2010/12/08

東海道53次 原から吉原まで(14次目)

久々ですが、東海道を先ヘ進めましょうか。前回は6月だったか。

動機はコンパクトカメラを新調したので、そのテストがしたかったです。それに初期不良もあったら見つけたい。

そういう信頼性を確保していないカメラのため、今回は予備機も持参。こちらも数ヶ月前に新調した防水カメラ。

今日は実家発なので東海道線で原駅へ2時間ほどの旅。JR東日本とJR東海をまたぐので直通はありません。まずは熱海へ。

行楽っぽいおじさんが激写モード。風景撮りまくり。負けてられません。


箱根路はあの山並みの奥を通ります。歩いた区間だけにしみじみ観ちゃいます。

あたみ~~~。ここでJR東海の列車に乗り換えます

待っていたのは沼津行き。原には行きません。たった3駅で終点。

丹那トンネル通過~。古い長いトンネルです。

トンネルの向こうは富士山の麓の街です。さわやかな天気だ~。

さわやかさにひたってたら、さわやかじゃないメール。架空請求詐欺メールです。通報!

さて沼津到着。ここでこの先へ行く電車に乗り換えます

ホームも変わります。不便。


これこれ。さらに先へ。

電車の顔も関東じゃ見ないですね

そんなこんなで原駅着。富士山も見えてます


駅の案内は東海道53次です

ここは6月に来たのでわかってます。直進です。

そう言えば昼なのに平日だからかメシ屋がない。

駅の真ん前のラーメン屋に入っておけば良かった。道中で入りましょう。

さてここが東海道。ここで1671歩からスタート。

腹減って不機嫌

蔵はあるけどメシ屋無し

相変わらず狭いのに車多し

そして延々と真っ直ぐな道。むかっと来るな、腹が減ってると。

ここで宿場が終わりだそうです。

表から裏へ伸びる道。いい感じです

富士山だけは見放題。

あの山頂に登ったんだよね~、まあ5合目まで車だったけど

住宅の奥に何か店を発見。あいてる気配だったけど、食料品店。食べ物なし!

犬にほえられながら裏道を行きます。富士山が少しだけみえてました。

富士山より食べ物~。ぬか喜びしただけに、、腹減った。

砂漠のオアシス発見。結局ローソンでおにぎり一個と鳥唐揚げでつなぎます。

遠くに見える富士山と放水路。ここらは海の堤防で守られている低地らしいです

おや、、さぎ?

道はあいもかわらず真っ直ぐ

一里塚跡。一里塚ってのこってないよね~

歩道ってのがあるにはあるんだけど、基本は側溝の蓋の上なので、けっこう歩きにくいです

すぐ南には海があるはず

東海道線と並走中

旧街道にサンタ発見

浅間神社がありました。

富士をバックに、贅沢だ~。道中の無事を祈願。
「ちゃんと昼飯が食えますように」


お!Pの下にモスバーガーのマーク

カインズホーム発見!

近くに見えたが遠い。徒歩の入り口は何処?

入口どこよ~

すぐ隣は畑。こういう懐かしい風景もありますが、、

巨大なホームセンターを半周してやっと入り口に

逆はこんな。なんと贅沢なホームセンターだ

頼まれてたものついでに買っちゃったよ。歩くのに。

さてやっと温かい飯にたどり着いた

店内でみつけた東海道五十三次チャレンジのちらし。ロボットは僕がさぼっている間に京都に着いちゃった。僕はゆっくりね、ゆっくり。

ミネストローネとコーラー

あと和風のライスサンド

まだ6000歩代なのに、2時半。日が短いのにやばいじゃん

先を急ぎます

再びカインズホームを半周して、

富士を背にして

旧街道へ戻ります

ここで不条理を感じた看板。パパの散髪が1260円なのにペットのポチのトリミングは2500円。あれ??

戻りました

ここから早足であるきます。

実は今日はあたたかいので、いやはや厚いジャケットがつらい

おやおや、線路にくっついちゃいました。

踏切です。単調な道だと、踏み切り一つがありがたい

この先に江戸があります

東京駅まで136KM。まだそれだけ?
いやいやそんなに歩いた?

線路を越えても一本道

富士市に入りました

そろそろ疲れてきました。とぼとぼ感が見えますか?

