また１週間で帰ってきました東海道。今日も強風のためサーフィンができず、歩くことにしました。ここ国府津駅には電車区（車庫）があります。その関係でしょうか、小さな駅には不似合いな校舎みたいな駅舎です。
国府津は御殿場線の始発駅。昔は東海道線は今の御殿場線を経由していました。ここ重要です。あとで出ます。
前回の終点、駅前の交差点からスタートです
今日は晴れていて温暖。でも海が近くて風が強く、そして日陰は寒い。温度調節が難しい日です。
路地の向こうに海が少し見えます
ここまでの神奈中バスにくわえて、富士急と箱根登山のバス停が。確実に関東が終わりに近づいています。エリアが変わりますね。
またしても排気ガス対策のマスク着用です。
カモたちがくつろぐ川の向こうには
バイパスの影になって見えない、海岸が見えます。
マンホールが城下町仕様
ここの一里塚はバス停にしか痕跡がありません。
海へ出てみます
突き当たりはバイパス。そしてたぶん昔の防波堤。
切れ目から浜へ出ると、生徒たちが海岸を歩いて帰宅中
遠くに伊豆半島がかすんでいます。
ここにも松並木
犬小屋の建て替え中なのかな?
再び国道１号へもどります
松にはプレートが。松食い虫対策のプレートでした。
営業していないみあげものや。でも小田原は近いね。
８１ｋｍ来ました。（正確には歩行距離は違います）
酒匂川の手前に「シカに注意」の看板。たぶん東海道最初のシカ注意看板です。
酒匂川
橋の欄干のレリーフ。昔は橋はなく、人足渡しでした。
橋から見る足柄の山並み。
河口に群れる水鳥たち。自然がどんどん濃くなります。
こんなにいるんですよ。
おれ、おれ、
松の巨木。お寺のものですが、たぶん江戸時代からの木でしょうね。
道は相変わらずこんな感じ。
そしてこの山王川を渡ると、、
いよいよ小田原の宿場へ入ります。
河野家の地盤も息子から父の地盤に変わっていました。
小田原だ！
江戸見付跡
唐人町
現代の茶屋コンビニで甘酒を入手。そういえば国府津から小田原までコンビニがなかった気がします。なんでだ？
さてさて小田原はただの宿場町ではありません。ここはれっきとした城下町。それだけに町が格子状に発達しています。
歩道橋より駅方面を眺めます。ここで東海道を離れ小田原を少しぶらつきます。
だるまやさんという老舗料理屋さん。でも創業はは明治だそうです。
城下町というからには城があるわけです。お堀沿いを行きます。
今回は本陣付近ではなく、あえてお城付近で歩数を見ます。9570歩。たいして歩いてませんね。
橋の向こうに少しだけ見える天守閣は再建されたものです。
小田原城を後にします。
昔から思うんですけど、この手のキャベツの植え込みはきれいなのか？おいしいかもしれないけどね。僕には今一つわからないところです。
街道筋に戻ってきました。このあたりが本陣跡です。先へ進みます。
みあげものやが並びます。
こちらは由緒ありそうな薬屋さん。
そして元祖「ういろう」屋です。外郎と書きます。ういろうには菓子と薬がありまして、薬が元々のういろうだそうで、菓子は薬の口直しだったそうです。ここから菓子のういろうは広まりました。ほーーー。
店の外観はお城風。そしてこの前が箱根駅伝の４区から5区への中継地点。4区は平塚の花水川河口から来るんですが、長いと思っちゃいけません。箱根駅伝で一番短い区間です。記録は55分０４秒。え～～と、僕は3日がかりですかね。
そして5区はここから峠を越えて箱根関所まで一気に駆け上がります。２３．４ｋｍ、峠の標高は８６４ｍ。最速記録は 1時間17分18秒です。参考までにバスで行くとすると１時間１０分です。バス並みですぜ。
さて、ここで一番最初の話を思い出していただきたい。昔は東海道線は御殿場回りだったんです。そして小田原へは別の鉄道が走っていました。それが今の箱根登山鉄道です。さらにここからは人が押して走った列車が熱海方面へ走っていました。
箱根登山鉄道は120周年だそうです。大したもんです。
板橋見附で旧道は脇道へ。
毎度毎度石屋さんの店頭には感心します。こちらには石のポストまで。
すごくおいしそうな豆腐屋さん。
ふるい街並みが残ります
再び道は国道1号へ
遠くに見えるは双子山。あの左手を東海道は登ります
小田急線に乗ればここまで90分。江戸時代は3日ぐらいかな。僕の足だと、、、、9日、、、
ここで踏切を渡り、
再び旧道へ
こんな感じの住宅地です
ん、幻か？はやてのように脇を何かが走って行った。箱根駅伝の選手？？
今度は2人で下ってきた。早くも来年に向けてのトレーニングですか？？まじ？
古い街並みです。旧街道ですね。国道と違ってなごみます。こういうところを歩きたいんです。
そして日没のため今日はここまで。風祭駅です。
１３９９５歩。やや余裕を残して終了。14：40から歩き始めて１７：１０分。2時間半の小さな旅でした。
（小田原からは４４２５歩）
今日はここで友人と落ち合い、温泉へ入ってきます。
この先は次回。
おまけ：「運動して温泉入ったの後のビールは旨いね！」
（本当は下戸なので舐めただけです）
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