車掌の”ボーダーコントロール!”のかけ声で今朝は飛び起きました。19年前に見たソビエト出国検査の厳しさが脳裏によみがえり、変わらぬ緊迫感で係員を待ちました。英語で『日本人な』の一言だけで僕は税関も出国管理もほぼフリーパス。以前のように床下や屋根裏のチェックはしてましたが、普通の係員がやるだけで兵隊が銃をもって検査をしたりはありません。
もちろんフィンランド入国も簡単でした。両国ともいかつい係員でしたが、唯一の違いはフィンランド側には愛想笑顔があること。ロシア人も微笑めよ。
さてヘルシンキで午後を過ごし今夜も寝台列車泊です。でも今日のはシャワー付きですから快適ですけどね。北へ向かう列車は北極圏の手前まで行きます。目覚めればサンタの国。
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