!)登頂に成功。


山頂では、みんな同じようなことやってます


あの北岳の脇を抜けて来た道を下山です


山頂にも高山植物

さっきまで僕が立っていた場所に、グループが行きました。すれ違いざまに「あなたかっこよかったわよ。私たちも行くの」って言われました。そうせなら撮っていてよ。


今日は先が長い。いざ下山。


見えてる道をずっと歩きました


最高でしょ、こんな散歩道。ただし悪天候なら吹き飛ばされて谷底ですよ。山は怖い。


赤いのが北岳山荘。そこから伸びていく道が僕らの帰路。やや絶壁感がありますな。


ここらでFが「お!」と言い石が少々谷底へ落下。ちょっとつまずいて、道を微妙に踏み外したそうです。

「倒れるときは山側な!」と山の掟を身をもって教えてくれました。


富士山にも雲がかかり始めました。山の天気は下り坂かな?


行きより長くかかる気がするが、、、山荘まだ?


あ~~、ばてた。


ついたついた、ひとやすみできる~


40703歩、10時に到着。


Fにせかされ帰り支度。再び荷物を担いで下山します


10:32、ディセント(下山)開始


下山とはいえ、まず登ります。


高山植物の間の道をガンガン上ります


調査中の方々がいました


振り向くと間ノ岳に雲がかかり始めました。さっきまで快晴だったのに。山の天気は怖いね。


そういうこともあってとにかく下山したいF。昼飯は雪渓の下までお預けとか言われましたが、、、


「もうバテバテなんだよ。俺は止まる、休む、食う!」と。
僕のわがままの勝ち。でも正直もうふらふらなんですよ。
ご飯が5時でもう10時半ですから。


さて、腹もふくらんだところで先へ進みます。


ここで東斜面を這うような道を進みます。ここが一番花がきれいらしいです。


皆さんは花を堪能中


なんか頼りない道です


ここ絶対やばいって。怖くはないんだけど。


細い岸壁にへばりついた道を抜けました。


ガレ場を下ります


「ペーター、あのお花をとって」って言う感じの花。絶対無理。取っちゃいけませんしね。


さあ下界が見えました。谷の突き当たりが終点。でも遠いよ。


そろそろ高山植物も見納めです


八本歯のコルにまもなく到着。



大樺沢ぞいに広河原へ向かいましょう


行きのしんどかった階段も、下りはあっという間。



ここからが長い。石の浮いた斜面を下るのですが、こんなに急だった?


そして雪渓を渡り


沢を飛び越え


ここで休憩。Fは昼飯。マイペース同士の我の張り合いですな。


近づいたのか、よくわからない。


落石が多いので注意しろって言われてます。これなんか今にも、、、


Fが押さえてます


だらだらと二股へ



雪渓の下へきました


あ~~、足が痛い。当たっていたいんだ。


二股に到着。あと2時間だってぇ~~、歩けるかな?


ここで靴下を換えました。フレッシュな気分で下山続行。



それがここからが単調


その割に急なんだよね


そのうち茂みの中になったり



橋なども渡り、、



ついたか??ってまだ半分かよ。あと1時間歩けって。


赤い印がルートの印。安心。


この先落石、、、迂回、、、、って遠回りかぁ、、


道がしめってて滑りやすいです。


小川をですが、これが道です。


時々また小川に遭遇。


こんな感じ。


こういう橋ばっかり


たまには無いところも。若干増水気味かな


再び沢の逆側へ。これはもうすぐという合図かな


そうでもなかった。沢沿いを進みます



なんか水が増えてます


登山道が水路なんです。登山靴は防水だからいいけどね。


さてあと20分。ここは行きに分岐した場所。ここからは同じ道です。


じゃかんうれしい疲労困憊の僕


でも疲労より、左足かかとが当たって痛いんです。かばうもんだから、別の場所も痛い。


「あ~、あ、あ、あ~」とか言いながらの行軍


Fはヒザと腰に来ているご様子。


もうすぐ


登山道入り口に到着。無事下山。


足が限界なので「ここで処置するから止まってくれ」というと、

「私は止まったらもう動けなくなってしまうので先に行きます」とのこと。

もう降りてるからいいかね。



まめができています。


きれいに水を抜けば楽になるのは目に見えています。道具もあるけど衛生に不安があるので、とりえず絆創膏をはって終了。


パーティーは必ず一緒に下山


吊り橋を渡ったところに


Fは待っててくれました。



ひとまず登山は終了。60550歩、16:10です。



数時間前はここにいました。人力ってすごいね。



ダラダラと歩いてバス停へ。目の前でバスがいっちゃいました。終バス時刻以外は記にもしてませでした。余裕有りません。


標高的には1600m程くだって来た訳です。(目安)


次は終バスの17時。あと50分あるね。でも間に合って良かった


バス停にて順番待ち


1台にほぼ満席。1人は駆け込みセーフで乗りました。きっと最後はすごい勢いで下山してきたんでしょうね。


甲府行きのバスですが、我々は芦安で下車。約1時間のバスでした。



車を停めた場所です。


とりあえず車にザックを積み、一般社会へ出る準備。本当は温泉に入って帰る予定でしたが、思ったより疲労しており、入浴=睡眠になりそうなので、汗を拭いて着替えるだけにしました。


ついでに食事も神奈川県まで我慢。これも食事=睡眠の防止。


高速は1000円のせいで渋滞。


でもまあ無事にかえれそうで何よりですわぁ。


途中で食事をして、実家に到着ついたのは11:40分。
63681歩の旅でした。上下は3193mまでのぼってるけどね。


出迎えのウインスロー。2泊ぐらいだと熱烈歓迎。


さてウーちゃんに山の話でもしてあげようかね。
山の上にはクマさんがいてね、、、、、
え?くさい?あ、話の前に風呂だね。

あとは後記に

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