ニューメキシコ、アリゾナ、NYC 2014.10

 

Day 1： まずはアルバカーキーへ
Day 2： タオスとニコル
Day 3： ピニアスコの週末
Day 4: 行けるところまで行ってみよう
Day 5: ペトリファイドフォレスト
Day 6: いざいざフェニックス
Day 7: だらっとフェニックス

Day 8: 翼よあれがニューヨークの灯だ
Day 9: フォトエキスポとハロウィン
Day 10: 雨のマンハッタン
Day 11: おうちに帰ろう
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旅後記



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旅後記

 

「アメリカ、なう！」と僕はつぶやかない。ツイッターは妙なリアルタイムのプレシャーがあり、苦手なんです。だって「アリゾナ、、、先月！」とつぶやく訳にはいかないでしょ。

 

リアルタイムであることに意味のあるものだから、新聞やテレビニュース的。速報なのだ。僕にはあわない。

 

その点ではブログは気楽だ。何も旅先で書かなくても、帰国後に書いたってかまわない。月刊の雑誌ぐらいの気分でいられる。

 

「先月、アリゾナの砂漠に行ってまいりました、、、、」みたいで十分。その代わり写真も文書もツイッターよりしっかりしなければならないけど。

 

それでもなるべく旅行中に書きたいと思うのは、時間とともに忘れちゃうから。能力のある人ならメモを取ったり下書きを残したりするんだろうけど、僕はいきなり書いちゃうので。

 

だから忘れる前に書きたい。ぼちぼち帰国後に書いてはいるけど、写真のセレクトと下書きアップは、ほぼ旅先で当日か翌日やってしまう。

 

写真を選びながら頭で一度キャプションを考えているので、それを後で文にしている。旅の臨場感が少しでも多く伝わるように。

 

今回は前半の自動車移動で疲れ、フェニックスとニューヨークは駆け足で、すっかりブログ更新が後手後手に。

帰国した時に、旅日記はまだＤａｙ４を旅行中。

 

帰国後、マンションこもってじめっと旅日記を書いていると、『夢は枯野を駆け巡る』気分でした。べつに病んでいるわけじゃないんだけど。

 

やっぱり海から遠いところに行っていると、海が恋しくなりますな。

 

あと愛猫のウーも恋しくなります。
今回も長々のご愛読に感謝。
（留守番の愛猫にも感謝）

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今回の旅のカメラ（左から）

Fuji Xf1: 高画質と明るいレンズだけど、望遠不足と速射性に劣る手動ズームのため、今回の旅では夕方以降にメインで使用。あとネコにも最適

Fuji FinePix f900EXR: 小さくても広角から超望遠までOK。唯一の欠点はレンズがやや暗く、夜はちょっと苦手。主に昼間に使用。ＷＩＦＩ機能もスマホ連携に便利。一番のオールラウンダーなので、もし１台だけと言われたら、これをもっていきます

Sony TX20: 軽くポケットで邪魔にならない携帯性と速射性は秀逸。ドライブ中撮影の吸盤ポッドとの相性も良い。昼夜と問わず大半のスナップはこいつで撮ってます。防水耐衝撃ですので、雨はおろか砂漠や水中に没しても問題なし。小さいゆえに欠点は多くありますが、心強い旅の友です。

Fuji X100S: 小ぶりですがAPS-Cで電子ファインダーも備えています。作品に使用。初投入ですが、立派に作品が撮れます。固定レンズですが、コンバージョンレンズがあるためレンズ３本相当。欠点はそのアダプタの付け外しが面倒なことと、近接時のピントが遅いことです。画質的な評価はこれから見極めます。

Olympus OM-D E-M1: マイクロフォーサーズのフラッグシップ一眼です。今回は大ぶりの古い標準ズームですが、小型レンズを付ければ本当にコンパクトで高画質。交換レンズの広角も望遠もコンパクトでシステムとしても旅向き。今回は魚眼もつけました。防塵防滴でストレスない操作感で高画質、仕事でもつかえます。今回は作品撮りと風景に使用しました。

Yamasaの万歩計：いったい何個持っているのか自分でもわかりませんが、この万歩計が旅の友には最高です

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Day11 おうちに帰ろう

 

おはようございます。本日は帰国日ですが、マラソン日でもあ～るのだ。規制とか不安です

 

