2017/02/26

北紀行 Day3:列車でGO


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早朝である。舗装路に金属板がすれるような音がで目覚めた。


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夜のうちにまた雪が降りつもり、早朝から除雪していた音だった。慣れないもので起きてしまった

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前の道路は国道なので、結構派手に除雪中。


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そうこうしているうちに夜が明けた


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朝食は6時半からなので、そろそろ行くか。本日は20627歩から


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ホテルの朝食へ。ちなみに朝食は無料でした


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ホテルのレストランでバイキングです

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バイキングですが、ひかえめに

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一旦部屋に戻り、本日の行動計画。友人Iは朝4時から釧路方面に鉄道の写真を撮りに出かけたようだ。僕は流氷次第だが、、紋別の流氷観測船ガンリンコ号は流氷なしだそうです。釧路のオーロラ号はまだ営業開始前なので不明だが、どうも流氷は沖合へ流れて行ってしまったらしい。

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さて、だからってホテルにいるわけにはいかないので出かけます

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連泊なので後で帰りますよ。連泊で部屋清掃なしでタオル交換のみにしたら、ドリンクかポンタポイントくれました。いいよね、そうのほうが

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徒歩5分の駅へ

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雪の下はつるっつるじゃん

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気をつけて歩かないとね

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晴天の北見駅は一昨日とは違って見えますな

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よくある列車が到着する頃までホームに入れないスタイル。列車少ないもんね

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10分ほど前に改札開始です。

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なんだかんだいって、やっぱり駅に来ないと遠く来た気がしないよね

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北見の名所が。上の2つは行ったね

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のる普通列車が来ました。背後の跨線橋が、初日に列車を撮った場所です

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乗車しました。何とも懐かしい色のシート。ちょっと前まで、みんなこれだったよな


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ディーゼル車は白銀の世界を走ります


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やがて町を抜け、峠越え

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石北線を網走へ


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空港のある『め』まんべつ駅です。でも空港は隣接はしてませんのでご注意を



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そして網走湖畔を走り

 


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網走~~


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ここでこの列車は終点。さて、ここでこの後どうするかを最終決定します




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落ちたら危険なつららだらけ



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札幌行きの特急が発車を待ってました

 

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風が吹くと粉雪なので舞います

 

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プランA:知床斜里を経由して釧路まで列車に乗って行く。釧路で友人Iと合流して、あとはIの予定に付き合う



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プランB:網走で流氷が見られるなら網走で1日。網走監獄へ行ったり、

 

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ここでもう一度ワカサギだって釣れるしが、、、


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肝心の流氷観光船が海上遊覧。つまり流氷は見られないただのクルーズ。流氷は10kmより沖まで流されて行ってしまったようです。プランBはなしだ。


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プランAの快速知床に乗って釧路へ行きます。後輩Ⅰにそう連絡を入れる



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され、発車までまだ1時間以上あるので散歩でもするか



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網走駅を出ようと思ったら

 

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小粋な顔ハメがあったので、しらないおっさんに怪訝な顔をされながらも撮ってもらう

 

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う~~ん、、真冬に歩いて1時間散歩しても、どこにも行けなそうなので却下だな

 

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駅前で時間をつぶそう、、、、とおもってもビジネスホテルとすき家ぐらいしかないし、、、

 

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国道沿いに歩いたところで、とくに何も開いてない

 

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駅横ローソンに立ち寄ってから、、

 

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仕方なく駅に戻ることにする

 

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さっきの写真がいまいちなので、自撮りしなおす。またしても知らない人々に妙な顔で見られるが、いい意味で旅の恥は掻き捨てで

 

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最近みかけなくなった白ポストが監獄顔ハメ看板のの裏にありました。「有害図書なんか読んだら、監獄行きだぞ!」ってこと?

