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2009/01/13

東海道9次目 大磯〜(国府津)

1週間ぶりに大磯に帰ってきました。先を急ぐ旅でないのに、がんがん先へ進みます。この次の小田原までの宿場間は長いので、二つに分けて歩きます。今日はとりあえず国府津駅あたりまでの予定。

実は今日サーフィンをする気で実家にいたのですが、コンディションが悪いので歩くことにしました。まだまだ実家に近いので気軽に歩けます。とは言うもののすでに午後4時過ぎ。夕暮れ時です。


駅前のパン屋でカレーパンを買って食べました。腹が減っては戦はできませんから。


先日登ってきた道を街道へ向かいます。左は旧岩崎邸。大磯はお屋敷だらけです。

前回の東海道を離れた場所、鴫立庵と鴫立つ沢。

実際は鴫立沢はここから暗渠です。
がっかりだね。

海沿いにサイクリングロードがありますが、まずは東海道を歩きます。

海辺らしく魚網店

翠渓荘という懐石料理のお店のようですが、詳細不明。
実は旧徳川邸です。

上方見付跡地。背後ではマンション建設が行われています。

日本に本当の上流階級があった時代はもう過去のことです。

”こっちだヨウ平”君だそうです。はいはい、そういうキャラクターはおなかいっぱいですって。


ここから東海道の松並木が残っています


今までのものとは違い大木が残っています。お屋敷とあいまってすごい感じです。


つぎつぎとお屋敷の壁が続きます。大半は企業の保養施設になっているようです。

松の大木

こちらは滄浪閣(そうろうかく)という中華料理店だった場所。
元は伊藤博文邸です。今は閉鎖中。

老人ホームになるらしいです。時代の流れです。そもそも東海道が現役だった時代には、ここはいったいなんだったんでしょうか?

松並木が途絶えても、道は西へ続きます。

ここで海へ出ようと思います。

小道の向こうに海が見えます

下に走るのは西湘バイパス

自動車専用道路の脇にサイクリングロードが続きます。

その下をくぐり大磯の海岸へ

太陽はすでに箱根の山の向こう側です

しばらく海岸を歩いていきます。
きっと昔の旅人もたまには海岸を歩いたんじゃないかな。


「お山が火事だよ」とハイジが言ったような夕焼けです。

ちょっと気取って自分の足跡と記念撮影。


ここいらで東海道に戻ります。

血洗川??生々しい名前ですね。

前方右手が旧三井邸の城山公園。前方左手は吉田茂邸。


吉田邸入り口

富士の夕景。富士山がだんだん大きくなってきた気がします。


あたりはすっかり夜になりました。家路を急ぐ車で渋滞ぎみ。


川から海を臨みます。風景がなんとなくイーグルスのホテルカリフォルニアのジャケットに似ています。ホテルはカリフォルニアではなく大磯プリンスです。


このあたりから渋滞がひどく、再びマスク着用。


ドンド焼きの準備でしょうかね。

大磯プリンスと大磯ロングビーチ。
そういえば旧吉田茂邸もかつては西武グループの所有でした。(現在は県有)


左手が国道一号。なぜか右にも平行して道が。こちらが旧道でしょうか。町の明かりがかなり暗いです。まだ5時台なのに。

妙な美容室。入り口といいつつ裏庭へ誘導されるようです。


神社が一番明るいですね、このあたりで。


闇に浮かぶは青果市場です。

そして目立つ河野太郎の看板。

やっと二ノ宮駅に着きましたが、もう一駅いきます。

疲れた体にお茶と羊羹。昔からの伝統です。
それにしても現代の街道歩きはコンビニ巡りのようです。栄養補給もトイレでもお世話にまります。コンビニ出現以前はトイレはどうしてたんでしょうかね??

自画像。暗いけどまだ5時代。日が短すぎです。
日没後は急に寒くなりました。


東海道沿いに多い自動車整備。なぜか多いです。

そろそろ疲れがきてますが、バスがあるとリタイヤも安心です。


夜道は続くよどこまでも~~


今日ほぼ唯一の裏道です

そしてここは日本橋から18番目の一里塚。

あっという間に国道へ。

やっと小田原市に入ります

ひじき屋さんです。


町の暗さと対象的に車がひっきりなしに走ります。

77km


なんのマークだろう??

東海道沿いには石屋さんも多いですね。

左手は海が広がります。


のんきに定休日なんていってる場合じゃないよ。あいてたら食べてたのに。

そろそろ本日の終点、国府津駅。


15241歩。万歩計を一部で変な向きでつけていたので歩数は少なめに出ています。次回はここからです。

駅前ローターリーに看板。どんな乱れた横断してるんでしょうかね、地元の方は。


JRで2駅10分の距離を歩いてきました。やはり電車は偉大だ。
後編はここから小田原へ向かいますよ。

大磯~小田原 前編

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