おはようございます。今回一番広かった部屋での目覚めです。Fジイの体調は悪くないようです。
ただいま6:27。連日目覚ましもなしに明るくなって起きる、実に素晴らしい
結露はしていますが、昨夜もそんなに寒くはありませんでした
食堂から立ち上る煙。薪を燃やす香りが漂っています
コンデでしょうか、もう日があったっています。
よく見たら月もまだ残っています
谷間のパクディンにはまだ当分日がささないようです
あそこにいるのは宿の飼い犬のドリー(白い方)
兄貴分なのか黒い犬を追っかけ回してます
「ドリー」って呼んだらこっちに来ました。まだ昨日餌あげたのを覚えているようです
さて本日の朝食は今日も一杯のコーヒーから。Illyではなくただのインスタント
そしてトーストにオムレツ。毎朝これ
「わたしにもくれ」の眼力
卵をあげたら、、、いらないようです。トーストをあげたら食べた
すっかりここ。かわいいじゃねーか
食堂からでても一緒。軽くストーカー
部屋へ一度戻り荷造り。そして撮り忘れてましたが万歩計。本日は万歩計が1周しているので108610歩からスタート
出発を待つ間もそばにいるドリー。買収に成功したようです
じゃあね、ドリー。また来るからね、、、多分
さてさて今日で最後のポーターのシェレくん。英語もしゃべらないのですが、やっと打ち解けてきました。身振り手振りで背負うところを撮らしてお願い
荷物を束ねているロープでぐるぐる巻きにして、一番下のくぼみに別のロープを掛けて、こう持ちあげます。
おでこというか、あたまでささえています。右手はバランス取りのロープ。力が入れやすいそうです。これで2人分の荷物をかついで先行っちゃうんだから、すごいわシェルパ
さあ壁の穴盗賊団、出発。宿を出てすぐに長いつり橋。口を追ってるのは薄手のウールのネックゲーターね。マスクだと息苦しいし、つけないと道のウンコが臭いから
谷間には全然朝日がさしてきません。なにせ谷間でも標高が2600mですから
さて我々の宿はバクディンのはずれにあります。出発してから中心部を通ります
レゲエバーにアイリッシュバーがあるようです。FULL HDのテレビでスポーツ中継がみられるのが売りのようですが、、、、ヒマラヤまで来てスポーツチャンネル必要??
ここよりダウンタウン、、
進む盗賊団w
われわれのポーター君、ここらに泊まっていたようで自分の荷物をさらにパッキングしてました。
ダウンタウンうしうしバンド
ここか、、、アイリッシュバーは
ホテルビアガーデン、、、ビールいるか??
ベーカリーとコーヒー、、、
これはいるな、、、目くそ鼻くそかもしれない
あっというまにポーター君にまた抜かれた。早い
対岸へ渡る橋。見た目怖そうですね。実際は怖くないから不思議。あまり揺れませんし。ルクラへはこの橋はわたりません
あっというまにパクディンを抜けました
そろそろルクラ方面から朝出発した荷物便とすれ違いのお時間
こういう道をしばらく行くとまたすぐに
別の朝の便が。とにかくロバが次々来ます
朝の便の通った後は、朝の便が落ちてます
マニ車でも回して清めますか
写真部が後ろでノロノロしてても、ガイドさんも山岳部も待ってくれません。どうせすぐ小走りで追いついてくるのがわかってるようです
あ、ドリー!ではありませんが、この手の白犬が結構いるようです。なんて種類だろう
すこし平らな場所があれば畑になっています。ぜったいにオーガニックだと思います。激しくオーガニックです
ルクラまで2時間の看板。ということは1時間歩きましたね
余裕のロバと2ショット。角がないから怖くない(蹴られるから注意ね)
振り向けばクンビラがずいぶん遠くになりました
お、スピッツか?犬多いです
ここで休憩のようです
ここは1泊目にとまった宿です
タドコシですね
小休止で出発
一日目、日没で薄暗い中を渡った時は不気味な仮設橋にみえましたが、、
仮設じゃないかも。
はためくルンタ
風になびくと一回経を唱えたことになる、そういうのって信心深いうえに合理的な気もします。
これがルクラまでの最後のつり橋です
全然怖くない
強固だわ
山岳部に置いて行かれて急ぐ写真部の図
Fジイは常に一定の速度で進んでいきます。ガイドさんもそれに合わせます
一方写真部は畑を見れば写真を撮り、、
犬を見つけると
