2015/08/08

悪沢岳Day1: まずは登山口。でも遠いのだ


おことわり
これは軟弱者の筆者が、友人のベテラン山男に連れられて山に行く旅日記です。正確な山行記録ではありません。大げさな表現や演出、また記述に不正確な部分もございます。 実際の登山計画の参考には山岳関係のサイトをおすすめします。あくまでも山旅の雰囲気を楽しむ目的でお願いします。なおこのルートは一般ルートですが距離も長く途中の施設も少ないため、経験の浅い人だけのグループには向きません。山は自己責任ですので、ご了承ください。


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朝7時、今年も夏山の季節が山男Fの登場で始まった。年に一度、高い方から山に登るのである。今年は日本第6位の悪沢岳(荒川東岳)3141メートルを目指します。南アルプス南部の山で、大井川の最上流部にあります。

shizuoka
ざっくりこんな感じ

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「なんだよ、また今年も山ですか」と愛猫ウーさん

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良い子で留守番しててね。おみやげ持って帰るから

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と言うわけで、まずは大井川の上流へ向かいます。今年は近場のトレーニング登山で暑さで敗退を2回してしまい、体調は万全ではありません。なのに辛くキツイ南アルプス南部です。ちなみに我々は高校の同級生。Fジイは山岳部、私は写真部でした。

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今のところ天気は晴れ。
当初の予定は6位の悪沢岳だけでなく、隣の7位の赤石岳へと縦走を計画していましたが、前記の理由で軟弱に計画縮小。今年は悪沢岳のみになりました。それでもキツイ事に変わりはありません

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圏央道へ入ります。楽です。

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あっというまに東名。あれれ、、くもってきたな

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富士山が見えるはずのエリアですが、見えない。
南アルプスは北アルプスと比較にならないほど辺鄙です。登山道も細く、小屋などの施設も少なく、そして登山口まで行きにくくて大変。よって僕のような山男でない人間はあまり行かない、、、はず。

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東名から第2東名へ。実に走りやすい。そして山に近い。
ちなみにこれまで僕は日本の山の高い方から夏山一般登山道で登ってきました。順はこんなです。途中が飛んでいるのは隣などですでに登ってしまった山があるため。悪沢岳6位、となりの荒川中岳13位、向かいの赤石岳7位と、欲張れば一度に周遊できるし、普通そうするそうです。でも体力が不安なのね。だから割り切って悪沢岳だけ行きます

日本の山、高い順(青は登山済み、赤はこれから)
1:富士山 3776m
2:北岳(南アルプス) 3193m
3:奥穂高(北アルプス)3190m
4:間ノ岳(南アルプス) 3189.5m
5:槍ヶ岳(北アルプス) 3180m
未 6:悪沢岳(南アルプス) 3141m (今回の山)
未 7:赤石岳(南アルプス) 3120m

8:涸沢岳(北アルプス) 3110m
未 9:北穂高岳(北アルプス)3106m
10:大喰岳(北アルプス) 3101m
11:前穂高岳(北アルプス)3090m
12:中岳(北アルプス)3084m
未 13:荒川中岳(南アルプス)3083m


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静岡SAに入ります。ここのスマートインターから降りるのです

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降りるといきなりのひなびた感じ

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早々にコンビニによります。山へ持ち込む食料などを仕入れる最後のチャンス。アプローチの道が辺鄙なので、早めの行動。結果的に、この店が本当に最終コンビニでした。まだ2時間以上も走るのに。

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大井川の上流へは何本も道があります。多分大井川沿いの道が一番メインなのですが、遠回り。今回は国道362号で千頭を経由して井川を通り、畑薙ダムをめざします。そこが一般車がいける終点です

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安部川の支流、藁科川(わらしながわ)沿いを登ります

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国道なのに、、、、狭い

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国道なのに集落内の茶畑ぞいの1車線

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峠越えも狭く、ハラハラしながらの運転。このルート、たぶん正解じゃない。

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山深いですね~



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峠道を下りて大井川を渡ります。

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お!千頭駅付近の大井川鉄道井川線。あこがれのアプト式列車です。

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井川線は現在は崖崩れのために途中までの運行だそうです。ご注意を。われわれはその終点の井川のさらに先へ向かいます