 

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快速知床が入線していました

 

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鉄道通のⅠが言うには、混むので早く並らばなと窓際なんかに座れないぞと

 

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そしてこの先昼飯の確保が困難と思われるので、ちょっと早いがここで調達

 

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待合室で待つこと30分、、、

 

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人が並び始めたので、ボクも並びます

 

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わりと早目に釧路行きに乗れました

 

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やっぱり北海道は冬だね。でも昔ながらのオレンジ色じゃないのが残念と言えば残念

 

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極寒で働いてるって感じだ

 

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乗車直後、すでに窓側は満席。進行方向左が海と知床が見える側で人気です。発車の頃にはほぼ満席

 

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ほどなくして海辺の北浜駅で急に人が増えることに

 

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どっと下りて、ドット乗る。立ち人も

 

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正面に見えるのは斜里岳かな

 

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ちょっとちょっと、何とお得な切符が。でも期間限定、年齢限定、会員限定

 

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最前部には保線の人が乗り込んでいます。倒木などを監視しているのでしょうかね。そして大人気

 

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こういう写真を狙っているようです。僕も便乗

 

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ふと海に目をやると、ちらほらと流氷が

 

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知床に近づくにつれ、流氷が増えます。風に流された氷は、知床半島にたまるようです

 

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知床半島の入り口、知床斜里で多くの人が下車

 

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すれ違い待ち~~

 

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こちらと同じ快速しれとこでした。あちらは1両、こちらは2両。そんなものです

 

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空いたとは言いましたが、それでもほぼ満席

 

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ここいらで昼飯に。今は季節じゃないらしいですが、カニいくら丼

 

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駅弁を駅で買って車内で食う。いいっすよね~~

 

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保線の人が中央に移動

 

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かなり真剣に前方を注視しています

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峠を越えるので、障害物も多いのでしょうか。除雪もちょっと不安な感じ

 

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やげて列車は峠のトンネルを抜けて、分水嶺を太平洋側へ

 

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友人Iが標茶駅で下車しろと言うので、ここで降りました

 

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でもこの混雑具合。どうなってんだよ、こんな半端な駅で

 

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どうも混雑の原因はこいつらしい。

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SL湿原号!しかも運転最終日!

 

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でもSLじゃないじゃん。どうもSLは故障してディーゼルカ機関車なんだそうで、それがまた珍しくて大人気とか。鉄道ファンの心理はよくわからなんな


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下車してきたところを後輩Ⅰに撮られてました



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標茶駅前はゆるキャラがおどってたり、テントで出店も

 

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ひなびた途中駅での下車を期待してたので、ゴメン興ざめ

 

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Ⅰのレンタカーに拾われました。ここからは彼の撮影に付き合います。

 

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Iは朝4時から何か珍しい列車を撮ってるそうだ

 

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路肩に数台の車とカメラマンがいたのでみると、タンチョウだ

 

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こういう場所だとより絵になるんだな。北海道のカメラマンは鉄道と動物と風景は撮りまくりだな

 

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それにしても道がきれいになったものだ

 

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大学の頃に来た時は主要国道をそれると、国道なのに未舗装とかあったもんな

 

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それにしても広い

 

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お!またツルか!?

 

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とおもったらカモメだった。海が近いという事でしょうか

 

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厚岸を過ぎたあたりでⅠは車を停めてた。ここでその珍しい列車を撮るのかと思いきや、、、、

 

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やつは山中に消えていった。俯瞰で撮りたいのだそうです。でも僕はそこまで追う気はございませんので、また後程。

 

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ここは原野なのか、それとも湿地なのか、、、残された僕は道沿いから撮ることに

 

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この白銀の平原の真ん中を、線路が横切っている。

 

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ふと背後で枝の折れる音が。友人Ⅰかと思ったら、、、

 

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鹿さんでした

 

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ヤツもその列車とやらを見る気か??

 

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これはトンビだな。ヤツもその列車とかを見る気か?

 

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動物たちも夢中なら、そいつを撮るか。鉄道写真に特に思い入れはないけどあまりにもいいロケーションなので、俺も真剣にアングルを考える。ここだと真正面だから少し動こう

 

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この小さな鉄橋は絵になるな、、、などと試行錯誤

 

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ふと遠くを超望遠で覗くと、来たよ。その珍しい列車とやらが

 

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雪煙をあげてせまってくるのは、昔の国鉄時代の色に塗られた普通列車

 

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この線に運行するのは珍しいのだそうです

 

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かっこいいじゃないですか、、

 

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鉄道専門の人にはいろいろ言われそうだけど、おれ人物写真専門のプロだから

 

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これで十分満足だわ

 

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でもまあ動くものだから、あっという間に行っちゃう

 

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さよーならーーー

 

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そしてまた雪原に静けさが

 

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狐だか兎だかの足跡

 

 

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上に上がった方のカメラマン

 

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こんな上

 

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こんな上の方。落ちるなよ~~

 

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降りてきたⅠは次に急ぎます。って、まだ撮るんか??

