2021/04/15
東海道53次 21次目 丸子(鞠子)~岡部
この日は前の府中(静岡)から歩いております。
府中~丸子はこちら
前回の続きです。今回は鞠子宿(丸子宿)から岡部宿への峠越えの難所になります。距離は8.5kmほどの普通の長さです
万歩計は12611歩からスタートです。前回からの続きということは、空腹なのです。安倍川餅食べられなかったんで
宿場の中をあるいております。どういうわけだか南アジア系の人々が次々と自転車で通ります。最初は住民の方かと思ったのですが、どうやら何かのイベントでこのあたりを散策しているようです
あれ、なんか店が閉まってますね。コロナ禍だからか平日だからか、とにかく開いてる店が少ないです
芭蕉の句碑がありました
「梅若葉 丸子の宿の とろろ汁」
なるほど
十返舎一九の東海道中膝栗毛の碑
ということは、、、
元祖丁子屋、、、休み
あ~~、休み
創業慶長元年(1596年)なのに、今日は休み
江戸時代どころかまだ関が原前から戦乱を乗り越えてるおみせなのに、、、木曜定休。
「あ~~、休み!あ~~、ひるめしがとんだ!」
あ~~広重も書いてたのに、、、、休み!
創業
(ちなみにこの茅葺き店舗は昭和の移築だそうで、広重とは無関係だそうです)
さっき買ったおにぎりもあるし、他に店もないし(旧街道を外れる他あったかも)。こうなることが予見されていたようです。
店がやってないのは、旧東海道あるあるです。
なんの変哲もない道ですが
茶畑はあったりします。さすが駿河の道に茶の香り
どんどん道は山の方へいきますが、、、
山の上にも茶の香り。さすが駿河
材木店を抜けると
お、現代の旅籠街!!
ここから川沿い
イソヒヨドリ!幸せの青い鳥ですな
そして、、茶の香り~~~♪
サギもいました
ここで国道一号と合流です
京の都は、、、表示すらない。
歩道ではなく、国道沿いにある道が旧東海道です
のどかなんですが、国道はすぐとなり
そんなのどかな道にも
茶の香り!
なんと日本紅茶発祥の地だそうです。後日紅茶好きな友人が知ってました
おや、黒いぶったいが
大人の猫だな。子猫じゃなくてよかった。子猫落ちてたら拾っちゃいそうな私です
側溝ですが、実はきれいな小川のようです。あちこちに柄杓がおいてあり、きれいにしているようです
旅のお方のセルフフィー
国道に合流すると、セルフィーの機械が。皆様ご注意を
昼飯を食べれなかった空腹の旅人の行く手にファミマというオアシスが
おにぎり補給。ここまでダラダラと道は登っております
ここで歩道橋を渡ります
東海道は逆手の裏道へ
裏に入ればのどかなんだけどね、
すぐにまた国道に
トラックがバンバン走る歩道歩きはつまらない
そして延々と続く
東海道であることは間違いないようですが、、、
そしてたどり着いたのは道の駅。でも売店等は下り線側に。正面の歩道橋を越えてまで行く気は徒歩の旅人にはありません。トイレはこちらにもありました
ただいまここ。東名は日本坂トンネルのあたりです。ここ国道1号は宇津ノ谷トンネルの入り口です
肝心のところが焦がされていますが、国道は東海道ではありません。左の『つたの細道』は東海道の旧道、右手のトンネルは古い国道。僕が行く旧東海道は右手のトンネルの上を超える道です
サクッと歩けば岡部側にも行けそうですが、命がけだな。どうやら歩道もあるようですが、それは東海道ではない!
