というわけで、無事に9位北穂高岳3106mに登ってきました。景色が見られなかったのは残念ですが、怪我もなく下山できて本当に良かったと今回ばかりは実感しました。後日知ったのですが、僕が遭遇した落石事故2件以外に、同日に同ルートで単独登山者が行方不明になっているようです。続報がないのでわかりませんが、涸沢の小屋より日帰りで北穂高に出発して帰らないとのことです。落石は怖い、滑落は怖い、行方不明はもっと怖い。そういう山の怖さを肌で感じております。ベテラン山男Fジイも現場に遭遇したのは初めてだそうです。この北穂高の南陵ルートは一番簡単な一般ルートですが、それだけになんかこわいです。これからまだ山に登るだろうから、さっそくヘルメットを買いに行こう。
さてこれで日本の山の高いほうから10山は登りました。もちろん夏の一般ルートでFジイにガイドされてなので、たいしたことではありません。以下に日本の3000m峰を列挙しましたが、すでに13番までは登っています。高いほうから登山をつづけるなら次は14位の御嶽山なのですが、ご存知のように2014年の噴火に伴い、今も頂上部は入山規制中です。ここでトップ10なので高順をやめてキレイな山に登るか、それとも3000m峰全山を目指し御嶽山を飛ばしてのぼるか、いっそ怖いから登山やめちゃうか、ちょっと考え中です。とにかく御嶽山がダメなので、高い順はできませんので一区切りです。
最後に、今回も計画からガイドまでこなしてくれた山岳部Fジイに感謝です。
日本の山 3000m峰、高い順(登った年)
1:富士山(独立峰) 3776m (2006)
2:北岳(南アルプス) 3193m (2010)
3:奥穂高(北アルプス)3190m (2011)
3:間ノ岳(南アルプス) 3190m (2010)
5:槍ヶ岳(北アルプス) 3180m (2012)
6:悪沢岳(南アルプス) 3141m (2015)
7:赤石岳(南アルプス) 3120m(2016)
8:涸沢岳(北アルプス) 3110m(2011)
9:北穂高岳(北アルプス)3106m(2017)
10:大喰岳(北アルプス) 3101m (2012)
11:前穂高岳(北アルプス)3090m (2013)
12:中岳(北アルプス)3084m(2012)
13:荒川中岳(南アルプス)3083m(2016)
14:御嶽山(独立峰)3067m (未)
15:農鳥岳(南アルプス)3051m(未)
16:塩見岳(南アルプス)3046m(未)
17:南岳(北アルプス)3032m(未)
18:仙丈ケ岳(南アルプス)3032m(未)
19:乗鞍岳(北アルプス)3026m(未)
20:立山(北アルプス)3015m(未)
21:聖岳(南アルプス)3013m(未)
***
22:剣岳(北アルプス)2999m(未)
以前に撮った北穂高だけの写真を以下に載せます
前穂高岳山頂よりの北穂高岳とその南陵。奥に見えるのは槍ヶ岳。子の南陵を登りました
天狗原よりの北穂高(右端)。奥に見えるギザギザの山が前穂高岳
同じく天狗原より。この頂上に北穂小屋があります。見たかったな~~絶景。
見えていただろう景色。富士山も見えます。奥穂高岳より
涸沢岳よりの北穂高岳。右の稜線を登ってきた。左は槍ヶ岳と大キレット
同じく涸沢岳風景。奥から槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳そして大キレットと呼ばれる稜線。難所です。北穂高岳は右に見切れています。これが眼下に見えるはずだったのに~~
あ~~~残念だった
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