ルクラの朝です。それにしても連日あさは目覚ましなしで起きますね。早寝早起きです
126,428歩からです。本日のスケジュールはルクラからカトマンズに飛びます。もう歩きません。飛行機は10時ですので焦りません
なにせ空港まで3秒ですので、ゆったりです
朝飯前の散歩ですが、すでに宿の玄関を出るとターミナル前
ルクラは谷の西側の斜面に張り付いています。だから日が当たるのはかなりあと。山はすっかり朝なのに
山の天気は朝が一番安定しているといいますね。空港ではありますが、立派に2800mの山中ですので、早朝から便がガンガン飛びます
7時頃の便ですが、これは多分6時前にカトマンズを出てるはず
いまだ日もささず
食堂に帰りました。今朝は停電なようで、薄暗いのに照明なし
宿のコーヒーはどこでもインスタント。これさえ本当のドリップなら文句ないのに、、
今朝の食卓の調味料。醤油やら辛いソースやらの横にアルコール消毒ジエル。そしてジャム。ジャムは有料
本日はチベットブレッドです。ガイドのペンバさんが「おなかこわすとこまるから、やめたほうがいいよ」と言って食べさせてくれなかったメニューですが、今日はもう最後なのでOKだそうです。まあ揚げパンですね。はちみつとあって美味しいです
二人も調子悪くちゃ困るもんな、ガイド的に
中庭では朝の便で到着した登山隊の荷物整理が行われてました
おはよ、ドリー、、みたいなワンワン
朝はどこでも香をたいていました。日本も昔はやってたんじゃないでしょうか
台所の煙突からは朝のカマドの薪の煙が立ち上ります。日本だって高度経済成長前は朝はカマドでご飯を炊き、味噌汁を作っていたはずです。ヒマヤラでは今でも
なんかなつかしいね
登山隊は本気で山に登るようで、ピッケルやアイゼンも持っていました。しばらくしてクライミングシェルパ達があつまってきました。『シェルパ』は民族であり名字でもありますが、日本で言ういわゆる『シェルパ』とは彼らのことです。ここでは一番の花形です。かっこいいですよ。
我々のフライトまではまだまだ時間があるので自由時間。チェックインすら始まってません。ってことは、もう飛行機見るしかないでしょ
世界一の空港だからね
着陸
成功
そういえば昨日はなかったブラックラインが。これは昨日のオーバーラン思想な着陸のタイヤ跡
今日は風も弱いので問題なし。着陸機と入れ替わりにすぐに離陸機が滑走路へ
滑走路というか滑り台的だ
下り坂でビューーーーんと飛んでいきました
続いて次の機も滑り台で勢いをつけて
離陸!
待っているとすぐに次の着陸機が
とにかくもう天候が安定しているうちに飛びまくります。すべての飛行機がカトマンズに行くのではなく、麓の空港と往復して荷物をあげる便も多いそうです
さてそろそろ時間かな
9時ですからね。ただしチェックインは宿のおばさんさんがするという、、どういうこと??
チェックインは完了していました。でもまだまだフライトは先だそうです
宿のやってるベーカリーカフェでくつろぐことに
本当のコーヒーもありますよ。
ちなみに空港から5歩です。外では今日もポーターさん達がお仕事中
もう10時なんですけどね~~、往路と同じで復路もまた待ちぼうけを覚悟した頃、ペンバさんが呼びに来た。「行きましょう」と。
5歩でターミナルへ
チェックインは済んでいるので、チケットカウンターは素通りして、ぬるいセキュリティーチェックを受ける。ぬるいのになぜかFジイは折り畳み傘を没収されてました。ご注意を
傘なんかとられたって、やっとここから脱出できるのでワクワクのFジイ。彼の予想に反してオーガニックな道や食べ物に苦労させられたからね、エベレスト街道では。
でもすぐに乗れると思ったら甘い。ルノアールのココアののように甘い
待合室だとおもうからいけない。ここは見学室だと思ってすごうそう
今知りましたが、鼻先にも荷物入れるのね。結構積めるのね
下には我々の荷物発見。チェックイン済みを目で確認
エプロンと滑走路を挟んで管制塔が。塔っていっても3階建てなんだけどね
ちゃんと仕事してるんだろうな、、、、
上り坂の滑走路なので、まるで飛行機が湧いてくる感じ
僕らの飛行機ではないな。緑のTARAエアーにのるんだから
これも違うな、、、
コックピットアップ。なんとなく新幹線っぽいな
この飛行機のパイロットは休憩に入りました。翼のところで飯食ってますわ
そうこうするうち、地面のレベルの待合室に移動しました。ここは搭乗口です。
もうとっくに時間は過ぎてるけど、、、
そのまま時はさらに1時間ながれました、、、
いらいらするわ~~~、日本人待つの苦手~~
そしてやっと待合室から脱出の時。扉が開きました。
12:15分、やっと10時の便に乗れます
ボーディングブリッジはありません。バスゲートもありません、、自動車ないし。あるきです
あるいみ最高のボーディング
これこれ。これに乗るんだ。9N-ALO、、、行きと同じ飛行機です
乗る気満々ですが、まだのせてくれません。のんびり飛行機でも見てろってか?