というわけで東海道へ。一気に江戸情緒
川に沿ってゆくと別れ道が
いまいちどこを行けばいいのかわからんが、、、、
これであっているのは間違いないな。宇津ノ谷は間宿で、宇津ノ谷峠の手前の休憩地だったようです
趣がありますね
おお!なかなかよろしいじゃないですが。自動車がいなければ江戸と言ってもいい。いやまて、、舗装してないか
あとは電線だけだな
結構バテてます
ここは猛烈に登っています
正面の階段が東海道
その上も急坂
そして分れ道に。右が大正のトンネル、左が明治のトンネル。そして肝心の東海道は、、、
右かと思いきや、、、正面です
どこよ??
ここです。どんどん登ります
いきなり怖い。鬼が出るとかでないとか。誰も歩いてないし
下の緑が青々としてます。明らかに人が歩かない
不安
不安
ちょっと気味悪い
東海道といえば天下の大通り、、、じゃないのね
あってるようです
そして息を切らせながら急ぎ足で登ったら、実はあっけなく宇津ノ谷峠に到着
なんだよ~~、ちょろいじゃん
でも下りがあるんですが、まだ。下りは転びやすいので注意です
でも割とすぐに舗装道路へ合流
作業道路だそうです
暫く行くと舗装道から別れます
またしても怖い
だれもいない。いや、誰か妙な人がいたらもっと怖いけど。
枯れ葉を自分が踏む音が響いて「なに!?」って何度か思いました
びびってんな、おいら
道幅は広いですね。これが本来の東海道の広さでしょうかね
坂をどんどん下ると、明るくなってきました
そして道路に合流
集落を見て一安心。ここや箱根は一人じゃ怖いかも
ちなみに宇津ノ谷集落ですれ違った方によると、明治の道は趣あったそうです
すぐに道は国道の脇へ。ここがやや迷いやすいのですが、直進が「藤枝」左が「静岡」とありますが、それは車の話。
東海道は国道の下を「静岡」方面のくぐる道をすすみます。大丈夫です、静岡には行きません。
上の国道をくぐります
国道をくぐりでた場所はパーキングエリア
トイレも売店もありました。お茶を買い、買っておいたおにぎりを食べます。ちょっと一安心
超えてきたよ
パーキングの先で県道へ右折します
やっと落ち着いて歩ける道ですね
景色は再びのどかになりました
ツツジもきれい
そうそう、ついに静岡市を出ました。ここはもう藤枝市
のどかと言いましたが、川向には工場が続きます。きっと昔は田畑だったんだと思います
でもこの道沿いはのどか
the昭和の看板も
川沿いにはきれいな花も
オオルツボという花だそうです
カモもいました
そしてやや広い道へ合流。のどかはここまで
ちょうどトイレに行きたくなったんですが、、、、たくさんトイレが有るのに使えないという^^;
(うそです。さっきPAでトイレ行きましたんで)
片手の軍手、、、よく落ちてるよな~~
この道が東海道に間違いない。このエリアは案内が少なくちょっと心細いです
岡部宿の看板もちらほら
ここ間違えました。東海道は岡部宿手前のカーブで県道を離れます
真っすぐ行って
左に曲がります
下ばかり見ていたら上にも案内が
岡部川を渡り
いい感じの道を進むと
右に折れろと
なんのことはない、直角に曲がってきただけで元の県道へ
そして大旅籠柏屋につきました
有料ですが資料館があります
ぼくは隣のお休み処へ
中庭でコーヒーなどいただきます
おしゃれな中庭
白砂のむこうには蔵のレストランも
水も流れております
さあカフェイン補給も終わったし、本陣を目指していきましょうか
店を出た瞬間、今気づいたことがあります
隣が本陣だった!先にゴールしておけばよかった
ここまで鞠子宿から12388歩、2時間半ほどの山越えの道でした。
さてさて時刻はまだ15:40。この先はずっと街なので、多少遅くなっても心配ない。
予定ではここで帰路につく予定でしたが、、、どうしよう
バスも深夜まで走っているようです。次の藤枝には駅もあるしな~~、リタイアするならこのバスに乗ればいいだけか。
というわけで、続行することにしました。旅はまだ続きます
この次の岡部~藤枝へ
この旅の目次へ
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