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2011/08/09

Day3: 登頂と撤退

おことわり
これは旅日記ですが、筆者には十分な登山経験はありませんので正確な山行記録ではありません。表現に大げさな部分や演出、データーに不正確な部分もございます。実際の登山の参考にはなさらないでください

周辺地図

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山小屋は4時を回ると、ご来光や早立ちを目指して人が動き始めます。

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雪渓(雪田?)も、うっすら見えてきました

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右にも左にも御来光を待つ人々。背景は奥穂高岳

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スナックを水で流し込み空腹を我慢しつつ日の出を待ちます。猛烈に寒いので本当はコーヒーが飲みたい

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振り向けば小屋も点灯して稼働しました

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よく見ると早くも岩場に人がいます

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鼻についているのはブリーズライト。なんか楽な気がします

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浅間山と噴煙

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雲海もよく見え始めました

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いよいよです

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ご来光

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のぼりました

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日の出はあがってしまうとあっという間に明るくなります

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後から起きだした山男Fが撮ったオイラ。極小の三脚しか持ってこなかったのでつらい

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背後で「はい、行きましょう」とFがせかすので小屋へ入ります

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岩場はすでに人でいっぱい

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朝食は5時。

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朝日を浴びての食事です

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朝の儀式などを終え、万歩計装着

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5:43 奥穂高頂上へ向けて出発です。山頂までは約50分標高で200mの登り。ちなみに山頂は見えてません

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ここで準備をしていたら、腕章をした救助隊の方に呼び止められまっした。僕みたいな軟弱ものを捕まえて「どこまで行くの?」って警告をしていたようです。山男Fが「これから奥穂高に登って、ここへ引き返して、それから涸沢岳を通って北穂高まで縦走。そこから涸沢経由で徳沢園まで下ります」と答えてました。

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すると「特に涸沢岳の向こうは数日前にも滑落死亡事故があって危ないから、、、、」って言われてました。「あ、はい、知ってます」とFジイは答えてました。

実は昨日の午後、小屋で登山本を見ていて、今日のコースタイムが大変で、僕の体力にはやや無理がある気がしてました。

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もし北穂高岳へ行かないで、奥穂高から帰路に着くと、体力温存と3時間短縮できます。奥穂高の山頂往復で2時間弱、北穂高までは難ルートを2.5時間、そこから涸沢へ下るのが2時間、涸沢から徳沢が3時間。6時間歩くか9時間歩くかの差です。

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とりあえず本来の目的地、奥穂高岳へ

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登り初めが急でやや危ない感じ

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手前に転落者キャッチ用のネットが張ってるのがわかりますでしょうか?危ないんです。

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でも楽しい登りです

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急登の最大の難点は前を行く人のケツばっかり見えること。見てないと落石に気づけないから、警戒つつ距離を取って見てます。山ガールはどこ行った!

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振り返ると槍ヶ岳3180m(中央・高さ5位)が見えてきました。手間が涸沢岳で3110m(8位)。右が北穂高3106m(9位)。

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切り立った部分を登りきると、こんな道。それでも急だ。歩き初めにはキツイ。

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もう3000mを超えてますので空気も薄いですし

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遠くに山頂らしき影が

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あの先か!

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頂上の祠が見えてきました

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なんか影がすでに疲れてる

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右手に見えたのはジャンダルム。かなりのエキスパートコースです。山男Fは行ってるんですよね。

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頂上はやや混雑気味

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最高地点が狭いので、記念撮影の順番待ち

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はい、奥穂高頂上、3190mです。日本で3番目に高い山に無事登頂しました。

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連れてきてくれたFジイに感謝

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喜びを表現している私。僕の左手のあたりが上高地

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赤い屋根が河童橋付近

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東のかなたには南アルプス。その背後には富士山も見えてます

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富士山3776mでぶっちぎりの日本一。そのすぐ右手前が南アルプスで甲斐駒ヶ岳(2967m・24位)。右が北岳3193mで日本2位。

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カメラを右にふりました。この写真だと左の山が北岳です。今立ってる場所より3m高いってことです。右が日本4位の間ノ岳で3189m。ここより1m低い。この2つは昨年のぼったからね。

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こんな写真を撮りまくってたら、時間的に先を急ぎたい山男Fが「そろそろ行きましょう」と声をかけてきましたが、ここにしばらく居たいとお願いしました。だってここに登るのが目的だったんだから

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撮影再開。こちらは前穂高岳3090m(11位)。当初はこちらから登ってくる予定でした。

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西を見ると手間にジャンダルム。その向こうが西穂高。ここのルートが超エキスパートルート。遭難多発です。もちろん僕はいけません。

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ジャンダルム頂上に人がいました。ど、ど、どうやって登ったんだ??