まあ普段立ち入れない場所ですからね、、、滑走路脇
せっかくここにいるんだから、飛行機こないかな
なんども飛行機を見てたあそこ。あれ、あれって宿かな?そうしたらあの宿に泊まれば飛行機みほうだいじゃん。
こりゃまたずいぶんと荷物を満載してきたね~~。やっと荷物を積み始めた
あ~~、離陸機がきた
ここ最高
いよいよ滑走
ここから下り坂
フレームからはみ出る近さ。プロペラの空振を感じる近さ、なんかあったらやばい近さ
すごい勢いで下っていきます
世界広しといえど、坂道の空港は唯一無二でしょ、定期便の空港では
せっかくなので、ビデオでどうぞ
君も待ってるのね
ちなみに滑走路脇のこの施設はヒンズー教の神様を祀っているそうです。航空関係者はヒンズー教徒が多いからだそうです。というか、ネパールはヒンズー教が8割ですから
こうなりゃ着陸も見たい
まだ乗組員が外にいるからワンチャンスあるな。CAさん美人だわ
あ、離陸機が先か、、とここで時間切れ。とはいえ、滑走路脇で25分も待ちましたよ。
乗れと言われました。本来なら先頭で乗り込んで山側になる先頭列右側を確保したいところですが、この際この空港の飛行機を撮るほうが優先です
なんだろう、このサイズの飛行機はすごくいいわ。なんか操縦できちゃいそうなサイズだし、ほしいわ
あ~~でも駐車場に入らないな。DHC6、いいわ~~
乗ったのは一番最後。美人CAさんのそばの席なので、まあ当たりだな
コックピット後ろ、、、、、座りたかったな
さあドアもしまり出発です。
ドアと言うか、、、ほぼタラップですけど、、、
アバウトな空港なので、子供が見学してるし、、、滑走路脇で
そして定番見学スポットのところから、、、
滑走開始。下りはじめのがくんとくる揺れはビビりますが、その後は普通の滑走。なお現在12:45です。定刻より2時間45分遅
昨日からなんども怖い怖い離着陸を見てた割に、乗ってると別にどうということはないもんだな。普通に飛びました
揺れまくってるけどビデオはこちらです。いまいちですけどね
窓から見えた1週間いた谷間
この谷の奥に世界で一番高い山があるとおもうと不思議な気分です
肝心のヒマラヤ山脈は雲に隠れて見えません。あ、眼下にあやしい未確認飛行物体
どうやらルクラに向かう飛行機のようです。
こうやって見ると小さいな~~~
うっすらとヒマラヤ山脈が見えているところがありました
ちょっと極端に画像処理してみました。あ~~、ヒマラヤだ
どういうわけだか水平目線で畑が見える。水平飛行中なのに、、、この丘でもきっと2000m位あるんだろうなとおもう
それにしてもなんか飛行機の窓に普通に景色が写ってるのって、バスみたい
なんかドアに隙間があって寒いんですけど、、、、もともと気密性はない機種ですので、これでいいのかな。バスかよ
しばらくして普通の飛行機のように、景色が眼下に見えるように。谷間を抜けたようです
平野部に出ると、なにやら煙突がニョキニョキと
レンガ工場のようです
やがて町が突然広がり始める。僕は気づかなかったけど、Fジイが言うにはどうもこのあたりで旋回していたらしいです。ルクラに引き返すんじゃないかとヒヤヒヤしたそうです
ルクラに帰ったらラッキーじゃん!と写真部な私は思った。
無事に着陸して小型機の駐機場へ
ついたついたと、一番ホッとしてるのはガイドのペンバさん。だって我々をホテルに届けないと仕事終わらないもんね
到着はスムーズ。バスに乗り
あっという間に国内線ターミナルへ
荷物もスムーズに出てきて
あっという間にターミナルを後にします。今朝の待ちぼうけが嘘のようにスムーズに事が運びます。
もうウ◯コを心配しないで歩けるので、Fジイの足取りも快調。なにより空気が濃いね
軽ワゴンのタクシーを捕まえて乗り込み、一路渋滞のカトマンズをホテルに向かいます
ガイドさん任せでよくわからないのですが、これはツーリスト専用という意味なんでしょうか?