こんな感じなので、マンハッタンの規制はあまり無いようで一安心

 

もうひつ大変なことが。今朝２時に夏時間が終了し、１時間時計が戻りました

 

なので万歩計はほぼ１０時ですが

 

スマホの正しい時計は９時なのです。１時間しました。

 

マラソン、スタートしたようです。ちなみにこの人、ラドクリフです

 

朝食を食べながらマラソンを少々観戦。わざわざ行って、沿道で見るほど好きじゃありません。

 

それから本日、寒いです。ただ今８度

 

外に出てみましたが、風が強く防寒着が必要ですね

 

そして帰国準備の荷造りをほどき、ダウンを出しました。そして荷物を預けてチェックアウト。ちなみに帰国便は夕方ですが、１４時にはホテルを出ないとだめです。そのまま散歩に出かけます。荷物の重量超過が心配です

 

ホテルのそばの６ｔｈAveはストリートフェアー。ラッキーじゃなく、ヤバです。どうしてかと言うと、タクシーが入ってこないから。空港へのカーサービスをあわてて道端で手配。でもカーサービスが激混みで、少々高くつきました。マラソンのせいですね。

 

今回の旅、、、何か足りない。そうだ美術館に行ってない。なんでかというと、いまいち面白いのをやってなかったから。それに２日間しかなかったんだよ

 

さて、、、でもやっぱりなんとなくアートしとくか。ICPが近いので向かいます。ICPとはInternational Center of Photographyです

 

さむくても晴れてるってのはいいよね

 

初めてじっくり見えたクライスラービル。美しい

 

ICPに到着。ブラジル人写真家、セバスチャン・サルガドの写真展。正直ハードなドキュメンタリー写真家なので興味は薄かったけど、、

 

実はすごかった。今回の写真展は内部撮影可でした。新作の写真ですが、重厚な白黒プリント。間違いなくフィルム。すばらしい。

 

 

 

今回気づいた点。以前美術館と言うと変なテープレコーダーで解説を聞きましたが、今はこの番号に電話をして作品ごとのコード番号を入れると聞けるというもの。全員が携帯電話ち、ほとんどが通話無制限だと時代が変わりますね～。

 

地下もあります。よかったので写真集を買いたかったんですが、重いので断念。通販で買います。

 

深い感銘のため、長居をしてしまいました。

 

エンパイアがそびえています

 

おもわずデジカメのアートフィルターでズルなどしてみました。ICPさんゴメン。こうなるともう写真じゃないよね、絵だよね

 

４３STなのでちょうどクライスラービルも見えます

 

グランドセントラル駅へ向かって歩きます。鳩も歩いております

 

それにしても美しいビルです

 

こんな装飾もあるし

 

ステンレス張りだし、窓はこんな形だし

 

青空に刺さるようだし。すごい。

 

グランドセントラル駅に来ました

 

コットンウッド？綿毛が飛んでいました

 

駅構内。これもまた見事。当時のアメリカの繁栄って、とてつもなかったんだな

 

中央の時計。夏時間はちゃんと修正されていますね

そうえいば警備の警察官がやけにいます。市警察以外にも、州警察などの応援も駆けつけているようです

 

マラソンのせいでしょうかね

 

軍人さんも警備していますよ。おかげで安心

 

あ、駅なので、当然電車もあります。念のため

 

ここで大きな誤算。今日こそオイスターバーに行こうと思ったのに、、、、

定休日だったか、、クラムチャウダーぁぁぁっぁ。品川のお店で我慢するか、、味が微妙に違うけど

 

結局昼食はグラセン地下フードコートで具だくさんスープに。まあこれはこれでおいしい

 

旧パンナムビルとクライスラービル。両者とも今はビルの所有者ですらありません。

 

さてそろそろ歩いてホテルに帰りましょうか。

 

エンパイアステートビルが見えてきました。３４STです

 

まあこちらも装飾はそれなりにっこってますし

 

窓枠にはこんなアールデコの装飾も

 

もとからTVアンテナがありましたが、今は携帯のアンテナもついてますね。ビル機能としてはクライスラーより優秀です。

 

５ｔｈAve

 

このあたりはお土産物屋が多いです

 