ここで海側の道に合流。一気に大型車がバンバン走ります

カキも煙たそう

道のかなたには煙突が。東田子の浦駅付近。原からやっと一駅

ここは間宿だったそうです。宿場以外にも宿はありましたそうです

放水路の堰。あの向こうが海なんです。

こんな感じ。低いので高潮などの影響を受けないようにある施設ですが、江戸時代は直で田子の浦がみえたんだろう

富士山は相変わらず右手で絶好調

まじつかれた。交通量の多い道沿いはしんどいです。それに、、暑い!でも脱ぐと持てない。

飽きたので海へ

あれ?行き止まり。

右に垣根沿いを行くことに

松林を抜けた向こうに高い堤防が

出た!海だ!

あのビルがあるところが沼津です。ここまで6カ月だよ、さぼってたから

季節はずれのプールと富士山。なんか作り物の富士とアトラクションに見えますね

さてさて京はあちらだ

たまにはセルフタイマーで。このカメラいいんじゃない?気に入りました。

松の間に富士が

さて、日没が近いのでガンガン進みます

一万歩って結構あるんですよね。

もうこれでもかこれでもかって富士山です

高台からの眺め

そして再び東海道へ。トラック軍団は新道へいっちゃったのでさみしいです

そして煙突が迫ってきました

線路の向こうは工場街

でもここは旧街道

見上げるとモクモクと煙突が煙を上げています。製紙業の工場

見下ろすと棒のような脚。つかれたぜ。

まもなく吉原駅

ここで再び線路を渡ります

入標確認ヨシ!ってどういうこと??

古い時計屋さん

あ~、日が沈んでゆく。あと30分で吉原宿に着くかな??

実は吉原宿は何度か移動しているそうです。そしてはじめは駅の辺り

津波が移動の原因らしいのが、よくわかる風景。

よしの原があって、吉原、、かな?

妙に工業地帯になりました

でもあの松は東海道のシンボル

ほらね。

そして送電線は工業のシンボルなのか

うれしいところでサークルK。おしっこしたかったんだよね

ここで大福などで栄養補給

ここのほんの少し、新道の横を歩きます。怖い。

上は現代の大動脈、東名高速。右手は同じく大動脈の東海道新幹線

さっきの吉原駅周辺と違って、時代は高速時代なんですな

ガードをくぐると旧街道は脇へそれます。石屋さん

急にのどかになりました

富士山にはまだ日があたってますね

ここが東海道で数少ない左富士の名所だそうです


神社もありますが、、

左富士神社

惜しむべきは住宅と工場で左の富士があまりよく見えません

見える場所を探して、こんな感じ。

ここが広重の描いたあたりだとか

ちいさな左富士の公園

そしてやがて吉原へ

吉原と言っても落語に出てくる吉原遊郭じゃないですよ。あれは浅草の裏の方。念のため。でも宿場には廓がつきものでしたけどね。その名残り??

ここで平家超の橋をわたって、いよいよ遠くに街が

日が暮れてきましたが、どうにか吉原宿にたどり着けそうだ

日没で今日は富士山ともお別れ

逆の空は夕焼け

東木戸をくぐって吉原宿へ

岳南鉄道の吉原本町駅で踏切を越えます。

アーケードに入りました

本陣の場所などが書いてありました。

もう少し進みましょう。この先の吉原中央駅まで行こうと思います

よくわからないのですが、スルガ銀行がある場所は本陣が近い気がします

大々的に書いてある巡回バスなのですが、、、、1日3往復って。

ここでアーケードが切れちゃいます

旧街道は通り過ぎたみたい。結局本陣わからず。次回の課題です

吉原中央駅到着。ついてみれば駅と言ってもバスターミナル

20512歩。この直後、なぜか足が動かなくなり、しばし休憩&ストレッチで復活。弱いな~

とりあえずタクシーで駅へ

先ほどの岳南鉄道の吉原本町駅

まさかの硬券

おーきたきた

揺られてJRの吉原駅へ

こんなワンマンの1両編成

あちらがJR

有人改札ってのも懐かしい

ほどなく熱海行きが滑り込んできたのが飛び乗ります

疲れて寝てたら熱海でした

ここからは眠れません。寝ちゃうと実家の駅を過ぎちゃう

必死に起きて実家の駅

辻堂、広くなったね

北口の再開発で新しいショッピングセンターができてました

こっちら旧市街、南口。なんだか新旧の対比が旧東海道と新道みたい。ちなみにここでは旧東海道は再開発地区のほうです!順番順番で再開発するからね

本日の歩数22967歩。うち東海道は18841歩。
日本橋からの累計は246,776歩です。吉原まで在来線だと東京から片道3時間。もう新幹線しかないね。約14kmのお散歩でした。

左富士by広重



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