おさるさんがたくさんいますね
猿は神様なんだそうですわ。犬もそうでしたね
あっちもこっちも渋滞です
そういえばネパールの移動は普通はバスだそうです。列車は殆ど無いそうです
王宮博物館、、、行きたいな~~。でもFジイは食事以外ホテルから出歩かないと言っております。そこで奥の手
街でもガイドと車を雇って観光に行く!
本来の私の趣旨には反しますが、Fジイがそれならいいというのでそうしました。
そんな打ち合わせをしているうちに、到着。って、、、まだホテルじゃないんですが、、、
最初に泊まったホテルの道は車が入れませんので、ここから歩きます
大した距離ではありませんが、自分の荷物を担いで歩きます。ポーター君はこれの倍を担いで山道を歩いてたんだとおもうと、感謝だわ
建設中のビルの脇を通って
ホテルに付きました。
なんと豪華なホテルだ、、、山小屋のおかげで同じホテルが数段上に見えちゃいます。ここで一週間ずっとお世話になったペンバさんと別れました。なにからなにまでお世話になり助かりました。でもお別れの写真撮り忘れたけど。
あれ~~、豪華な部屋だわ。初日はしょぼい部屋だと思ったのに、、、、同じホテルの部屋なのに不思議だ
とりあえず14:30です。お腹ペコペコですので遅い昼飯に出撃
なんか痩せた?スマートになったんじゃないか??
階はヨーロッパ式でロビーは0です
豪華だわ~
ホテルを出るといきなりの雑踏。それでもここはタメル地区という、外国人観光客が多いエリアなので整備されている場所です
ウロウロしながらレストランを探します。今回はFジイに「日本食でもいいよ」と、これまた私のスタイルには反する提案を。弱ってるのでね、かれは
ところがですね、通りがかりの日本食屋が裏路地にあるっぽく、パスになりました。変な日本食だったらどうしようということらしいです
無難にハンバーガーが食べたいらしいので、こちらへ入りましたが、、
僕は相変わらず地元色の濃い食べ物へ
カレーだね、今日も。ダルバートはなかったです。
Fジイはこれ。美味しかったそうです
食後はスーパーで少々買い出し
僕は地図を今更ながら購入
そしてナムチェでも行ったシェルパというアウトドア系の服を購入。ネパールが世界に誇るブランドだそうです(本社はアメリカだって)
シャツを買ったのですが、セール品をあさりにもう一つの店舗へ。このあたりには激安アウトドア用品や服がたくさん売ってますが、たぶんあらかた偽物。その点、シェルパは日本並みの値段ですがヨロシイようです
土埃と排気ガスの中を歩いて、お土産ショッピングです
ルンタがもはや、売出しのハタにしか見えない
運動会の万国旗にも似ている
結局今日も歩く我々。ウ◯コはないが、車やバイクでもっと危ない。
それにしてもこの電線
どうなってんだよ。絡まってるようにしか見えないが
どこもかしこも電線だらけ。そして車だらけ、バイクだらけ、人だらけ、土埃だらけ、排ガスだらけ。僕はエベレスト街道の牛だらけ、ロバだらけ、ウンコだらけのほうが良かったわ。すでにFジイ、限界なようで目がうつろです
あったあった、ここここ。店員さんがここでもシェルパ族の方で、見た目がどうにも我々に近い。なんとも不思議だが、南アジアと東アジアが混ざってる
ちなみにSherpaは定価販売で値切れません。でもセール品は半額でした。そちらの棚から買ったのですが、「ごめんなさい、半額なんだけどこれ元の値段が間違ってて少し高いの」と言われちゃいました。「あ、いいよべつに」と珍しく太っ腹なところをみせたら妙に感心されて結局値札通りに負けてくれました。「普通こういう時、お客に嫌になるぐらい文句言われるのに珍しい。日本人は紳士だわ」と。いえ疲れてるだけなんですけどね^^;、、、得したわ。
店から一歩出ると雑踏。日本に例えれば、昭和50年代ぐらいな感覚です。土産物ハントは続きます。
次はここに
手編みのニット専門店。THEお土産屋が多い中、ここは専門店。店員さんも感じ良かったので姪っ子に帽子を買いました
それししても電柱なのか??電線が絡まっただけだろ~~。絶対直せないし
ここでもヤクのぬいぐるみあったか
Fジイを探せ!ヤツはもう限界のようで、ホテルに帰れなくなるのを心配しております
食事以外ホテルを出ない宣言してた割に、頑張ってくれました
後で地図を見たら、この先にクマリ(少女の生き神さま)が住む寺院があたようです。ここで引き返して後悔したけど、まあしゃーない
こんなところでよくねてられるな、きみ
雑踏に狭い街、そして底に入って行く小型車。ここは日本ですか?