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だいたい僕の足元だって危なっかしいのに、ここで写メしたり飲んだり食ったり。よく見れば怖い

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昨夜同室だった単独登山の人に写真を頼まれましたので、思いっきり実力発揮。

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撮ってたら僕も登りたくなってFジイに撮ってもらいました。腕の差が出たな。

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来年は日本5位の槍ヶ岳だな。高いほうから登ってるから。

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すっかり忘れてましたが38316歩でした。風もなく快適だったので30分も滞在。

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さあ行きましょう

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下りは登りより高さが感じられます

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ちなみに僕は高所恐怖症では無いので何ともないんですが、そういう人は無理っぽい

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すれ違ったのは山岳警備隊の方々。パトロールのようです。Fジイの推測では、山頂でジャンダルム・西穂高側に行く人を止めるんじゃないかと、、もう時間的に遅すぎて危険だそうです。

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一見向こうの涸沢岳まで道が続いてますが、、降りるんです

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岩や鎖にしがみついてね

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最後が急。登りと違って写真を撮る余裕があるのは、待ち時間があるから。

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後ろ向きに降りてます

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涸沢岳と山小屋

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ここを降りてきました

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さてここで決心しないといけません。あと4時間歩くか7時間かを。

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分かれ道

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8時、40962歩。

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あれ~、有無を言わさず登ってちゃったよ。ま、山男には散歩道程度だからな。左は診療所。お世話になりたくないな。

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とりあえず涸沢岳に登って考えましょう

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奥穂と前穂

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結構単調な道ですぐに行けそうだったのですが、、キツイ。

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酸欠なんです。もうすぐ山頂

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涸沢岳登頂。日本7位だったけ?バテた。ここで進退の会議中。視線の先には北穂高。

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これから向かう先を眺める。北穂高まで行くのか、それとも引き返すのか。難所らしいです。僕はかなり猿なので難所は多分問題ないんですが、、、もう一度あの山を登り返す脚力のがしんどい。心肺も、もっとしんどい。

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それよりも何よりもこれが嫌だ。遠くの山から積乱雲。ここ数日、毎日昼過ぎから雨が降る。森林限界上の稜線で雷なんか来たらシャレにならないし、濡れた岩は滑るだろうし、霧にまかれると面倒だし、なにより濡れたくない。だってつまらないじゃん。今引き返せば12時には確実に樹林帯まで行けるし、13時には本谷橋まで行けて傘がさせる。運が良ければ降る前に徳沢につけるし、のんびりだってできる。

「引き返そう!」

決めたのは軟弱者の僕だった

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山男Fジイはやや残念そうだったが同意してくれた。彼なら多少の悪条件は問題ないが、僕は山男じゃないから無理~。全然無理ぃ~。プライドもないので気軽に撤退。楽しましょ。でもここまで登って先を見て正解だった。

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奥穂高の山頂が見える。さっきまであそこにいました。

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登りはあんなに酸欠だったのに、下りは楽勝。そうと決まればさっさと涸沢まで下ってしまいましょうただし、急なザイテングラートを降りなきゃいけないので、楽っていうほどでもないらしい。

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42844歩。たった2000歩1時間のオプショナルツアーでした。でも3000mだよ。

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ややほっとしてる私

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9時、ザイテングラートを降下開始

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あそこまで行くよ

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でも実際はあんなに遠く

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そしてけっこう急

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後ろ向きになって降りる場所も

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そんな場所を掃除するボランティアの方々。きれいなのは彼女たちのおかげです。ご苦労様。、、、というか、そもそもゴミ捨てるなよ。ねえ。

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なんか足が痛いんだよね。こりゃ夕方にはマメができそう

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でも降りなきゃね

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雲が山を越えて来ています

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ガンガン降ります

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ガンガンといわれても、、こういう場所は慎重に

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涸沢、なかなか近づかないんですが、、

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ザイテングラートを降りました。ここでガレ場を歩きます

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Fジイが別ルートを選択

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あえて雪渓ルートを横切ります。もうあまり滑りませんので、アイゼン不要。

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涼しくて気持ちいいです。

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高山植物など眺めてます

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見晴岩だって

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確かにいい眺め

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振り返ると降りてきたザイテングラート

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あれが穂高岳山荘

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そうこう言ううちに涸沢ヒュッテに到着。11:30なので、2時間半かかりました。予定より30分以上遅いのは、そろそろ足が痛いのです

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カレーで昼食

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実は穂高岳山荘の弁当もあるのですが、もうばててて食欲減退中。でも食べないとシャリバテ(炭水化物不足)になっちゃいますから食べないと。カレーはどんな時でも流れ込みます。だってカレーは飲み物だ

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雲が迫ってきましたので、先へ行きましょう。12時出発。

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こちらへ

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足がかなり痛いです。左側のかかとの外側が当たってます。それをかばって歩いてます。その分を脚の筋力を使うので、脚も痛くなりそうです

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もうすぐ樹林帯へ

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樹林帯に入りました。これでとりあえず雷はOK

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それでも急な部分が多いので雨は嫌だぁ

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トンボの前で手をぐるぐるしたら目を回すってのは嘘?