21世紀になっても木製の水タンクがニューヨーク。この方が味がいいそうです

 

道路の亀裂から地域暖房の蒸気がもれています。これが良く見えるという事は、寒いという事です

 

ホテルに帰ってきました

 

荷物を受け取り、さっさと空港へ行きましょう。道路状態も不明だし、セキュリティが厳しいとチェックの列も長いですから。それよりなによりスーツケースの重さが心配。２ｋｇ以上買ったよな、、、

 

カーサービスです。タクシーより少し高いですが、空港へはお互い身元が知れているので心配がありません。まあ最近のタクシーは定額なので大丈夫でしょうが、トラウマです

 

こればっかりは日本車にはならず、リンカーンとか。ちょっとだけエラそう。

 

ストリートフェアーのせいで大渋滞で、まだマンハッタン。

 

大回りしてやっとトンネルに入れました。いつもなら５分なのに

 

トンネルから出るとクイーンズ区。振り返ればエンパイアやクライスラーのミッドタウンが見えました

 

遥か彼方にはローアーマンハッタン。新しいワールドトレードセンターが見えます

 

空港への高速も結構混んでのろのろ

 

ANAはターミナル７。航空券上はユナイテッドですが、コードシェアー便というやつです

 

とうちゃく～。料金と通行料とチップをカーサービスに払います。1万ぐらいでした。高くなったな。今回もイエローキャブには乗らなかったね。NYCは随分高くなった

 

チェックイン。さっきまではリンカーンでしたが、ここからエコノミー。ちなみに今はJFKもペンステーションから鉄道で割と迅速に来れます。地下鉄だと長い時間かかります

 

２１ｋｇってことはあとまだ2キロ？？はかり壊れてんじゃねーか?ま、低く出たのか、フェニックスのが重く出たのか。あるいは重量物を手荷物へ移したのが幸いしたのか、、、地下料金なしでよかった

 

２時間前にチェックイン終了。このあとやはりセキュリティー強化中のチェックを受けましたが、若干いつもと違いました

 

今日来ているシャツのボタンはベースが金属です。これすら不審物らしく、ボタンだって言ってるのに、屈強な黒人係員に上半身を触られまくりました。係員が言っていましたが、おなじニューヨークでも、JFK空港と違い国内線空港は通常軽快レベルなのだそうです。

 

ゲートに到着。でも実は便が1時間遅れるそうです。日本からの到着便が遅れたそうです。日系航空会社だとこれがありまね。こちらに予備機なんてありませんから。

 

仕方なく店でも覗いて暇つぶし

 

M&M'sの店。装飾はアメリカンだけど、チョコは同じ～～

 

飛行機が遅れるという事は、メシも遅れるという事。何か食っとくか、昼飯が軽かったし

 

なんかよくわからないでしょうが、クロワッサンにソーセージが入ったもの。まあおいしいっすよ。

 

このターミナルは、実は英国航空のターミナルです。そのプロモーション映像のコンコルド

 

かつてはこのターミナルに発着していました。すごいな、この４編隊

 

あまりにひまで普段は入らない免税店でもいくか、、ついついお買いもの。でもおかしね。酒もたばこも香水も関係なから

 

そろそろらしいのですが、またじわじわ遅れてそう

 

睡魔が、、、

 

満を持して登場開始

 

先ほどのお買い物を入り口で受け取りました。慣れてないので、危うく忘れるところでした

 

本日の機体。７７７です。

 

他の方が乗って来る前に窓際で撮りました。僕は通路派です

 

妙なフットレストがあります。

 

微妙に僕には邪魔。小柄な方にはいいのかも

 

足元はこんな感じ。そもそも167ｃｍだと、日本国内線じゃない限り足元は十分なんだよね。

 

画面は流石のANA

 

リクライニングは妙。椅子が座面ごと前へスライドするため、リクライニングすると足元が狭くなります。後ろへの迷惑はまったくありません。日本的な考えなのだろうか、、、こういうの。Inspiration of Japan?