私鉄沿線の駅前って、こんなだったよね
果物売りの人からバナナを2本買いたかったのに、うまいこと丸め込まれオレンジもかわされた。商売はネパール人に勝てない
といってもこの程度。
自分でも意外なほど楽しんでおります
ふと目に止まった猫のクッション。あちこちで売ってましたが、流石に買いませんでした。だって白黒猫じゃないんだもん
きれいなエリアの割には舗装はボロボロ。補修はしてるけど、砂利を詰めてあるだけだったり。こういうのも高度経済成長期の日本のようで妙に懐かしい
日本料理屋あったね。これも路地でFジイはパスなようです。
途中の店にすいこまれていったFジイが買ったのは、、
ネパールの帽子。じ、地元の方ですか??それにしてもFジイは値切らない。店側が「え?」ってぐらい言い値で買いそうになる。勝手に横から僕が値切るという、これまわわけわからない構造です。
そろそろ街に明かりが灯り始めました
Fジイは限界だそうで、ホテルに一旦引き上げました。ついたときは急いで昼ごはんに行ったので、荷解きをして整理します。明日の深夜に帰国ですので。
このミニPCも持ってエベレスト街道に行くつもりでしたが、結局このホテルに預ける荷物にいれて行きました。本当はPCは預けるべきじゃないんだろうけど。一週間ぶりに写真をPCにバックアップ。今までも、スマホのSDカードへバックアップはとってましたが。
すっかり日が落ち夜が来ました
つまらないので、ホテルから逆側の道へ出てみました
こちら側はタメル地区の外側なので、地元の人のお店が多いです
とうぜん街灯が少ない場所もあります
ここらの店で夕食とも思ったのですが、Fジイはピザが食べたいというのでありませんでした
ぐるっとまわって表側へ向かいます
なんだよこの電線
タコ足配線だろ~~。 クモの巣配線かも
路面もけっこう荒れてますね。ホコリもひどいです。
もとの観光客エリアに帰ってきました。
昼に通りかかった高級ピザ屋
店内はあきらかに外人だらけ。もともと英語が通じやすいネパールですが、このエリアは完璧に皆さん喋ります
サラダも久々に。
欧米人が多いというのもあるのだろうけど、こう見るとアメリカのどこかと言っても違和感ない
でもこちら向きだとアジアだわ。不思議
ヤクのチーズではないです。ナポリ風の薄いピザ。Fジイはマルゲリータでした。ぼくはペパロニ。って、香港空港でもこの組み合わせだったろ!
食後のカプチーノはアートになってます。
Fジイは満足のようです。私も満足
あて、ホテルに帰りましょう
建設中のビルができれば、ここも整備されるんでしょうが
今は真っ暗
とりあえずここで本日の歩数です。本日はたったの9099歩、累計は135527歩でした。この後荷物の整理をしたり、久々に熱いシャワーを浴びて幸せ気分です。
Fジイ、久々の柔らかくて温かいベッドで早々とお休み
山岳部で山なれしているとはいえ、毎晩山小屋は寒かったようです。今夜は暖房も入ってて大丈夫だな。空気も濃いし。それにしてもなんでこっちにケツを出してるんだ!バイオハザードだろ
一方の写真部は、別に山は毎晩寒くなかったけど、今夜はのびのびふかふかで寝れて、文明のありがたさを実感しております。明日はいよいよ最終日。でもフライトは深夜なので、夜までカトマンズをうろつきます。っていうかさ、いわゆるネパールらしいところ行ってないから、まだ。ではおやすみなさいませ
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