わざわざ声をかけて写真を撮ります
そしてまって~~~~~~~となるわけです。この繰り返しの割には、快調です
このあたりから谷間にヘリコプターとは違う飛行機の音が
ルクラへ降りる飛行機だ!心が躍る反面、もうトレッキングが終わっちゃう悲しさがこみ上げてきます
さっきまで気にも留めなかった石を熱心に撮ったりしはじめました
彫った場所に苔むしてるってのがすごいな
ああ僕は今、ヒマラヤにいるのだ
エベレスト街道なのだ
そういう写真が増えます
2度と来ないかもしれないので、たくさん見ておきます
でも飛行機も好きなので
早く空港で飛行機の写真撮ろう!ともなります
このあたりからが一番の登り。ルクラは2840mです
ルクラへの道から見下ろす村
牛を使って耕しています。俺の黒いトラクタ~~なのだな
ところどころにポーターたちの荷物がこうやって置いてあります。ということは、ここはポーターさんたちのお休み場所。休憩したあとに、しょいやすいようにしてあるようです。
道が石畳になる、登りがきつくなります
もうすぐルクラのしるしです
荷物が軽いから気軽だけど、自分の荷物を全部しょってたらこんな気軽には動けないな。感謝
ゲートが見えました
これをくぐればルクラに貼ります。ゲートに座った子供たちがキャンディーをねだってました。都会だわ~~
このゲート、ガイドさんによると山で亡くなった女性のために作ったそうです。だから女性像があるのね
さあルクラです
初日には田舎にみえたルクラですが、今見ると立派な町です
こちらは仏塔門
商店街に入りました
立派だわ~~、ルクラ。車がないのが不思議なぐらい
犬、、、やる気なし
アウトドアグッズもお土産も、地元向けの雑貨も食品も何もかも売っています
でも犬、やる気なし
そこそこ長い商店の向こうに空港があります
左は商店、右斜め前の建物は管制塔
管制塔を左に折れると、滑走路のわきを通り、ターミナルへ行く道です
ここにしばらくいましたが、猛烈な風圧でした。当たり前か、扇風機回ってるんだから、ちょっと左右にずれないとしんどい。
世にも珍しい傾斜のある滑走路。しかも標高が2800mと空気が薄いくせに、滑走路は460mしかない。だから下り坂で勢いをつけて飛ぶのだ。
いったん滑走を始めたら、絶対に飛ばないと死んじゃう滑走路
走り始めた瞬間が、離陸決心速度V1です
とんだ~~。なんか手に汗握るね。ガイドさんにせかされ、後ろ髪をひかれつつ、とりあえず宿へ向かいます。もっとスリリングな着陸も見たいのに、、、
駐機場は4機のみ
さて空港の角を曲がると
すぐのこちら(左)がお宿。右は空港ターミナル
なんと空港ターミナルビルの向かい。空港徒歩3秒ぐらい
中庭にて荷を下ろし、昼食にします。注文をした直後、空港から飛行機の音が。着陸だ!「ちょっと行ってくる」と言い残し、カメラだけをもって先ほどの展望場所へダッシュ!我ながら早かったわ、ダッシュ
なぜかここ、まとめて離着陸します。ダッシュが人生最速レベルだったので、2機目にまにあいました。高地トレーニングの成果だな
すごいわ~~ルクラ空港
そろそろ帰らないとお昼ごはんがさめちゃうので帰ります
お、お、お、また白犬。流行ってるのか?それも2匹。そしてネパールの犬、みんな人懐こい。そして舐めない
なぜ舐めない?不思議だわ
ご飯はまだでした。Fジイ、なんかやつれたね
疲れた時はミルクティー
「つかれたときはカルピスなんだけど、、、」といいつつ疲れた時のコーラなFジイ
とりあえず、今回のエベレスト街道のトレッキングはここまでで一区切りです
元気な写真部。こんかいは高山病も下痢も筋肉痛もケガも一切なしで太った気がする
雲が沸いてるね~~、やまだね~~。2800mって言ったら、富士山の7合目ぐらいじゃない?
のんびりくつろいでる場所じゃないわな
部屋の鍵が来てました
今年新調したモンベルの靴、夏山に引き続き快調でしたわ
おひるはフライドヌードル。焼きそばだね
そして紅茶。ネパールだもんな
中庭に寝転ぶ犬。やる気なし
もう一匹はもう少しやる気あり
昼食後、お部屋のほうへ
荷物を広げてカメラ一式をとりだしてから、写真部は再び空港へ。Fジイはゆっくりシャワーを浴びて休むそうです
犬も夢中のルクラ空港
あれ、、、ヘリが飛行機の居場所に、、、
飛行機は?スリリングな離着陸は?