 

飛び上がりました。マンハッタンではありません、たぶん

 

UAではもはやなくなった、軽いスナックとドリンクのサービス

 

写真つきメニューがある機内食

 

現物もかなり上等。機内エサではなく機内食。UAの機内エサもおいしいんだけど、こちらはお弁当風だもん

 

食後はアイス

 

いつでも自由に取れるスナックコーナー。バナナもあります。Japanese hospitalityなんでしょうかね。ミネラルウォーターだけのユナイテッドですが、乗務員をつかまえてギャーギャーいうと色々くれますけどね。アメリカンなサービスは主張しないとくれません

 

一つ欠点。UAにはACコンセントがエコノミーにもあります。ANAはプレミアムエコノミーから。僕のPCは長持ち型なので不要ですけどね。ぜっさんブログ更新中（オフラインですよ）

 

ANAは４クラス制。プレミアムエコノミーはシートから完全に違うタイプ。ユナイテッドのエコノミープラスのように１万円ぐらいの追加では乗れません

 

ま、いいよ、これで

 

トイレは広い。ひまだ、ねそびれた。

 

ティファニーで朝食を観ました。昔のニューヨーク、いいよね。そうそう、ラストシーンあたりでタクシーに「アイデルワイルド空港へ」というセリフがあります。この時代はJFK空港はまだそう呼ばれていました。ちなみに字幕は「国際空港へ」でした

 

今回はずっと夜間飛行。普通は横文字のほうが格好いいんだけど、ナイトフライトより夜間飛行のほうが良いと思うのはジェットストリーム世代だから？今日はそのジェット気流が強すぎて速度が出ないそうです

 

もうすぐ

 

朝ごはんというか、２度目の夜ご飯。ラザニアです

 

到着しました。夜の成田空港で到着が遅れると、帰路が心配。そのせいかみんなイライラ

 

かえってきました

 

途中、国際線の接続を逃した人々が列を作っていました。推測ですが、ほかのアジアへの便に乗る予定だった人たちです。明日の朝の便へ振り替えで、今夜は成田で宿泊のようです

 

最近エボラで噂の検疫。温度センサーカメラで測ってました。ここから先は撮影禁止です

 

やっと出てまいりました。１３５９７９歩で日本に帰国。荷物が遠景で倒れているのは、焦ってこの写真を撮ったからです

 

やっぱ無理か～。２２時１６分の快速エアポート成田は乗れませんでした。成田エキスプレスはとっくにありません。４０分待ちで最終東京行きは、、、、ありえん

 

というわけで１０分待ちの最終スカイライナーへ

 

この数分後に特急券のいらない特急があり、それが最終列車です

 

なんでも３９分で日暮里らしいので、JRを待っている間に都内に着けます

 

TSAがじっくり調べたよシール。久々にはられました、開封検査したのかな?

 

23：09に本当に３９分で日暮里着。早い！

 

でもさ、、、、日暮里だから。乗り換え。ここから品川まで３０分弱かかりますんで、、やっぱあれば成田エキスプレスだなぁ。（JRエアポート快速は以上に遅いから嫌い）

 

そっか、今日は祭日か、、空いてるね

 

品川ではなく、田町で下車。駅が小さいほうが歩く距離が短いじゃん。そしてタクシーで実家マンションへGO

 

お出迎え~~~。母が言うには昼から玄関で待ってるそうです。帰宅するのがわかるみたいです、１２歳には。不思議。

 

よしよしいい子いい子

 

「おみやげあるんだろうな」

 

両親にはなついているんだけど、ここはちょっと君には狭いね。階段もないし

 

いい子いい子

 

さっそくTSAならぬウー警備隊長が荷物検査

 

こっちも検査

 

中身も開封検査

 

「ネコ臭い」

 

そうそうマリーのネコのにおいだね

 

入場検査

 

なんか違うぞ、今回は。お土産が少ない気が、、、

 

精密検査

 

お土産ならちゃんと、ほれほれ。

 

「少ないな～～」

 

仕方がないのだよ。なにせ荷物の個数と重量制限が厳しくなったのに、撮影機材を持って行ったからね。許せ。いっそ１区間９０００円の追加荷物料金ｘ４を払えばよかったかな、、、、３６０００円もするけど、、、

 

そんな感じで長い長いDAY11はここで終わり。本日の歩数は13834歩。今回の累計歩数は１３７５４１歩でした。今回の旅はこれで終わりですが、旅後記とフォトギャラリーを乗せますね。この後、こんこんと寝ました、、、おやすみなさいませ。

 

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