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県道60号はしばらくは広い走りやすい道

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でも接岨峡温泉を過ぎたあたりから、やがて落石注意地帯の1車線区間

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すれ違えない。すれ違い場所も少ないです

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井川湖沿いの井川集落を過ぎさらに上流へ。畑薙第一ダムを目指します。そこが一般車の行ける限界ですが、まだ登山口じゃありません。そこで登山基地まで行く、1日数便の送迎用のマイクロバスに乗り換えます。まだまだつかない。

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最後のお立ち寄り。ここが最終のお食事処の白樺荘。宿泊はもちろん、食事や温泉入浴もできます。畑薙ダムの割と近くです。

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12時発の送迎バスには間に合わないので、とりあえず昼飯。

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カツカレーで娑婆にお別れ

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再び出発すると、道はどんどん荒れてきます
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いつでも崩れてきそう

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そして着いたのが畑薙第一ダムではなく、そのそばの臨時駐車場。今の時期、マイクロバスはここが乗り場

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駐車場の入口の坂を登って乗り場へ時間と状況を確認に行きます

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12時の便が行ったばかりなので、待っているのは3人だけでした。


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バスの件をテント内の山岳遭難防止対策協議会の方に聞くと、「先着順だから、ザックをバス停においてね」だそうです。ここへ登山届も提出できますし、情報を得られます。ミニ売店もやっているようです

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車に戻り、準備開始だけど、、、

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まだ早いから車で待機

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ちょっとウトウト、、、したいのですが、乗り逃がしたら大変。そういえば「先着順だからザックで順番取り」という言葉が気になり、ガラガラだけど早めにバス停に移動することに

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最後まで悩みましたが、一眼も持参することにしました

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パッキング完了、、重い。まだ水入れてないのに

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トトロのバス停並みののんびり。

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乗車番号4、5です。1時間前、ガラガラだね、、のんびりだね、、南アルプスはのどかだね。乗車待ち2、3番のご夫婦に悪沢岳のみの登山計画を言うと「もったいない。赤石岳も登れば1回ですむのに」と。う~ん、でも体力がね。あとFジイのヒザもね、不安。

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と、突然テント内の遭対協オジさんが「バスが来たぞ!」と一同に気合いを入れる。まったり休んでいた数人の係員が動き出した。すると静鉄ジャストラインの路線バスが満載の登山者を運んできました。とてもじゃないけどマイクロバスに乗りきれる人数じゃありません。「ザックを順番に置いてマイクロバスの順番を取ってください。あと入山届をだしてください!」と修羅場です。不備がある人には指摘をしています。さっきまでののんびりムードは終わりです

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定刻にマイクロバスが下山者を乗せて到着。乗りきれないので2号車が出るようです。

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並んで待っていてよかった。車にいたら2号車どころか14:30の最終便もありえた。乗車券を買う時に係員に今夜の宿泊地と食事の有無を聞かれます。それを無線でロッジに伝えて人数や食事を用意するようです。椹島ロッジふくめ、このエリアの山小屋は予約不要なので、こうやって宿泊人数を把握しているようです。(エリアによっては予約が必要な山小屋もあります。また団体は要予約)

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『狭い座席』『膝の上の重いザック』『隣の山男Fはデカい』の三重苦ですが、登山口まで歩かずに済むのは幸いです。林道を1時間ほど揺られて、20km先の椹島(さわらじま)ロッジへ。補助席まで使って、満員の1号車です。



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バスは椹島ロッジの送迎バスなので無料ですが、路線バスじゃないので乗れるのは山小屋を利用する人だけ。あるいは山中の山小屋を1泊でも利用すれば乗れます。逆に言うと、全部キャンプするとバス無しで歩きです。乗車時に3000円で施設利用券を買います。その分、山小屋から3000円引き。帰りは山小屋の領収書を提示して予約します。

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すぐに畑薙第一ダムが見えてきました。ここはまだ一般道

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ダムを過ぎるとゲートがあり、許可車両専用になります

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ゲートを過ぎます

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すぐに歩いている方を発見。山男Fの話だと、たぶん茶臼岳方面に登る人だという事です。登山口はこの先の吊橋だそうです

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これがその長い長い吊橋

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このあたりは特殊東海製紙の社有林。この先ずっと私有地です。道はすでに未舗装路。しかもガタガタの未舗装路になり4重苦