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最後の奥穂高の眺め。霧に隠れつつあります

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落石地帯通過

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岩がごつごつしていて、下りは関節に負担がかかります。Fジイは膝が痛み出したようです。僕はマメができてきた感じ。

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さてここでFジイに重大な異変を発見。靴のソールがはがれかかってる。こんなところではがれたら、かなりやばい。だましだまし歩くしかないです。

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我々二人、ペースがまた落ちました

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気合いだ

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一歩一歩、ストックを使って慎重に。

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本谷橋が見えました。ここで急な下りは終わりです。ちょっとホッとしました。ここまで1時間40分。通常より40分も遅いようです

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でもまだ標準で2時間あるんだよね

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平らになるとFジイのペースが上がります。彼は膝をかばってますが、平らなら全然OKだって

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一歩僕はマメなので、上り下り平坦も関係なし

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そういえば北岳登山の時も同じ場所にマメができたっけ。あ~、下界に降りたら靴を買い換えよう。

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地図にあった岩小屋ってのはここだったのね

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この屏風岩の裏のほうから歩いてきました。上は雨降ってそう

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道が広くなったとおもったら

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梓川にかかる横尾大橋

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あ~~、帰ってきた~~。涸沢から3.5時間かかりました。ガイドでは2時間。遅れまくってます

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涸沢から6kmか。ここまでくれば一安心。でもまだ徳沢まで1時間。ここで靴下を替え、応急的にマメを絆創膏でカバー。30分休憩。

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あそこから下ってきました。ここはもう奥上高地。

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下界は雨は降らなそうだけど、

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山のほうは雲の中だったりする。好判断だったかな

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へろへろ2人組

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でも相変わらずの積乱雲。いつ集中豪雨が来てもおかしくない

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でもなんかここまで来ると、「あ~、雲がきれいだな~」なんて余裕があったりします。だって傘させますから

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川から道が離れ

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笹の森になると徳沢が近いはず

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今夜はここで泊まります。涸沢から4時間45分。通常は下り3時間だそうです。

朝5:45から歩き始めて16:45に到着ってことは、北穂高岳も登ってたら到着が早くて18:45。たぶん雨にも会っただろうから、もっと疲労困憊して涸沢で泊まりだったかもね。

今回学んだこと。『おいらの山歩きは歩みが遅い』

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ちなみに予約制。相部屋でも1畳分は保障だそうです。

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相部屋の予定でしたが、キャンセルがあったので個室にしました。ラッキー

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やっぱり仲間だけだと落ち着きます

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氷壁の舞台になった宿だそうです。なんとなく文化的。

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お風呂だってちゃんとあります。備え付けのシャンプーと石鹸は使えます

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夕食のお品書き。個室と相部屋で食事の品数が増えるようです。2人一部屋だと5千円のプラスでした

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夕食。相当疲れてるのか、写真がブレブレ。確か左の海鮮酢の物とデザートが個室客用の追加。酢の物嫌い。マヨネーズとドレッシングと酢の物が嫌いです。

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メインはステーキ。あ、ドレッシング、、、好き嫌いは登山の敵。先に言っとけばアレンジしてくれるんだろうけど、忘れてた。ちなみにこの時点で頭が痛い。鼻が悪いので気圧が変わると痛くなりやすい。

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食後はラウンジでコーヒー。携帯が使えないこと以外は普通の素敵な宿。

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なんかしゃれた登山雑誌が。山ガールの雑誌らしい。そういえば今回はたくさん素敵な山ガールの方々がいました。だいたいがカップルで、男性もキメキメでした。でも何故か山ガールは美人&可愛い方が相当多かった。う~ん、レベル高いのは何故?服のせい?メイクのせい?

「空気が薄いからでしょ」byFジイ

なるほど。でも好感度高いです。男はキメキメにしないで普通にしてください。

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積算72294歩で終了。本日は35697歩。歩いた! 参考までに標高差は1700m。そりゃ足も痛いよ。

食後に疲れて倒れてましたが、個室だから起き上がるのも自由。万歩計を撮るために電気なぞつけたってOK。そうそう左右のかかと外側にマメができてました。それをかばったので腿がパンパン。あ~~、まいった。明日まだ2時間歩かないと下界につかない。寝ます。

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地図の左下が上高地バスターミナル
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