これは旅日記ですが、筆者には十分な登山経験はありませんので正確な山行記録ではありません。表現に大げさな部分や演出、データーに不正確な部分もございます。実際の登山の参考にはなさらないでください。
20411歩でDAY2スタートです。注目すべきは朝4時半だということ。僕には異例な早起きです。
でも早い人はもう出発しました。とりあえず雨は降ってないようです
山小屋の朝食。今回で一番好きな感じの朝食ですが、、、
なんでポテトサラダ入れるんだよ。マヨネーズ嫌いの僕としてはつらいけど、横からFジイが「いらないの?じゃあもらう」ってもっていきました。
我々も出発準備完了。上高地から10km上流のここからが登山の始まりです
ちなみに道は二手に分かれます。本流に沿っていくと槍ヶ岳への登山道
横尾大橋を渡って向かいの支流に沿っていくと涸沢を経由して穂高へ向かいます
ここ標高1620mから2983mの穂高岳山荘までの6時間の行程です。高低差で1400mを登るって、、、ちょっとブルーな軟弱もの。山男はさっさと行っちゃいました
忘れてましたが5:50頃発
しばらくはのんびりとした道です
どうも歩き始めの30分は体が怠い
小さなきのこが苔のじゅうたんに生えてました
このあたりから少しだけ登山らしくなり、、
どんどん山男との差が出る。でも後をついていけばOKってのは、山初心者の僕にはありがたい。
対岸にあるのは屏風岩
本谷橋で対岸に渡ります。この辺りで1時間で1800m弱まで登ってきたはずです
吊り橋上の私。揺れます。
本谷橋を渡ると急な登りが連続します
休み休み登ります
なんだよ、危なっかしい道だな
足場も悪いけど、一歩一歩登ります
落石地帯通過
なんか遠くに奥穂高が見えてきましたよ。
鞍部にあるのが今夜の小屋。まだまだだな
あれ?Fジイさんがヤブから出てきましたが、、、、キ○打ち?
標高も2085m。涸沢(からさわ)は2300m強だから、、、あと200mか。
ほどなく樹林帯をぬけ河原に出ました。
Fジイが「もうすぐ」と励ましてくれますが、、、涸沢が目的地じゃないってば
丸いしるしを頼りにコースを登ります
涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐点。涸沢には2軒の山小屋があります
我々は涸沢小屋のほうへ
2265mということで、ほぼ到着
あれが涸沢小屋。あそこで一休みします
ここが有名な涸沢カールですか。ほーー、気持ちいいね。ここにしばらく泊まりたいような場所です
こっちだってさ
見えてから、なかなか近づかないです。なぜなら登りが急だから
それにしても雄大だ。日本の風景らしからぬ雄大さです
着きました。2時間少々で、標高2350mを登りました。歩数は大体10000歩。
でも目的地はここじゃない
気圧のせいでFジイのもってきたランチパックが爆発寸前です。
僕はカフェイン補給
遥か彼方に見えるのが、涸沢ヒュッテ。帰りはあちらによるそうです
ここまでは防水のサイバーショットと、富士のファインピックスのコンパクト2丁拳銃でしたが、ザックからPEN3を出しました。出しておかないと撮らないよね。でもこの先は僕にとっての難所ザイテングラードですので、またしまっちゃいました。
30分ほど休憩して、回復。さあいよいよ急になります
道は再び樹林帯へ
でもどんどん登ります
ここ数日、昼過ぎから雨が降るそうです。なんとかその前に小屋に着きたいものです
10時前なのにガスが出てきました。夏は仕方ないそうです。登山道は雪渓の上部を横切って正面のザイテングラート(側稜という意味だそうだ)を直登します。
雪渓を少々通ります
滑らないように、、、
上がってきましたね
音がして上を見るとヘリが稜線の山小屋へ荷揚げ中でした。俺の晩飯?
間もなくザイテングラートに入ります
ここです。後で知ったのですが、1日前にこの辺りで2名が滑落事故で亡くなられたそうです。残念ですね。
いよいよザイテングラートに入りました
ザイテンって書いてあります
こういう岩場を進みます
相当に急です
もっとも登山する人々にとっては、こんなのは危険なうちにに入らないようです
急になったり少し緩くなったりの繰り返し
急になったな~と思ったら
クサリや梯子も登場
梯子のほうが岩場より怖くないです
一休み
さっきまでいた涸沢がガスってきました
小屋まであと20分だそうです。ガスってきて見えませんけど、、、
濃くなったり、薄くなったり
それにしてもこんなところにも高山植物が生えてます。たくましい。
こんなに急になってきたということは、、
あ、稜線が見えてきました
小屋発見
目前だけど、息が上がって登れない
到着です。34434歩ということは、たった3000歩で標高700mを登ってきたということです。12時過ぎだから、、横尾から6時間少々で時間通り登りました。
残念ながら霧で景色は見えません。Fジイはこのまま奥穂高の山頂まで行きたかったようですが、この霧じゃ無理だね
雨がぽつぽつ来たので、さっさとチェックイン。標高2980m
着替えたりして少しくつろいだ頃に、、、、
ついに本格的に降り始めました。よかったよ、ザイテングラートで降られなくて
ちなみにAUも使えますが、やや弱いです。外なら通話もできそうです。
ドコモは余裕。あ、カップラーメンを食べております。お湯付きで400円。山の物価は高いんです。ヘリで上げるので仕方ありません
まだゆったり。ふと頭によぎったのは近江敏郎の古い歌『山小舎の灯』。歌詞に”呉れゆくは白馬か、穂高はあかねか、、、、”というのがある。穂高というと浮かぶのだ。多分懐かしのメロディとかで歌ってたんだと思います。知ってます?
今日は平日なので雑魚寝にはならなそうです
18が僕のスペース
ちょっと昼寝してたらFに撮られた
その間に雨は上がったようです
でも霧はそのまま。見えているのは奥穂高への登山道。
濡れた岩場は怖そうです
また降り出した。山の天気は変わりやすい
そうこうするうちに夕食。稜線上なのに充実
ただし嫌いなドレッシングがかかってる、、、
それでも満足
もう出かけないの万歩計を外します。
今日はさっさと洗面
食後、また落ちました。6時ぐらい。確信犯です。
夜中に起きたら晴れてました。月と奥穂高
中央は涸沢の明かり。右は、、、、どこの街だろう?松本?塩尻?
といわけで積算で36597歩。本日は16186歩。標高差は約1600mでした。疲れた。明日はいよいよ奥穂高岳の頂上アタックだ!
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