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四重苦の図

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大井川沿いに登ります。林道なので急な上り下りをしています

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かなり傷んだ個所もあるようで、徐行を強いられます

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そしてついに到着した椹島ロッジ

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宿泊申込書には、ルートや次の宿泊場所や下山予定日の欄も。この情報は、山中の山小屋への明日の人数把握に使われるようです。

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ここでも先着順で受け付け。個室があると聞いていたのですが、こちらから言うまでもなく「プラス2000円で個室がありますが、どうされますか」と言われました。当然イエスです。雑魚寝は寝不足の元ですから。2名なので一人1000円の個室負担です

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長い廊下を行きます


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階段を上り

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先に我々の部屋があります

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簡素ですがテレビがありました。寝具は布団。場末の民宿レベルというところですが、ここは山中。ここでは一流ホテルです。

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いろいろと案内があります。入浴もできます。19時まで。食事は入れ替え制。携帯はソフトバンクのみ使えるらしいです。でもWIFIは無料でロビーで使えるので、他社でもメールなどには問題なしです。あとで試します。

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ちなみにこちらは山でも最強ドコモの山岳エリア図。

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明日歩く千枚小屋へのルート上は使えませんが、山頂や千枚小屋は使えるようです。ちなみにおいらはAU なんだが、、、。AUは椹島はダメです。(山頂部はなんとか使えました)


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林道で嘘歩数が少し増えているようですが、6545歩ほどです。基本的に歩行以外の歩数は感知しないので、まあまあこんな感じ。

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ロッジの外観。今は南アルプス南部の登山基地。

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昔は登山ではなく、林業の基地だったそうです。今は伐採はしていないそうです。

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標高は1100mですので、わりと低いです。明日の山小屋は2600mですので、、、標高差1500mもあります


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白幡史郎の写真館がありましたが、売店で券を買えと書いてあったので有料かな。パスりました。



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なんとコインロッカー。余分な荷物は預けていけます。


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レストハウス・売店もあります

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メニューの一部

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ここで帰りはバス予約ができます。もちろん下山後の話。いろいろ売ってます

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何か忘れてきた場合は、なんとかなりそうです

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そして生ビールも飲めます

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外では焼き鳥もやるようです

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おいらは芝生でのんびりコーヒー。1杯ごとにドリップなので、決して高くはない400円。

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山を撮る私 by Fジイ

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私が取っていた写真。ここはキャンプ場でもあります


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気持ちのいい芝生です

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そらにはトンボがたくさん

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アップです

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そろそろ食事の時間なので室内へ。明日以降、お会いしたくないツキノワグマさん。この剥製は小熊かな。ちと可愛いが、山中では会いたくない。

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お食事はこんな感じ。さすがに林道で下界とつながっているだけあって豊かです。

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ちなみに販売機の飲料は200円ぐらいで50円プラス。まあまあ仕方ない感じ。里から遠いからね

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ビールは大500円。飲まないので高いのか安いのかわかりません。

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ここはゴミは引き取ってくれます

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そしてなんと洋式は全席ウォシュレット配備!出すのも安心。風呂もあるし、もう旅館だね。リゾートと言っても過言じゃない

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食後、ロビーでWIFIにつないでみました。掲示してあるパスワードを入れればばっちりです。2人しか使ってなかったので、速度も快適。ちなみに奥の部屋は山岳救助隊の詰所。お世話になりたくないものです。

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登山計画書がまだの方は、ここでも提出できます

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外に出るとまだ明るい。だってまだ6時です。みなさんそれぞれにお楽しみ中

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山男Fジイはビールでまったり。酔った勢いで早寝する気らしいです

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空には鳥がたくさん


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高速で入り乱れています。ツバメっぽいです

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どうも虫を上空で捕まえているようです。トンボ(餌)も見えています

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Fジイの「じゃあ、ねますか」の声で部屋へ戻りました。BSテレビで週間天気を調べる元山岳部と、、、

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居眠り中の元写真部。

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本日の歩数は10343歩でした。この後、本当に寝ました。1日目はやっと登山口に着いただけ。これっぽっちも登っていません。明日は7時間かけて標高2600mの千枚小屋まで標高差1500m登ります。途中には水場(泉)があるだけで、施設は一切ありません。一番大変な日です~。おやすみなさいませ。
ここまで遠かった。


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