いぬ、写真部、ともにやる気失う
まてどくらせど飛行機が来ない。昼飯を抜け出して撮っておいてよかったわ。ちなみに空港の正式名称は『テンジン・ヒラリー空港』に改名されました。
どうせ飛行機が来ないなら場所を変えてみることにした。ターミナル前を通り坂の下へ。セキュリティに聞いたら、「1時間後に来る予定」とのこと。予定ってのが未定な感じだな
こんな格好でうろつく写真部
角を曲がると急に道は悪くなり、、
そして滑走路沿いへ。そこには低いフェンスがあるだけ
さっきいた場所はあの”Lukla Airport"の文字の上
さらに坂を下りて、、、この辺でいいかな
もうあたりは畑です。でも
でもすぐ隣は滑走路
フェンスはあるけど1.5mぐらいもので、セキュリティーないな
かぶりつきです。あ、なんかきた
プロペラの音がして期待したけど、、、ヘリ
またヘリ
スマホで航空管制を見ても、、、飛んでない
ヘリ
ヘリ
ヘリ、、、
ヘリのくせにターミナル側へ発着してるし、、
のんびり荷物運びのゾッキョがあるいてくるし、、、
もうまったく飛行機はどうなったんだよ、、、吹き流しがずいぶんなびいてるけど、、どうも追い風が強すぎて着陸は困難なんだろうかな。ちなみに普通は飛行機は向かい風で離着陸します。
もう2時間もここにいるのに牛とヘリしか来ない
なんか雲が多くなってきたしな、、、こりゃ無理か。欠航かな
そしてあきらめかけて帰り始めた時
ヘリとは違うプロペラ音が
きた!飛行機だ!
着陸!
あれれ、白煙が上がってる
急ブレーキ!
あ~~、坂の部分終わってるし
ギリギリじゃねぇ?オーバーランできない空港で、こわ~~。しばらく動けないし。
後ろにいた次の便がもうきてるのに、、、
(以下ビデオのキャプチャです)
あ、着陸を取りやめたっぽいけど、、、
ウキペディアには着陸を取りやめ困難ってあるのに、、、
村の中心部方面へよけていきます。なにせルクラの空港の先は崖ですから
結構な低空です
狭い谷場で旋回をしていきますが
建物近いでしょ
マジ事故るかと思って撮ってました。
大丈夫でした。
このままこの機は谷の外で態勢を整えて帰ってきました
10分ほどして無事に帰ってきました
こんどは滑走路はクリアーです
タッチダウン
斜め~~
とまれ~~~
この機は無事に止まりました
逆光でビデオのピントが合わずに苦労したけど、なかなかの見ごたえでした。
引き続き離陸です
こちらは先ほどブレーキから白煙を上げたほう
さっきのは貨物便だったようで、、、きっと乗せすぎ
帰りは向かい風だから余裕
夕日に輝く離陸です
いっちゃった
こちらは2機目。乗客が載ってますね。きっとヤキモキしたことでしょう。なにせ最終便のはず
帰ろうとしたら、道が荷役のゾッキョにふさがれているので待機。正直狭い片側鉄条網の道ではすれ違いたくないです
「なんだ~、まだ撮ってんのか?もう飛行機は来ないぞ~~」byうし
ゾッキョさんも空荷で買えるようです
一人帰る滑走路わきの道
ターミナル付近まで帰ってきました
夕暮れです。さっきの便で着いた荷物を積み込むところのようです
ターミナル前の宿にはカフェベーカリーが併設されています
「さっきの飛行機危なかったね。珍しいですよ。撮れました?」とペンバさん。ゴーアラウンドや白煙はあまり見かけないようです。
冷え切ったのでカプチーノ、ダブルショットで
谷間のルクラは日暮れが早いです。
日が暮れてくると夕食の注文です。Fジイ、ちゃんと熱いぐらいのお湯の出るシャワーを浴びれたようです。ガスだったって
いつものダルバート!
食堂に古い食器が並んでいました
今はすっかりつかわないようです
注文してすぐ外へ。さっきまでにぎわってた、、、空港も閉鎖。
夜がやってきます
空港とヌプラ山とエベレストへと続く道
雲が山を隠していきます
はい、今夜もダルバートです。ここでまた事件が。両隣が例の臭いヤクのチーズのたっぷりかかったパスタを食べ始めたのです。やっと少し回復してきたFジイに再びのダメージです。ろくに自分の食事も食べずに部屋へ逃げていきました。奴は本当にあのチーズがダメなようです。
僕は、、まあ別にどうということはないので、ポットの残りのティーをゆっくりかたずけ、なぜかテレビのサッカーを見ておりました
さすがに疲れた写真部。ずっと写真撮ってたもんな。歩いたほうは疲れてないがwww
部屋に帰るとFジイはすでにベッドに入ってました。最後まで食い物にやられとるね、君は
本日は17818歩、累計は12428歩でした。明日はいよいよこのルクラからカトマンズへ飛びます!おやすみなさいませ。
0 件のコメント:
コメントを投稿