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2012/08/08

槍ヶ岳Day2: アルプス一万尺

おことわり

これは軟弱者の筆者が、友人のベテラン山男に頼み込んで山に連れて行ってもらった旅日記です。筆者には十分な登山経験はありませんので、正確な山行記録ではありません。大げさな表現や演出、また記述に不正確な部分もございます。 実際の登山計画の参考にはなさらないでください。よろしくお願いいたします。

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起床と同時にやったのは、衛星TVで五輪サッカーをチェック。日本vsメキシコ戦はすでに終了していて、結果が不明

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山小屋の共同PCでみたら、、、、完敗。ま、しかたないか

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やや落ち込んだ状態で食欲のない朝食。でも今日も11km歩くのだ。そして標高差は1620mもある。無理やりご飯をおかわり。

 

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5時11分、すでに朝食終了。

 

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昼の弁当を受け取りました。楽だよな、山小屋泊は。

 

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さてさて、いざ出発

 

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15151歩ぐらいからですね。屋内などを歩いているので、昨夜と違います。

 

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こちらが槍ヶ岳へ向かう道。涸沢や穂高岳方面と分岐しました

 

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あと11km

 

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まだまだ足取りは軽い

 

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しばらくはあまり登りのない状態です。川に沿って登ったり下ったり

 

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見上げていますが、Fジイが見てるのは、、

 

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これ。北穂高岳かな。

 

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槍ヶ岳はまだ姿すら見ません

 

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そうこうするうちに総勢24名の団体さんに追いつきました

 

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抜こうにも抜けない感じ

 

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団体さんに譲られて抜きました

 

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けっこう年上の方が多く、感心です

 

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Fジイが足を止めました

 

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槍の穂先が気の隙間から見えました。実際は小さく見えてます。槍見河原という場所です。

 

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早くもドーピング

 

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一の股の沢を渡ります

 

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距離が書いてないので、いったいどれぐらいきたのかわかりません

 

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落石地帯通過

 

 

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2の股です

 

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あいかわらず距離表示なし

 

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こちらは本流の眺め

 

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日がさし始めました

 

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急にあたたかくなりました

 

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こんな木道もあります

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道は沢から少々上へ登ります

 

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ほどなくして見えた看板。もうすぐ槍沢ロッジだそうです

 

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これはその水力発電機だそうです

 

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10分弱ほどで槍沢ロッジに到着

 

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4km来ました。1時間半ほどかかりました。コースタイム通り。のこりが5.9km。

 

 

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3日目に泊まる予定の小屋です

 

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水を補給します

 

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行程のイラストがありました

 

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1620mから歩き始めて現在1820m。3180mまで登るので、、、あと1300m以上登ることになります。まだぜんぜんじゃん

 

 

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物価は高くなりますね。ヘリで上げてますから仕方ないです

 

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ついでにトイレ。チップ100円です。

 

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いくぜ

 

 

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横尾稜線に月が見えました

 

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おっと、団体様に抜かれてた

 

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ヘリポートのわきから再び槍ヶ岳。遠いな~、高いな~

 

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早々に抜きにかかるFジイ

 

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砕石の道を抜け

 

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岩だらけの歩きにくい道をいくと

 

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ババ平のキャンプ場です

 

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0.9kmのわりには長かった。あと5km

 

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ここからは氷河が削ったU字谷の中を歩きます。

 

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視界が晴れて、気分は爽快。でも槍ヶ岳は見えません

 

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一部雪渓歩き

 

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そして再び斜面へ

 

 

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結構、道の斜度が上がってきてます

 

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はるか前方には別の団体。目立ちます。

 

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水俣乗越への分岐付近で、遭難防止対策常駐隊の方とすれ違いました。ご苦労様です。

 

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なんでだろうか、登れば登るほど斜度がきつくなる気が

 

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それでも振り返ると、ずいぶんと登ってきました

 

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快晴です。天気に恵まれて、本当にラッキー。というか、Fジイが予報を見て、予定を1日遅らせたのが正解

 

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雪渓が結構あります

 

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だたし道の大半は雪はありません

 

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相当ばててますが、実はこんなのまだまだでした

 

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青い空に飛行機雲。のどかだね。

 

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この谷を登りきれば槍ヶ岳なはずですが、角を曲がるとさらに先が現れます

 

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高山植物がたくさんありますが、それどころではない。

 

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登るだけで精いっぱい

 

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横から見ると、これぐらいの角度

 

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あれ、なにかいる

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猿だ

 