 

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時刻を読み、運行してくる車両を読み、そして撮影場所を考える。それがあっての写真なんですな

 

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厚岸湾よさようなら。出来ればここらにもう少しいたかったが、、

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沖には妙な島が。無人島で大黒島だそうだ

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目的地に向かいます

 

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車道の終わりから、歩きます

 

 

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おお絶景

 

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雌阿寒岳と線路。ここに列車が来るのを待ちます、、

 

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が!!ここでⅠが致命的なミスに気付く。1時間勘違いしてたそうです。田舎だから、もう当分列車こない~~~~

 

 

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この後の撮影予定も1時間勘違い。ダメダメですが、所詮はローカル線。車で追いかけます

 

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まさかの鳥注意の看板。ツルだね。初めて見た。ついでにこの後、ネズミ取りを目撃したので、スピード注意です

 

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車は先行する根室本線の列車を追います

 

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追いつくのは浦幌辺りか

 

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北海道の道路って、英語で案内が出てました。外国からの観光客の事故が多いのでしょうか

 

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でも日が落ちてゆく

 

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日没と時刻との戦いです

 

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Ⅰの予想では、この先の厚内あたりの峠で列車は速度を落とす。そこがチャンスだそうです

 

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でもね~~<太陽もうすぐおちるぞ

 

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夜が来るぞ~~

 

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北海道の夜は暗いぞ~~~

 

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あ、いた。上厚内駅停車中です

 

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この駅はもう数日で廃止なのだそうです

 

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1日平均乗降者数0人だそうですが、、、

 

 

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何か今日はやけにいるね

 

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と、そういう駅だと言ってるⅠですが、車は止めてくれません。この列車を撮影するのが目的です

 

 

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日没後で、もはやあまり選んでられないので跨線橋から

 

 

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しかも金網の間にレンズを突っ込んで。なので一眼ではなく、レンズの小さなコンパクトカメラで

 

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門外漢的には自分の写真に満足。昔の塗装と言うのがボク的には風情を感じました。

 

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とらえず満足の私

 

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列車に追いついて、満足ではないけど後味は悪くないⅠ



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さ、北見に帰ろうかね

 

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帰路、スーパーおおぞらが走っていきました

 

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さあ急がねば。なにせレンタカー屋が7時でしまるので

 

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薄暮の時に走り抜けたこの谷間、

 

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実に美しかった。止めて写真を撮りたかったが、急いでいるので無理

 

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この時の景色、最高でした

 

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やがて闇がやってきます

 

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「ガソリンもたないな~~」とIが言う

一難去ってまた一難。なんてったって主要道を離れた日曜の北海道です。ガス欠立往生だってありえるし、氷点下20度でビバークなんて嫌だ

 

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陸別のホクレンスタンドに営業終了5分前に駆け込みセーフ

 

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そして20分遅れでレンタカー店へ滑り込む。これは実はアウトだけど、電話を入れて待ってもらった。すんませんでした。(って、遅れたのはIの都合だが)

 

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路面ギンギン凍結の北見市内。何度も滑りそうになる。今日は運が悪い日だから、最後まで気をつけないとな

 

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そしてこちらも遅刻してⅠの家族と合流。北見最後の夜は名物の焼き肉へ

 

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ご機嫌ななめどころか垂直の後輩Sと腹を空かしたムーちゃん

 

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とりあえずのセット。牛タンあるじゃん(^o^)丿



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北見は肉が名物なんだとか。ホルモン系も普段は苦手で食べないけど、Sが「北見のは違う。おいしい」とすすめるので食べてみた。たしかに美味い。手前で取り分けてるのも名物の『めどん』。目玉焼き丼

 

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腹が減ってもう限界のムーかyん。ごめんな。

 

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やがて腹が膨れると落ち着く。子供は単純。男も単純。女性は、、、しらん。でもいろいろありがとうね。たのしかったぜ。

 

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ながい一日はこうして終わった。滅多に捕らないマジな鉄道写真など撮って、これをきっかけにはまる、、、、という事はない。僕は写真好きで旅好きだが、乗り物全般好きなのだ。それも乗るのが好き、移動するのが好き。明日は砕氷船に乗りたいのだ。問題は、、砕氷するかどうか

 

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歩数は7360歩だったけど、列車と車で500km移動して元の場所へ帰った日でした。

あすこそは沿岸に戻ってこいよ、流氷ども



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