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雪の上を滑って行きました。さすが、山猿

 

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天狗原分岐に到着。帰りはこの道から下ってきます

 

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この辺りから同じ人々と抜きつ抜かれつになりました

 

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別つに歩きにくい道じゃないんです。ただ脚が思うように動かなくなってきてるんです

 

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標高の方も2500m。酸素が薄くなり始めてるんでしょうね

 

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肉体の疲れもそうですが、肝心の目的地が見えないのがつらい

 

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少し歩いては、少し立ち止まり、そしてまた歩く

 

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水戸黄門の主題歌を思い出させる道です。後から来た者に追い越され、、泣くのが嫌ならさあ歩けです

 

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斜度はますます急に。Fジイ曰く、モレーン(堆積物でできたダムのようなもの)の下が一番きついんだそうです

 

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まったく、やってらんないな~~~、、、なんてふと見上げると、なにやらとがったものが

 

 

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お、ついに槍ヶ岳が見え始めました

 

 

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モレーン部分に水場がありました

 

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給水

 

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ここからは点のように見えている槍ヶ岳山荘を目指します

 

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ちょうどヘリで荷揚げ中。今夜の夕食です

 

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この岩部分を歩くと、こういった目印だけが頼りです

 

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道が意外にわかりにくい

 

 

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ここで支道への分岐

 

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そうは言っても槍ヶ岳はまだまださ。サングラスにも映ってます

 

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こちらが播隆上人(ばんりゅうしょうにん)がこもったといわれる岩小屋。播隆上人こそが、槍ヶ岳へ始めた登った人物です。太古の作り話かと思ったら、江戸末期の史実だそうです。

 

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だいぶ近くなったのですが、高度の方も上がって、息が上がりっぱなしです。

 

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塩気がほしくてビーフジャーキー。甘いものと塩辛いものが食べたくなります

 

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再び分岐。槍ヶ岳、あんまり近づかないぞ

 

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左の稜線に小屋があるのがわかりますが?

 

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今夜の宿、槍ヶ岳山荘です。手前の緑の部分に人が歩いているのがわかりますか?

 

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アップ。

 

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このあたりになると、もう息がもちません。

 

 

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見えちゃいるんだけどな、槍ヶ岳。今日はもう登れないな。疲れをとって明日のぼろう。小屋までははってでも着くぞ。着かないと死んじゃうから

 

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あと150mで小屋だそうです

 

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再びヘリ到来

 

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あれに乗ってきたら楽だったのにな。。。。

 

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まじへろへろ。それでも写真を撮るのが意地です

 

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もう肉眼でも槍の穂先に人がいるのが見えてきました

 

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見下ろせば赤い屋根の殺生ヒュッテ。登れない場合は、あそこという手もあるそうです

 

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さいごのターンをまがり、ホームストレートです

 

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ここで3000mを超えます

 

 

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とりあえず槍ヶ岳山荘に到着。ちょうど稜線の肩の部分に乗ってます。さまざまなルートの交差地点でもあります

 

 

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慈恵医大の診療所がありますが、さいわい今は必要ありません。

 

 

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頂上はまだだけど、のぼってきたな~~。きつかった。

 

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とりあえず休みたいので、小屋へチェックイン。

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だいたい2食付で1万円。個室もあるそうですが、今回は簡易個室を取りました。追加料金がかかります

 

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小屋前からみた槍ヶ岳

 

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僕ら2人の部屋はこんな感じ

 

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上段2畳分が確保されていますが、部屋自体はべニアとカーテンの仕切り。それでもスペースが確保されているというのはありがたい。この時期は一人で布団1枚なんて贅沢なんです

 

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窓を開けると槍ヶ岳の頂上部分がよく見えます。右が大槍、左が小槍です。

 

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アルプス一万尺の歌がありますよね。僕は10年前までスイスのアルプスの歌だと思ってましたが、実は日本。一万尺は約3000mなんですな。スイスの歌だと思ってたから『小槍の上』じゃなくて『子ヤギ』だと思ってました。

 

 

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40232歩です。

 

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少し休んだら元気になりました。酸欠だったみたい。Fジイが「きょうのうちにのぼっちゃおう」というのもあり、いざ頂上へ。明日の朝、天気が良いとは限りませんから。

 

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登り初めはこんな感じ

 

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それがだんだんと岩壁になります

 

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振り返れば山小屋のかなたに雲が。曇る前に、あるいはガスるまえに登らないと、眺望がないですから

 

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ちょっと怖いですが。難しくはありません

 

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マーク通り行けば、普通に登れるように整備されてます

 

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小槍だ。こちらにはロッククライミングでないと登れないそうです。とてもじゃないが、アルペン踊りは踊れません

 

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さてさて、これが名物の渋滞

 

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疲れているので、渋滞するぐらいがちょうどいいんですがめ

 

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でも風や雨があったら危ないね。本日は良好

 

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梯子はいくつかあります

 

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頂上直下は2連の梯子

 

 

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頂上が狭いので、満員。降りる人待ちで、渋滞ができます

 

 

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見下ろすと登ってきた登山道が落書きのよう

 

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登り切りました

 

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雲、まにあいました

 

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お約束のお写真。みんなで順番に撮りっこしてますが、梯子の下では頂上待ちの人が待ってるんだよね

 

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愛猫のおみやげに買って登ってきたネズミ。えらい位置エネルギーだ

 

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ほれ、槍ヶ岳ねずみじゃ。留守番のネコはよろこぶだろうな(いや、価値を理解できませんでしたが、、、 )

 

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北鎌尾根とネズミ。絶景じゃ、、、などと冗談をやっている間も、梯子の下で人が待っているわけです

 

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さて、こちらは東鎌尾根、表銀座方面

 

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谷間に影が

 

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影槍とでもいうのでしょうか。

 

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再び登頂記念写真。まだ登っただけだけど、つれてきてくれたFジイに感謝

 

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あ、そうそう、歩数は41712歩でした

 

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こちらは穂高方面です。去年登った奥穂高が見えるはずですが、手前の大喰岳、中岳ぐらいしか見えません。残念。あす、この方面に少々向かいます

 

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下山は慎重に、ゆっくりと。

 

 

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降りてきました。いやはや、感動です。でもひとつ気づいたのは、槍ヶ岳頂上からは、槍ヶ岳が見えないので残念。それぐらい見たい山です

 

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今日の行程はすべて終了。まだ4時半。

 

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やや頭が痛いので、薬でドーピング

 

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暇なので、コーヒーをすすりつつ撮影開始

 

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望遠で、さっきまでいた頂上

 

 

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常念岳にある常念小屋、、たぶん

 

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西岳にあるヒュッテ西岳、、たぶん

 

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左上がヒュッテ大槍、右が殺生ヒュッテ

 

 

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僕が使ってるAUは入りが良くありませんが使えます。データー端末を持っているドコモは、、ここに中継アンテナがありました。順調です。ソフトバンクは不明。

 

 

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夕食までの時間つぶし。

 

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本日の夕食。

 

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意外なのですが、、、、うまいです

 

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食堂の壁にあった雷警報機。稜線上の小屋ですからね

 

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使える共同のPCがありました

 

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食事後に少々散歩

 

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あれは常念岳かな

 

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こちらは先ほど見えなかった前穂高が見えました

 

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すごいところにテント場がありますな

 

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こちらが西鎌尾根。

 

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夕焼けには少々早いみたいなので、出直します。3000mなので、寒いんです

 

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お、槍が赤っぽくなりましたね

 

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いよいよ夕日の時間

 

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よかった~、望遠レンズ持ってきた

 

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いったん遠くの雲の裏を日が通ります

 

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見事な雲海、、、ということは下界は曇りだ

 

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この時間にも山頂に人がいます

 

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もう暮れますね

 

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雲海に沈みました

 

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右の尖がりは避雷針です。本当はずっとこの薄暮を見ていたいのですが、猛烈に寒いんです。

 

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3000mですし、風が直であたります

 

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なにせここは稜線上なんで

 

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槍も見えなくなってきました

 

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今日の日はさようならです。
このまま部屋へ帰って寝ました

 

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深夜、目が覚めました。カメラを持って外に行こうかと思いましたが、寒い!そこでずるして無人の集会室の窓を少し開けて撮りました

 

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月夜なので、星空はそこそこ。でも月明りで、肉眼ではっきり槍の穂先が見えていました。

本日は、約11km、27859歩でした。ちなみに標高は1560m登ってきました。こんどこそ本当におやすみなさい。

 

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2 件のコメント:

  1. いつか登ってみたいような。でも高所恐怖症の僕には難しいかも。いつもウィーさんの旅日記で旅行気分です。

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  2. 高所恐怖症だと槍ヶ岳は厳しいですかね。頂上の梯子で固まって動けないってのもシャレになりませんから。でも登ること自体は難しくないですよ、ここも。

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